サンチャゴ空港で盗難にあってからの5日間。
驚くほど全てが悪いほうにはまりました。
笑えるほど、はまった5日間での出来事をお知らせしておきます。
もうこの際、思いっきり笑ってやってください。
○戸籍謄本が要る?
海外でパスポートを紛失すると、当然再発行してもらわねば帰国も出来ませんが、この際日本から戸籍謄本を大使館宛にFAXしてもらわなければ、再発行に数週間の時間がかかるそうです。なんかおかしくありません?海外にいてどうやって謄本取りに市役所へ行けというのか?身内のいない人は万が一に備え、海外旅行はしないほうがいいかもしれませんね(冷笑)。
私たちは、国際免許証(オリジナル)、日本の運転免許証のコピー(本籍も記載されてる!)、パスポートのコピー、全て3点当然写真入を提示しましたが、日本から送られてくる謄本のFAXのほうが効力があるそうです。何で??FAXなんて偽造しようと思えばなんでもできちゃいますよ!皆さんどう思います???
○謄本のFAXが届いてない?
今回は私の弟に電話し、謄本をFAXしてくれるようにお願いしていましたが、間違いなく送信したと言う連絡があったので、数時間後大使館へ出向いてみると、
「まだ届いてないですねぇ~」と寂しく言われました。すぐに電話を借りて連絡しましたが、間違いなく送ったとのことで、我が家にはFAXが無いのと、近所のコンビニからは海外へFAX出来ないなどの理由で、すぐには送信できないと言われてしまいました。仕方なく謄本のFAXが到着するまで、他にしなければならない手続きをしておこうと思い、一旦大使館を出て、再度1時間ほどして戻ると、
「本部のほうに届いていたみたいです」と言われました。うちの弟がわざわざ私が知らせた番号以外に送ってくるはずは無く、もともと本部とやらのFAX番号を私に教えたのではないかと思われますが、いまだ真相はわかりません。
○滞在3ヶ月以上は罰金?
パスポートにツーリストカードも挟んでいたのですが、盗難にあった朝、アルゼンティンから空路チリに入国していたので、チリ入国はわずか数日。
なのに、ツーリストカードの再発行をしに行ったら、2階の警察で罰金を払えと言われたのです。はぁ?数日前にラン航空の何時の何便でブエノスから飛んできて盗難にあったというのに、入国管理局の履歴では11月に入国して以来、出国もされていないと言い切るではないですか!んなあほな?だったらラン航空に電話して確認してよ、と言ったものの散々待たされた2時間ほどあと、結局どう確認を取ったのか解らないですが、やっと開放されました。チリもかなりずさんな入国管理システムのようです。
○盗難証明書(調書)の間違え
夜10時少し前にスリにやられ、なんだかんだで最後、警察に調書を作成してもらい終わったのは深夜の1時過ぎ。朝早くからの空港待機のあげく、かなりの心労で疲れきっていました。一刻も早くホテルで落ち着きたいと思うのが先で、出来上がった調書を確認もせずに、警官を信じきってそのままホテルに向かいました。翌日前夜の調書を確認すると、なんと盗まれたバックの中身の内容が微妙に違っていました。これじゃ、当然保険会社は容赦してくれないだろうと思い、作成しなおしてもらうことに。大使館の方に、空港警察に電話してもらい、調書の変更をお願いしてもらうと、控えがそこにはなく確認作業に48時間以上かかると言われあきらめました。ところが、出発当日だめもとで空港警察に間違った調書を持って行くと、あっさりその場で書きかえてくれました。なんていいかげんな、警察もあまりあてにはならない国のようです!
