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しおんの日記

愛犬しおん(ミニチュアダックスフント)の成長記を中心としたblogです。
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Good-Bye! PowerBook!!

2006-05-18 00:51:37 | Macintosh
昨夜のMacBook発表と本日の展示・発売開始で、Macコミュニティは浮かれまくってますね(笑

このMacBookによって、“PowerBook”というプロダクトが終焉を迎えてしまいました。「ノート型Macの代名詞」でもあり、ノートパソコンのデザインに多大な影響を与えたPowerBookのブランド名は、もうラインアップにないのです。

思えば、僕のMac歴はPowerBookと共にあったと言っても過言ではありません。

PowerBookが世に出たのは、1991年です。アラン・ケイにならって「DynaBook」と名付けたかったのに、東芝が先取りしたために使えなかった、と言う噂もありますね。
登場したのは、PowerBook100,140,170。100はソニーのOEMで、当時としては珍しくFDDが外付けで軽量でした。フラッグシップモデルは、圧倒的に美しいTFT液晶の170。デスクトップのメインストリームだったIIciに比肩するスペックでした。そして、僕が初めて自分のものにしたMacでもあります。



これがまた、半端なく高かった。知人から10ヶ月程度使用の中古で譲ってもらったのですが、買値の半値で売ってくれたのに、30万円払いました。しかし、キータッチの良いキーボード、キレイな液晶、そしてデスクトップに負けない能力という、アップルのこだわりが詰まったマシンでしたよ。

その後、PBのラインは145とか160/180、しょぼいけどカラー液晶モデルなんかも出ましたが、注目すべきはDuoシリーズですね。最終モデルだけアップルのデータシートにありました(こちら)。本体からは極力インターフェイスを排除し、DuoDockと呼ばれるポートリプリケーターで周辺機器と繋ぐものです。何より、折り畳んでドックに収納するとデスクトップに様変わりというのは、メチャかっこよく見えたものです。値段もとてつもなくて、とても手が出せませんでした。

んで、MacのCPUがモトローラの030から040、そしてPowerPCへと移っていく中で、PowerBookもデスクトップからやや遅れる感じでニューモデルを出していきます。やや不評だった500シリーズの次に出た、1400,2400,3400というラインアップは、PowerBookの「中興の祖」という感じでしょうか。エントリーモデルの1400は、廉価でしたがパネルが替えられるギミックがありました(今の着せ替えケータイみたいな感じです)。2400はモバイル向けで大人気となりました。3400はハイエンドという位置づけです。

PowerBook2400cシリーズは、「小さなPowerBookが欲しい」という多くのユーザーの声に応えた、Mac史上に残る名機だと思います。IBMが設計するサブノートMacという噂に、ThinkPadのようなPBが出ると熱い期待が集まったものです。実際出てきたマシンは、1スピンドルでありながらそれほど小さくもありませんでしたが、独創的なデザインもあって大人気となりました。
僕は当時1400を使ってましたが、早々に売り払って2400を買いました。


下のハコも懐かしいでしょ?
とにかく、お金を掛けて使ったマシンです。メモリもハードディスクも増強しました。そして、このマシンはチップの交換ができたんです。17万くらい出して、PowerPCに載せ替えました。海外出張にも持っていきましたし、お金を掛けた分は使いましたね。そういえば、米国でも結構珍しがられました。「こんな小さいMacがあるんだ」って。向こうじゃ売れなかったんですよね。

この後、5300シリーズを経てPowerBookG3シリーズになるわけですが、個人的には魅力を感じませんでした。やたら大きいし、皆が褒めるほどデザインも好きじゃなかったのです。もちろん、能力的にもG3化してある2400でそこそこ働けた、と言うのもあります。

で、その後はiBookラインに流れてしまいました。最初は貝殻モデルのグラファイトで、「白くて小さなiBook」になった時に飛びつき、さらにそのスピードバンプ版も買いました。

久しぶりにPowerBookに戻ってきたのが、今使っている12インチの最終モデル(厳密には最終モデルの一つ前なんですが、スペック変わってないので)です。


前にも書きましたが、家では液晶モニタとキーボードを外付けで使い、必要な時は外して持ち出します。当時の憧れだった、Duoにちょっと似ている使い方をやってますね。

奇しくも、PowerBookのファーストモデルとラストモデルを購入した事になりました。こうしてみると、やっぱり愛着があるんだなあ。
次からはMacBook(PRO)になりますが、これからもワクワクするようなプロダクトを世に出して欲しいです。

ついに登場! MacBook!

2006-05-16 22:30:18 | Macintosh
噂されていた、iBookの後継機が変な時間にやって来ました。

13.3インチワイド液晶のMacBookです。ホントに白と黒の2色ラインアップですね。
しかも、全モデルともCoreDuoを載せてます。

ざっとスペックシートを眺めてみた感想です。

【いいところ】
◎圧倒的に安い!
 CoreDuoにワイドスクリーン、内蔵カメラ、リモコン、iLifeアプリで13万円から買えるんですよ。すごいコストパフォーマンスです。

◎PowerBookの流れを汲んでる
 miniDVIで外付けモニタにつなげられるのは良いですね。

◎デザインが秀逸
 ソリッドな筐体に新しいキーボードがおしゃれ。黒というカラーリングもいいよなあ。

【いやなところ】
●グラフィックチップが今一つじゃないかと
●ちょっと重いんじゃねえか?

