働き盛り夫婦で世界一周旅行

30代後半で世界一周旅行。いい年して文無しで帰国した2年後、子供を授かる。そして2012年ジャカルタへの赴任辞令が。

とうとうやられちゃいました!

2007-02-16 13:03:26 | 南米

3,4時間だけ睡眠をとり、朝8時にはブエノスのホテルを出て昼11時頃に、一路サンチャゴの空港へ飛びました。


今夜11時発のNZオークランド行きのキャンセル待ちをする、カンタス航空のカウンターは午後7時半にならないとオープンせず、それまで空港で待機することになってしまいました。


連日の疲れも多少ありましたが、やはり南米でも最も安全な国と言われているチリで、しかも明日にはオセアニアと言う安心感が、私たちにすきを与えていたことは間違いありません。


午後6時にはカウンター前に陣取りオープンするのを待ち、キャンセル待ちの1番に名前を入れてもらうことが出来ましたが、今度は10時まで待って、乗れるかどうか確認しに来るようにとのことでした。


空港に到着して、結局10時間も待ち続けなくてはいけませんでした。


軽く夕飯を取り、指示された時刻よりも30分ほど早い9時半頃に再度カウンターへ私が聞きに行きましたが、まだ早いとあっさり断られカウンター前の通路で待っていた夫のところに戻ると同時くらいに二人組みの中年の白人に話しかけられました。


今思えばの結果論ですが、聞かれた内容があきらかにおかしかったのですが、そのときは疑う余地も無くまじめに答えていました。


この間数十秒、気がついたときにはキャリアーの上においていたバックが消えていました。<o:p></o:p>


カンタスのカウンターへ私が確認に行ったとき、普段なら肌身離さず肩から斜め掛けしていたショルダーバックですがこの日は朝から、夫が押していたスーツケース二つを載せたキャリアーの一番上に載せたり、自分で持ったりしてしまっていたのでした。


私が二人組みに声をかけられているとき、通路ぎりぎりに停めていたキャリアーの横を通った男の人が、バックを盗って行ったに違いなく、そのとき夫も不審に思い、キャリアーの上を確認したそうですが、バックは私が持っているものと勘違いしてしまったそうです。


1,2分後、バックが無いことに気がついたときには、すでに当然犯人の姿は無く、大声で異常を伝え、空港警備員やら警察が来て犯人を捜してくれましたが、結局は何も見つかりませんでした。


バックにはパスポート、航空券、カメラなど、現金以外の盗られてはいけない貴重品がすべて入っていました。しかも、一番盗られてたく無い「旅の出会い帳」やもらった名刺などのお金ではもう絶対買うことが出来ない思い出の品まで・・・。


二人ともショックで吐きそうでした。油断大敵、ここまでここ南米を無事に過ごせたことが不思議です。


今思えば、何度も今日のようなことは起きてもおかしくなかったようにさえ思えます。何処からどう見ても外国人という私たちに、何度と無くいろいろなことをいろいろな場所で聞かれてきました。その度になんで私たちに聞くの?と二人でいつも話していたほどです。超楽観的な私は、人が良さそうな顔してるに違いない!などと軽視していました。ほんとおばかさんです。


もう今日から何を聞かれても知らん顔します。信じません。


まだまだ旅の途中のみなさんも、手遅れにならないうちに本当に気を引き締めて旅してください。相手はほんのわずかな隙も見逃してはくれません。


最後にお願いです。


もし、このブログを読んでいただいた、我が家のアドちゃんサイン帳にメッセージを書いてもらったあなた!ぜひメールのほうにご一報ください。最悪なことにこちらから連絡する術が無くなってしまいました。<o:p></o:p>


ぜひよろしくお願いいたします。



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2 コメント

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Unknown (あつし みさ)
2007-02-26 22:16:42
ガーン!!ショックです。
お二人の話を聞いてうちらも吐きそうになりました。
ひとまず、そちらにこれからメールします。
アドレス帳が一番しんどいです。
だって、二人は旅は出会いだからって言ってたから。
ほんとこちらも泣きそうです。
南米、本当に気をつけないとですね。
こちらも気をつけます。
お二人が元気にニュージーランドへ行けますよう。
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返信 (whota55)
2007-03-01 15:01:30
あつし&みさ さま→

メールもありがとうございました。
無事NZに到着しています。
しかし油断大敵ですね。
完全にチリについて油断していたので。
日々精進ですね。
旅は最後まで気を抜けないことを改めて感じました。
私たちの二の舞にならぬよう心して、そして楽しんでください。
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