Natural Mystic ~ナチュラルミスティック~

There's a natural mystic blowing through the air

十二の月の物語

2009-12-12 20:08:09 | Weblog
 去年のウシノクソ役から1年、今年の劇遊びは『十二の月の物語』とのこと。何のことかよく分からなかったが見にいく。おかしな事に会場は例年より父兄が少ない。...というかガラガラである。訊けば新型インフルエンザ、おたふくの流行のため保育園側が配慮し、対象となる父兄のみの参観となったらしい。

 さて、ストーリーはというと何のことはないロシア童話の『森は生きている』であった。役柄は長男は3月の神様。次男は2月の神様であった。ところが二人の衣装はマントを纏っているため、私には神様というよりも『仮面ライダー』に登場する『死神博士』にしか見えなかった。

 劇が終わると園庭に集合となった。来年卒園のため一人一人がその衣装でビデオカメラの前でインタビューがあるらしかった。


 
 インタビューの様子を見、次男を呼び寄せひそひそ話をする。しばらくして、にやけた顔でカメラの前に行った次男はお約束のように訊かれた。
 
「お名前は...?」
 
ヤツは言い放った。

「しにがみはかせです!」

周りの親共は笑っていた...。

その後、自分の名前を言い直したヤツに更に質問があった。ここからは全く入れ知恵はない。

「小学校に入ったら何がしたいですか...。」

「さんすうです!」

「大人になったら何になりたいですか?」

「...しにがみはかせ。」

ヤツは本気でショッカーの大幹部になるつもりなのであろうか...。