しおんの日記

愛犬しおん(ミニチュアダックスフント)の成長記を中心としたblogです。
04/12/24以前は旧サイトへどうぞ!

いつまでこんな事やってるんだろう...

2010-04-07 22:55:05 | ブヂネス
radikoというサービスが最近始まりました。ラジオのIPサイマル放送、つまりPCでもラジオが聴けるというものです。そんなの技術的な真新しいものではなく、ネットラジオなぞ昔からありましたし(広島阪神戦のネット中継には大変お世話になってました)、大手キー局がついに通常放送と同じものをネットに流す、という部分が画期的なんでしょう。

・・・しかし、そのアホ仕様にはほとほとがっかりでした。まず、視聴環境がPCでFlashであること。そりゃ、仕事をしながらラジオを聞く人もいるだろうけど、わざわざラジオを聴くためにパソコンを立ち上げますかね。
そして、視聴エリアの問題。東京では東京の、大阪では大阪の放送しか聞けません。メディアの収益という大きな大きな問題があることは重々承知ですが、あえて言います。いつまでそれに囚われているんでしょうか。卑近な例ですが、タイガースファンの私としては、ネットで大阪のラジオが聴ければ実に嬉しい。それなりの金額だったら、お支払いしてもいいくらいです。世界中どこからでもどんな情報も得られるのがインターネットだろうに、なぜ既存の「放送の枠組み」から抜け出せないのだろう。

ただでさえ、メディアの広告収入は頭打ちです(パチンコのCMが多いこと多いこと)。他の収益のあげ方を考えなくて良いんでしょうか。iPadが上陸しようとしているのに、まともに動けていない出版業界も同じですが、そろそろ根本的に生き方を見直す時期にあるんじゃないですかね。

さて、このradikoをiPhoneで聞けるアプリが出されました。視聴エリアの問題はありますが、普通にクリアに聞くことが出来ます。PCでは使わないけど、こういうデバイスでなら使うよなあと思っていた矢先、クレームをつけてきたらしいですね。ソースはこちら

本当に心からがっかりです。「何よりの対応策は公式版をリリースすること」との認識があるのが、せめてもの救いですね。
#スタート時点から、スマートフォンとかに対応したほうがいいとか誰も思わなかったのかなあ

JAL

2010-01-19 23:22:35 | ブヂネス
JALがとうとう経営破綻ですね。わたくしは以前よりANA派でして、JALにはここ10年くらい乗ってないのですが、実に感慨深いものがあります。

「まさかJALが潰れちゃうとは」ってのが、正直な感想です。

・・・大学生の時、就職活動は今いる業界が本命でした。ただ、シンクタンク・コンサル業界にすんなり入れるとは思ってなかったので、システム関連の会社もスコープに入れてました。中でも行っても良いなと思ったのが、JALとANAのシステム子会社でした。幸か不幸か、その両者にはご縁がありませんでしたけど。

もしも、その会社から声を掛けられていたら、喜んで入っていたかも知れない。当時は日航情報開発って社名だったかな。
そしたら、今ころは大変な状況になってただろうなあ。

さておき、「日本の翼」が再生されることを切に願っております。みんなの税金が使われるんですから。

ベーシック・インカム

2009-08-12 11:59:46 | ブヂネス
最近、ベーシック・インカムという考え方が気になっています。まだあまり浸透していないでしょうか。
社会福祉や公的扶助の考え方の一つなのですが、簡単に言うと...

○すべての個人に対して無条件で、定期的に現金が支給される
○給付水準は、「これだけでギリ生活できるレベル」
○そのかわり、年金とか生活保護とか失業保険などがなくなる

って感じでしょうか。たとえば「一人当たり毎月7万円支給する」となれば、親子三人で自動的に月額21万円(非課税)で、世帯年収だとデフォルト値で252万円になります。これに稼ぎの分がプラスされます。
#もう少し支給金額を上げるか世帯構成員が増えれば、これだけで食べて行けるかなと

これがあれば、いわゆるワーキングプア脱出や生活保護の不公平解消(本当に必要な人がもらえてないという説もあります)、また、無理して働いて心の病に陥るような人々を救う事にもつながる、とされています。嫌なら働かなければいいので。

その財源は、上記の現行社会福祉や公的扶助の分、企業の社会保険分などを充当します。もちろん足りないでしょうから、その分は消費税を上げるとかするのかな。個人的には、「仕事を作り出している無駄」分も使えると思うので、あながち無理な話ではないと思ったりしています。
一方で、「まったく働いていなくてもお金がもらえちゃう」ことの是非も問題でしょうし、裕福な人にまでくれるのかという批判もあるでしょうね(審査・配布コストを考えればバラまく方が楽でしょうが)。働かない人が続出して、みんながプラプラしている社会になっても嫌だしね。

このテーマを少し勉強したくて、光文社新書の「ベーシック・インカム入門」(山森亮 著)を読みました。ベーシック・インカムの要求がキング牧師にまで遡る事や、女性運動ともリンクしている事など知らぬ話が多くて参考になりました。
反面、もっと現実に即した話_たとえば、今実現するならどうなるのかの試算(財源含めて)とか_にも触れてほしかったと思います。

読後の改めての感想ですが、「すべての人に給付する」ことの理論的支柱に「働く事の意義」とか「所有の問題」を交えるのは、ともすれば原始共産主義とかユートピアみたいな議論になって敬遠されるんじゃないかと思うのです。
もっとシンプルに社会福祉・公的扶助のあり方として、所得の再分配の新しい視点として捉えて行く方が現実的ではないのかなあ。

もっと勉強してみます。

いつまでそんなビジネスするんだろう

2007-04-24 22:36:12 | ブヂネス
今日は某所で入札に参加してきました。
本来、僕らのような仕事を入札だけで決めるってのはとても危険だと思うのですが、官公庁だと仕方のない部分もあります。

で、今回の案件は、あまりにも委託内容と予定金額が釣り合わないため、最初からお付き合いの参加でした。と言うよりも、どこも落札できずに仕切り直しになる、と読んだのですが...