○正体不明の虫に刺される
パスポート航空券の再発行に数日時間がかかるので、その間最初の2日間は精神的ダメージを回復させるためにも、少々クリーンで安心できる宿を紹介してもらいましたが、余りに高いので、3日目からはすぐ近くにあったペンション内藤に移りました。
その夜、顔や手のベットから出ている部分だけが、何かの虫にさされとても痒かったので、「蚊」だろうと思い、すぐに持っていた蚊取り線香をつけ、虫除けの薬も塗り、ベットに戻ろうと思い枕を見たら、スイカの種弱の虫が3匹も枕の上をはいつくばっていました。「ギャーォ%$#&X・・・」大声を上げたいところを必死で飲み込み、夫を起こし、枕ごと部屋の外の明るい場所にもって行き、虫の捕獲をしました。私たちは南京虫とやらを見たことは無かったので、翌日旅人みんなに聞いて見ました。刺された事がある子がいて、その形状から「南京虫だと思う」と言われましたが、果たしてその虫に刺されたのかどうかは解りません。もちろん翌日ベッドの消毒と部屋の掃除をしてもらいました。
消毒と言っても、その辺のお店で買ってきた殺虫剤をかけるだけで、完全に駆除できたとは到底思えなかったので、夫とベットを交換してもらいましたが、全然平気みたいでした。いつもそうで、部屋に蚊がいても、私ばかり刺され夫は平気な顔して寝ています。虫達は夫には興味が無いみたいです・・・(笑)
ちなみに私は軽傷でしたが、翌日同じ部屋に寝た女性は刺された部分が水ぶくれになり、かなりひどくなってしまったので、病院へ行くことになってしまいました。
もちろん内藤のオーナーにはこの件は説明済みですが、3人部屋は要注意です。
○無駄になったテレフォンカード
スリにあった夜、家にとりあえず連絡せねばと思い、あわてて空港内にあったテレフォンカードを自販機で20ドル分購入しました。
すぐにかけようと思いダイヤルしましたが、どうやら国内しか電話できないカードを買ってしまったようで、完全に無駄となってしまいました。(泣)
○再発行に一人約4万円?
私たちの持っていた世界一周航空券ワンワールド。ラン航空に行き、警察の調書なども見せ盗難にあったことも説明しましたが、再発行には一人約4万円弱もかかってしまいました。次のフライトの予約を入れていたのがラン航空だったので、ランに行ったのですが、どうもペナルティは会社によってさまざまなようです。
ランでは1区間の距離か金額に対してのペナルティ額が決められているようで、私たちが未使用だった6区間分の合計ペナルティ額が一人4万円弱でした。
当然手数料は取られる覚悟はしていたものの、あまりの額の多さに唖然としました。ならば6区間から半分の3区間にして、日本に帰るわと言うと、それはルート変更になるから別に変更料がかかると言うではないですか。いやルート変更ではなくこの3区間分だけ省いてくれたら帰国出来るから、と説明しましたがやはりだめでした。ハイハイ盗られた私たちが全てわるうございます。とにかく肌身離さず持ちましょう。
○ピザのハーフ&ハーフを頼んだら・・・!
ほぼ再発行などの手続きも終わりあとは無事空港で乗れることを祈るだけ、となったある日、小腹がすいたので街中で見つけたおいしそうなピザ屋さんに入りました。店員の女の子は英語が少し話せたので、少々無理を言って1枚のピザを半分ずつ違うものに出来るかどうか聞いてみました。(日本で言うハーフアンドハーフ)すると彼女「あぁわかった出来るわ、大丈夫よ」と快くオーダーを聞き入れてくれました。しばらくして、持って来てくれたのはなんと、確かにハーフ&ハーフ。しかし、一人1枚ずつ同じものが合計2枚。なぁるほど、そう取ったかぁ。絶対食べれる量ではなかったので、「多すぎて食べれないよ」と言うと、すんなり「ごめんなさい、そういうことだったの、もし食べれなければお持ち帰りにして!」と言われました。少しは考えろ、二人で半分ずつにするなんて、わざわざあんたに聞かなくたって出来るのわかるわ。
しかも彼女、自分の非を認めて謝ったにもかかわらず、無理やり持ち帰させるは、お金も取るわで完全にこっちの負け。もう全て裏目に出た5日間でした。
あぁしんどぉ~。
○そしてチリ出国、NZで両替しようと・・・
無事オークランドの空港に早朝着き、空港内の銀行で余ってしまったチリペソ12000ペソ(約20USドル)をもう2度と見たくないと、NZドルで両替しようと思いました。しかし、南米のお金は両替できないとあっさり却下。もしや国として認められていない?確かに私が両替屋でも両替したくありません(笑)。
もうこの際、どなたか南米に向かう方、差し上げます(笑)
驚くほど全てが悪いほうにはまりました。
笑えるほど、はまった5日間での出来事をお知らせしておきます。
もうこの際、思いっきり笑ってやってください。
○戸籍謄本が要る?
