時々眺める富士山

ペルーの3輪車

ペルーの大半の人々の生活は貧しい。リマでは渋滞が起きるほど車が多いが、ガソリン代は米国と同程度で、米国でも車の利用を節約する時代であり、ペルーの一般の人が利用できるものではない。バスを利用することになる。
クスコではトヨタのハイエースを用いた乗合タクシーが小回りの利く乗り物として利用され、すし詰め状態で運行されていた。
意外だったのは、リマもクスコも2輪車をほとんど見かけないことだ。地方に行くと2輪車を見かけるようになるが、それでも圧倒的に3輪車が多い。
3輪のバイクタクシーは大都市でも見かけるが、地方都市では重要な交通手段のようだ。

さまざまな色をした3輪バイクを見かけた。

2輪のバイクは個人の移動手段で、3輪のバイクは営業用となる。

バイクは商売道具としてしか考えられないのであろう。
ここまでに示した3輪車は、スポークのあるタイヤを使用し、後輪がチェーン駆動であり、バイクを改造した形式をしているが、小型のタイヤを使用した3輪車もあった。

地方、地方で主流となっている形式が異なっていた。


自転車も2輪車は地方の平坦地ではかなり見かけたが、大都市部ではほとんど見なかった。
地方でも3輪自転車が、人を運んだり荷物を運ぶのに利用されていた。

後ろに籠がついたものもあるが、前に籠のあるものが多かった。

一人だけで乗る自転車はぜいたく品なのだろう。

地方の幹線道路を自転車で移動している人も見かけたが、車優先の社会ではねられる人も多いそうだ。道路際には、事故で亡くなられた方を弔う花をささげる小さな祠が点在していた。

場所によっては2,300m程度の間隔で見られることもあった。

二つ並んでいるものもあった。同じデザインで大小のものが並んでいる場合は、親子が犠牲者となったのであろう。同じデザインのものが4塔並んでいる場所もあった。
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