資料を読む 子どもの本がおもしろい㉝「自然科学読み物生き物のちえ① 助け合う生き物の話」伊藤年一文 学研
自然科学読み物生き物のちえシリーズの5巻のうちの1巻目
目次
水の生き物(クマノミとイソギンチャク
ダテハゼとテッポウエビ
ヤドカリとイソギンチャク
マンボウとカモメ
カクレエビと魚とスナイソギンチャク)
動物と鳥(ウシツツキとサイ
ラーテルとミツオシエ
クジラとハイイロヒレアシシギ)
動物(ウシと原生動物
シママングースとイボイノシシ)
こん虫(クロオオアリとクロシジミ
クロオオアリとアブラムシ
ハキリアリとキノコ)
クマノミとイソギンチャクで、国語の教科書と比べ読みができるかもいうのが広告文にあった。
注目したのはこん虫(クロオオアリとクロシジミ)
クロシジミはクロオオアリと共生するシジミチョウのなかま。
現在、絶滅危惧種に指定されている。
現在、絶滅危惧種に指定されている。
草に産みつけられた卵からふ化した幼虫は、アブラムシの分泌物をなめて大きくなる。クロオオアリも見張りを兼ねてエサあたえたり守ったりして地上で成長させる。
3れいになるとクロオオアリによって巣に運ばれ、クロオオアリと同居生活をするようになる。 巣ではクロオオアリに口移しでエサをもらいながら成長する。
3れいになるとクロオオアリによって巣に運ばれ、クロオオアリと同居生活をするようになる。 巣ではクロオオアリに口移しでエサをもらいながら成長する。
ほとんど見られないチョウだが、ヤマトシジミやルリシジミはアリに蜜を与えて守ってもらう幼虫であることが紹介されている。
内容は面白い。身近で観察できる生き物を載せてあるともっとよいのだが、
春になるとゆっくり観察してみよう。
春になるとゆっくり観察してみよう。
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