海外でパスポートを紛失すると、当然再発行してもらわねば帰国も出来ませんが、この際日本から戸籍謄本を大使館宛にFAXしてもらわなければ、再発行に数週間の時間がかかるそうです。なんかおかしくありません?海外にいてどうやって謄本取りに市役所へ行けというのか?身内のいない人は万が一に備え、海外旅行はしないほうがいいかもしれませんね(冷笑)。
私たちは、国際免許証(オリジナル)、日本の運転免許証のコピー(本籍も記載されてる!)、パスポートのコピー、全て3点当然写真入を提示しましたが、日本から送られてくる謄本のFAXのほうが効力があるそうです。何で??FAXなんて偽造しようと思えばなんでもできちゃいますよ!皆さんどう思います???
○謄本のFAXが届いてない?
今回は私の弟に電話し、謄本をFAXしてくれるようにお願いしていましたが、間違いなく送信したと言う連絡があったので、数時間後大使館へ出向いてみると、
「まだ届いてないですねぇ~」と寂しく言われました。すぐに電話を借りて連絡しましたが、間違いなく送ったとのことで、我が家にはFAXが無いのと、近所のコンビニからは海外へFAX出来ないなどの理由で、すぐには送信できないと言われてしまいました。仕方なく謄本のFAXが到着するまで、他にしなければならない手続きをしておこうと思い、一旦大使館を出て、再度1時間ほどして戻ると、
「本部のほうに届いていたみたいです」と言われました。うちの弟がわざわざ私が知らせた番号以外に送ってくるはずは無く、もともと本部とやらのFAX番号を私に教えたのではないかと思われますが、いまだ真相はわかりません。
○滞在3ヶ月以上は罰金?
パスポートにツーリストカードも挟んでいたのですが、盗難にあった朝、アルゼンティンから空路チリに入国していたので、チリ入国はわずか数日。
なのに、ツーリストカードの再発行をしに行ったら、2階の警察で罰金を払えと言われたのです。はぁ?数日前にラン航空の何時の何便でブエノスから飛んできて盗難にあったというのに、入国管理局の履歴では11月に入国して以来、出国もされていないと言い切るではないですか!んなあほな?だったらラン航空に電話して確認してよ、と言ったものの散々待たされた2時間ほどあと、結局どう確認を取ったのか解らないですが、やっと開放されました。チリもかなりずさんな入国管理システムのようです。
○盗難証明書(調書)の間違え
夜10時少し前にスリにやられ、なんだかんだで最後、警察に調書を作成してもらい終わったのは深夜の1時過ぎ。朝早くからの空港待機のあげく、かなりの心労で疲れきっていました。一刻も早くホテルで落ち着きたいと思うのが先で、出来上がった調書を確認もせずに、警官を信じきってそのままホテルに向かいました。翌日前夜の調書を確認すると、なんと盗まれたバックの中身の内容が微妙に違っていました。これじゃ、当然保険会社は容赦してくれないだろうと思い、作成しなおしてもらうことに。大使館の方に、空港警察に電話してもらい、調書の変更をお願いしてもらうと、控えがそこにはなく確認作業に48時間以上かかると言われあきらめました。ところが、出発当日だめもとで空港警察に間違った調書を持って行くと、あっさりその場で書きかえてくれました。なんていいかげんな、警察もあまりあてにはならない国のようです!
○正体不明の虫に刺される
パスポート航空券の再発行に数日時間がかかるので、その間最初の2日間は精神的ダメージを回復させるためにも、少々クリーンで安心できる宿を紹介してもらいましたが、余りに高いので、3日目からはすぐ近くにあったペンション内藤に移りました。
その夜、顔や手のベットから出ている部分だけが、何かの虫にさされとても痒かったので、「蚊」だろうと思い、すぐに持っていた蚊取り線香をつけ、虫除けの薬も塗り、ベットに戻ろうと思い枕を見たら、スイカの種弱の虫が3匹も枕の上をはいつくばっていました。「ギャーォ%$#&X・・・」大声を上げたいところを必死で飲み込み、夫を起こし、枕ごと部屋の外の明るい場所にもって行き、虫の捕獲をしました。私たちは南京虫とやらを見たことは無かったので、翌日旅人みんなに聞いて見ました。刺された事がある子がいて、その形状から「南京虫だと思う」と言われましたが、果たしてその虫に刺されたのかどうかは解りません。もちろん翌日ベッドの消毒と部屋の掃除をしてもらいました。
消毒と言っても、その辺のお店で買ってきた殺虫剤をかけるだけで、完全に駆除できたとは到底思えなかったので、夫とベットを交換してもらいましたが、全然平気みたいでした。いつもそうで、部屋に蚊がいても、私ばかり刺され夫は平気な顔して寝ています。虫達は夫には興味が無いみたいです・・・(笑)
ちなみに私は軽傷でしたが、翌日同じ部屋に寝た女性は刺された部分が水ぶくれになり、かなりひどくなってしまったので、病院へ行くことになってしまいました。
もちろん内藤のオーナーにはこの件は説明済みですが、3人部屋は要注意です。
○無駄になったテレフォンカード
スリにあった夜、家にとりあえず連絡せねばと思い、あわてて空港内にあったテレフォンカードを自販機で20ドル分購入しました。
すぐにかけようと思いダイヤルしましたが、どうやら国内しか電話できないカードを買ってしまったようで、完全に無駄となってしまいました。(泣)
○再発行に一人約4万円?
