働き盛り夫婦で世界一周旅行

30代後半で世界一周旅行。いい年して文無しで帰国した2年後、子供を授かる。そして2012年ジャカルタへの赴任辞令が。

老後について考える-前編-

2009-02-10 17:48:27 | 日常のぼやき

最近の若者は、海外旅行や車などに関心が少ないのだと言う。


堅実と言うか、不安な老後に備えて貯蓄するのだとか・・・


無理に自ら冒険しなくても、バーチャルな世界で写真や体験記を見て旅した気分を味わうことも出来るし、ゲームセンターに行けば、F1レーサー気分にもなれるし、電車だって運転できる時代だ。


全く私の若い頃とは発想が違う。


がしかし、類は友を呼ぶというか、私の周りの若者はみんな旅好きだ。


暇さえあれば、旅へ出ようと思っている。


ずいぶん新聞やTVでみる、同じ若者でもだいぶ違うような気がする。


果たしてどっちがほんとなんだか?


 


さて、前置きが長くなってしまったが、最近老後について考えさせられる機会があった。


世の中大体のことは不平等になっていると思っているが、人間歳だけは平等に、毎年一つずつ取っていくのだ。


今たとえ10代、20代でも間違いなく老後はやってくる。


私たちの世代ともなれば、そろそろ老後が見え始めても良いように思えるが、今だ20年後、30年後の自分が見えない。


 


先日、辛うじて現役の75歳を過ぎた父に聞いてみた。


「仕事辞めて収入無くなったらどうする気?」


私からすれば、明日にでも無収入になる日はやってくるかもしれない年齢だと思っている。


なのに父は、


「どうしようか今考えてる・・・」


と言うのだ。


今かよ・・・・


開いた口がふさがらないと言うか、もっと早くから考えておいてよ。。。


75歳にもなろう父が、迫り来る無職・無収入の老後がわからなければ、私など到底わかるはずは無い・・とあきらめたくなるところだが、それではまさに蛙の子は蛙になってしまう。


反面教師にしなければ・・・。


                   ・・・つづく・・・