いや、まさか2.36kとは思いませんでしたよ。

旧PB12インチ :2.1k
旧iBookG4  :2.23k
MacBook   :2.36k ←ここ
MacBookPro15:2.54k

アップルの発表に「MacBookは従来のiBookおよび12インチPowerBookの後継機種と位置づけられ」とあるから、MBPの12インチはないわけです。

うーーーーん
「ここ一番」でしか持ち歩かない事を考えると、2.36も2.54も大して変わんないかもしれないなあ。

あ、グラグラ揺れてますが、一応様子見です(汗

ついに来るのか? IntelチップなiBook(MacBook?)

2006-05-09 10:29:24 | Macintosh
本日5/9、ネット上ではインテルチップ搭載の次期iBookがリリースされると囁かれております。
名称はMacBookでしょうか?

噂上のスペックだと、

・CoreDuo搭載
・13.3インチワイドスクリーン
・現行iBookよりも薄い
・カラーは黒と白の2種(iPod nanoみたい?)

なんて話ですね。

MacBookProは15と17インチしかラインナップされてないので、PowerBook12インチの後継としての期待も強かったりします。
例によって、日本人としては軽量サブノートっぽいラインを楽しみにしてるのですが...

何年か前にアップルがタブレットみたいなインタフェースの特許を取ってます(次期iPodで使われるとの噂も)。まず無いとは思うのですが、この技術を使って「タブレットPCを遥かに洗練させたようなノート型Mac」なんか出せないですかねえ。

アラン・ケイの「ダイナブック」を現実化させるような。


【5/10 追記】
はい、来ませんでした(涙

Happy Birthday! MacOSX

2006-03-25 11:03:16 | Macintosh
5年前の3/24に、MacOSXの出荷が開始されたんだそうです。あれから_アップル、Mac存亡の危機から_もう5年が経つんですね。あの時、今のアップルは想像できなかったなあ。

ちなみに、私が使った最初のOSは「GomTalk7」でしたよ(笑)

OSX、正式出荷の前にPublicBetaを出したんですよね。確か、新宿の高島屋(?)に買いに行ったような記憶があります。(なんで高島屋だったんだろうか)
当時使ってたのは、iBookSE(貝殻のグラファイト)。そもそも画面解像度が低かった事もあるんですが、「おいおい、これホントに使えんのか??」と心配した記憶があります。まだ「BeOS」の方が完成度が高かったのではないでしょうか(苦笑)
#見た目はキレイなOSでしたけどね

OSの転換、そして今年から始まったインテルチップへの大転換。これからもMacユーザーの端くれとして、見守っていきたいなと。
#早いとこ軽量ノートを出せい!


【おまけ】
オーダーしていた、EGBRIDGEの最新版「Universal」が届きました。インテルチップ対応だけでなく、新機能も搭載してきましたよ。ただ、IMEの多機能化にはなんとなく賛成しかねるんですよねえ...
(ちゃんと使い込んだらレビューします)

またiBookは出ませんでした(はぁ~)

2006-03-01 10:29:02 | Macintosh
昨日、アップルの新商品発表がありました。「インテルiBook(しかも小型)」の登場が期待されてましたが、またもや肩透かしに終わりました。
#新学期商戦を睨んでこの時期と思ったんですがねえ...

で、新しく出たのがインテルなMac mini。こちらは予想通りでしたが、2モデル用意されましたね。
1.66Gはこれまでと同じくIntel CoreDuo搭載で99,800円。で、1.5GはIntel CoreSoloにして74,800円です。
この両者でどのくらいパフォーマンスに違いが出るのか、非常に興味があります。というのも、MacBookProはCoreDuoでしたが、iBookはSoloになるような噂なのです。13インチの小型軽量なiBookはとても魅力的なのですが(出ればね)、あまり能力差があると、ちょっと考えちゃいますものね。
#ちなみに、メモリの搭載量も増えているようで悪い買い物じゃないと思います>mini

もう一つは、「iPod Hi-Fi」なるドッキングステーションなスピーカー(?)。うーん、どうなんでしょうか。ぶっちゃけ、こっちのがデザイン的にも値段的にいい感じだと思ったり。

ついに神ドライバ登場!

2006-01-23 10:37:06 | Macintosh
一般的に、ケータイ各社はMacに優しくありません。そんな中、ウィルコムは比較的Macのサポートも手厚いのですが、残念ながらW-ZERO3はMacのモデムとしてサポートされていませんでした。

出揃った新機種でもMacで動作するのは多いし、そもそもSIMを引っこ抜いてDDに突っ込めば動くわけですから、何とかならないのかなあと思っていたら....

神ドライバが降臨された模様です!

家に帰ったら、さっそく試してみます。

SF Expo:IntelMacが登場したけど...

