野生生物を調査研究する会活動記録

特定非営利活動法人 野生生物を調査研究する会の会員による活動記録です。

兵庫県の川の上流から中流で見ることのできる水生昆虫(3)

2023-06-06 | 兵庫の自然

兵庫県の川の上流から中流で見ることのできる水生昆虫(3)

昨今の雨の量は降りだすと半端じゃないことが多くなった。先日の雨でも近畿の河川での被害のニュースが届く。これからの季節、川の観察や川遊びはとても楽しい時期。でも、増水すると川はとても危険な場所になり、過去にも六甲山系の河川で親子が事故にあっている。川での活動は天気や川の様子に注意が必要だ。

へビトンポ

上流で流れの速い瀬に生息。体側のヒモ 伏突起とその付け根の房伏のエラが特徴。

 

ウルマーシマトピケラ

上流から中流の流れが遅い場所に生息。単眼が2つあるのが特徴。

 

コガタシマトビケラ

中流の瀬に生息。ウルマーシマトビケラに比べて細い。詳細は顕微鏡での観察が必要。

 

オオシマトピケラ

中流の瀬に生息。頭部の前面部に平らなところがある。

 

アカマダラカゲロウ

主に中流に分市する。 中央に3本の縦線が あるのが特徴。尾は3本

 

グマガトピケラ

中流部の流れが緩い場所に生息。 石粒で出来た筒をもつ