私たちの持っていた世界一周航空券ワンワールド。ラン航空に行き、警察の調書なども見せ盗難にあったことも説明しましたが、再発行には一人約4万円弱もかかってしまいました。次のフライトの予約を入れていたのがラン航空だったので、ランに行ったのですが、どうもペナルティは会社によってさまざまなようです。
ランでは1区間の距離か金額に対してのペナルティ額が決められているようで、私たちが未使用だった6区間分の合計ペナルティ額が一人4万円弱でした。
当然手数料は取られる覚悟はしていたものの、あまりの額の多さに唖然としました。ならば6区間から半分の3区間にして、日本に帰るわと言うと、それはルート変更になるから別に変更料がかかると言うではないですか。いやルート変更ではなくこの3区間分だけ省いてくれたら帰国出来るから、と説明しましたがやはりだめでした。ハイハイ盗られた私たちが全てわるうございます。とにかく肌身離さず持ちましょう。
○ピザのハーフ&ハーフを頼んだら・・・!
ほぼ再発行などの手続きも終わりあとは無事空港で乗れることを祈るだけ、となったある日、小腹がすいたので街中で見つけたおいしそうなピザ屋さんに入りました。店員の女の子は英語が少し話せたので、少々無理を言って1枚のピザを半分ずつ違うものに出来るかどうか聞いてみました。(日本で言うハーフアンドハーフ)すると彼女「あぁわかった出来るわ、大丈夫よ」と快くオーダーを聞き入れてくれました。しばらくして、持って来てくれたのはなんと、確かにハーフ&ハーフ。しかし、一人1枚ずつ同じものが合計2枚。なぁるほど、そう取ったかぁ。絶対食べれる量ではなかったので、「多すぎて食べれないよ」と言うと、すんなり「ごめんなさい、そういうことだったの、もし食べれなければお持ち帰りにして!」と言われました。少しは考えろ、二人で半分ずつにするなんて、わざわざあんたに聞かなくたって出来るのわかるわ。
しかも彼女、自分の非を認めて謝ったにもかかわらず、無理やり持ち帰させるは、お金も取るわで完全にこっちの負け。もう全て裏目に出た5日間でした。
あぁしんどぉ~。
○そしてチリ出国、NZで両替しようと・・・
無事オークランドの空港に早朝着き、空港内の銀行で余ってしまったチリペソ12000ペソ(約20USドル)をもう2度と見たくないと、NZドルで両替しようと思いました。しかし、南米のお金は両替できないとあっさり却下。もしや国として認められていない?確かに私が両替屋でも両替したくありません(笑)。
もうこの際、どなたか南米に向かう方、差し上げます(笑)
→盗難にあったことなんてあったっけ?
知ってたら連絡してたよ~(笑)
あの瞬間気が動転するってホントだね。
吐き気がしたもん。
ふと思ったのが、物で良かったって思った。
これが自分の子供とかだったら気が狂うと思った。
少しでも拉致被害者の方たちの気持ちがわかったような瞬間でした。ちょっと話がずれましたね(笑)。
コメントありがとう。もうすぐ帰ります。
→思い出したよ。有ったあったそんなこと。あのときパスポートもだったっけ?
今もオセアニアはそれで再発行してくれるんだと思うけど、南米はだめみたい!
だめだめ南米だけど、もう一度行きたいところです。
もうすぐ帰ります!