2006-01-11 11:35:23 | Macintosh
と言うことで、本日未明に行われたMacExpoサンフランシスコの基調講演で、Intelチップ搭載のMacがデビューしました。発表になったのはこの辺でしょうか。

○Intel搭載のiMacとMacBook Pro
○iLife'06
○iWork'06
○iPod Radio Remote

iLifeは噂通り、iWebを加えてきました。.Macと組み合わせて使うと便利かも知れませんね。blogとかも書けるみたいだし。iWorkは機能向上が図られているようですが、あまりピンと来ません。製品レビューを見るまでは買えないですね(誰だ、スプレッドシートが付くって言った奴は)。この手の製品、ビジネスユースでは、悲しいかなMS Officeを使わざるを得ないのです。

さて、IntelMac。MacBook Proは現行PBの15インチモデルを踏襲してきました。もちろん内部的に手は加えられているのでしょうが、どうにも「最初のPB G3」の印象がぬぐえない(苦笑)。
今回のモデルは、とにかくSFExpoにあわせて出すことが大命題だったんでしょうね。前回のアップデートもインパクトは今一つでしたし、アップルとしてもユーザーの期待と利益率が高いPBのリプレイスは必須だったと。
#日本のユーザーからすれば、軽量のポータブルが出なかったことは無念

Quarkがユニバーサルバイナリ版を発表したり、MSもOfficeの開発続行を決めている(らしい)ことは好材料ですが、果たしてRosettaで現行アプリがどの程度動くのかも気になります。この手のエミュレーションは得意な会社なので、あまり心配はしてないですが...(プリンタ周りとかが怪しくなるんですよね)

Intelチップのポータブルについて言えば、次、その次くらいのアップデートでラインアップが整理され、少なくとも現行PBとの併売が終わらないことには手が出しにくい。いま使ってるアプリのユニバーサルバイナリ化が進み、今の12インチPBよりも軽量化されて、できればWindowsとのデュアルブートが可能になったら買うのかなあ。

何が出るかな♪:MacExpoサンフランシスコ

2006-01-10 16:37:54 | Macintosh
いよいよ、日本時間の本日午前2時より、SFExpoの基調講演が始まります。
噂のInelMacは出るのかどうか、楽しみです。

【IntelMac】
噂話・ネットの予想では、iBookとMacminiがIntelチップで登場する、というのが多いですね。iBookは来そうな感じです。前回のアップデートからの期間と、当面はエミュレーション環境のロゼッタを使うことを考えると、プロ使用のアプリが揃うまではPBは出せないでしょうし。

しかし、13インチワイドでPBよりもパフォーマンスが高く、しかも1.5kくらいで出ちゃったらどうしよう(笑)
ポチしないよう、気をつけないと。

【iWork/iLife】
iWork、KeynoteとPagesはアップデートされるでしょうね。Pages、結局まったく使わなかったなあ(涙)
加えて、表計算ソフトとHTML作成ソフトが出ると言う噂もありますね。iLifeに付いてくるだろうHTMLソフトですが、今さら単体でHTMLツールを出すとも思えないので、.Macとの合わせ技で何かありそうです。表計算はどうかなあ...?

【ディスプレイ】
IntelのViivに対応した何か、という説もありますが、どうでしょう。もう少し先じゃないかな?

【iPod関連】
Shuffleの後継が出るかどうか。一行液晶みたいのを付けて出ると言う噂もありますが、そんな中途半端なことをするくらいならnanoに統合した方がスマートだと思います。

【サードパーティ】
Adobe、MS、Filemakerなど大御所がIntelMacへの対応をどの程度まで発表できるかなあ。「対応します」のレベルなのか、「いつ発売です」なのか。それによって、PowerBookのIntel版がいつでるか変わってきそうです。

ちょっと贅沢な環境♪

2005-12-10 23:34:08 | Macintosh
今年の初めにPowerBookを買った時、予定していた環境がようやく整いました。

PowerBookは外部ディスプレイを接続して使う事も想定されてます。表示領域を拡大する内部液晶とのデュアルモニタ利用だけでなく、液晶を閉じてデスクトップPC風に使う「リッドクローズド」での利用も可能です。
VRAMを64Mも積んでますし、DVIでモニタとつなげられるPBならではの機能とも言えます。特に、12インチPBはUSBやイーサネットなどの端子が片側に並んでいるので、実に都合がいい。

チョイスしたモニタは、IOデータのLCD-TV、17インチ。DVIでの接続が可能で、応答速度も12msとそこそこ速い。さらにテレビチューナーも搭載で4万円ちょっとで入手できるのですから、悪くない買い物だと思います。
#まあ、液晶テレビと比べると画質はちょっとアレですが

キーボードはアップルの純正。それに、PowerBookのスタンドも用意しました。
やっぱり、大きいモニターだと快適ですね。嬉しいな。

【追記】
リッドクローズドのやり方は、

○PBに外部ディスプレイとキーボードをつなげる
○映ったらPBを閉じる(スリープになる)
○外付けキーボードからスリープ解除
○めでたく閉じたまま外部ディスプレイに表示される

なんですが、なぜかできなかったんです。散々悩んで、あちこち調べたらわかりました。「ACアダプターをつなげないとリッドクローズドにならない」ようですね。