某ベンダーが、何とビックリ「○十万円」で落札しましたよ。
僕が普通に積算したところ、ほぼ2000万円クラスの業務です。それを、ん十万円ですよ。もうね、笑うしかない。

こんな仕事をして、楽しいのかなあ。そりゃね、最初に取りあえず食い込んでおいて芋づる式にお仕事にする、ってのがこの手のベンダーのやり口だけどさ。しかも、今回のはシステムを入れたりするんじゃなくて、経費の大半は純粋に人が働く費用なんです。つまり、仕事をやらされる方も、ほぼただ働きですよ。実際にこの仕事を担当するスタッフは、納得して取り組めるのかね。

もういい加減、こんな歪な仕事の発注や受注はやめませんか。受ける方だって、メリットがなけりゃこんな無茶はしない訳ですから、仕事を出す側にも問題があると思うのです。

それにしても、この手の無茶をするのは決まって某ベンダーですね。社用のPCを購入する時でも、ここのはぶっちぎりで安いんですよ。不思議ですねえ。

こんな会社の製品、個人では絶対買いたくありませんな。普通の金額を出して買うなんて、馬鹿馬鹿しいですよ。
#「夢をカタチに」が聞いてあきれるぜ

W-ZERO3でGTD

2006-05-21 09:37:18 | ブヂネス
最近、「Life Hacks」なることが流行っているようですね。ビジネス版「伊東家の食卓」みたいなもんかと思ってるのですが、ちょいと便利な仕事術とかやる気の出し方のことらしいです。

で、そのLife Hacksでよく取り上げられるのが、「GTD」。グレイトティーチャーじゃなくて、「Getting Things Done」の頭文字です。いわゆる「ToDo管理手法」と理解しています。
#技術評論社のムック「Life Hacks PRESS」が一番わかりやすい解説書らしいです

ごく大ざっぱに解説すると、こんな感じ(一部勝手に解釈してます)

1.やらなきゃいけない/やりたいこと(仕事に限らず、勉強とか余暇も)をすべて何かに書き出す
2.それぞれについて、「やる やらない 保留」などに分類
3.「やる」ものについて、どうするかを決める(日取りとか担当とか)
4.その「やること」リストを整理し、やったかどうかを確実にチェックする
5.行動する

ポイントとしては、「やる」ということをできる限り『行動のレベルに落とす」ということでしょうか。もっとも、同書で書かれているような「パソコンの電源を入れる」というレベルでは細か過ぎるなあと思うのですけども。あと、仕事上のToDoリストに、「海外旅行に行く」みたいなことまでを含めるのは個人的には収まりが悪く感じます。(外人さんはこの手の話が好きですよね)

で、自分なりのやり方になるのですが、「基本的には仕事の用件だけ」「プライベートでも日取りが決まっている重要なことは扱う」「できるだけ作業レベルに落とし込む」ことに重点を置いたToDo管理に取り組んでいます。

その管理ツールに、ZERO3を使いたいと思うわけです(ちなみに、GTDでは「使うツールは紙でもデジタルでも何でもいい」としています)。当初は、会社のMacと家のMac、ZERO3で共通化したかったので、WebベースでのToDo管理を考えました。いくつか見た感じでは、check*pad.jpが良かったですね。インタフェースがシンプルかつ綺麗(これ重要)、リマインダメールまで配信してくれます。

ただ、そうすると出先でもZERO3でアクセスしなきゃ見れないわけで、やっぱり面倒になってきました。ということで、ZERO3単体で処理をしようと思うと、標準で入ってるアウトルックの「仕事」に行き着きました。Today画面にも状況が表示されるので、リマインダの代わりにもなります。ただ、機能的には必要最低限だし、あまり見た目も美しくない。

さらに探して、mabTasksというツールを見つけました。palmで言うところの「置き換えアプリ(アウトルックのデータを使う)」なのですが、他の同種のものと違って「仕事」だけを置き換えるところがまず素晴らしい(スケジュールはZERO3で管理しないので)。そして、表示する項目の選択や、期限・優先度ごとの表示カラーの設定、柔軟なソートなど必要な機能がほぼ網羅されています。

当面、これを使ってToDo処理をやってみます。他に面白い方法があったら、教えてください。
なお、このmabTasksは現在βテスト中ですが、正式版になったら登録しようと思っております(シェアウエアです)。頑張ってください>作者様


【追記 05/21】
常々、ソフトキーに使わない「予定表」が設定されている事をうざったく思ってました(間違って押しちゃう事もあるし)。で、これにmabTasksを割り当てたいなあと思っていたのです。
それを実現する、素晴らしいツールを作ってくださる方がいらっしゃいます。「Todayメニューエディター」を使うと、Today画面の左右ソフトキーに好きなアプリを割り当てる事ができます。詳しい解説はこちら

ただ、WMのバグらしく、これだけでは左ソフトキーが「予定表」から変更されません(なんてバグだよ、まったく)。それを解消してくれるのが、こちらのツール、Battery Monitorです。もともと、ネットへの接続/切断ツールとして利用させてもらっていたのですが、こんな機能まであったとは...

これらの素晴らしいツールを作ってくれる作者の皆さんに、心から感謝しております。

手帳の使い方

2005-11-17 13:11:50 | ブヂネス
この数年、「手帳の使い方」みたいな話が流行ってますよね。書店の手帳コーナーは毎年拡大しているし、並んでる「手帳術」な本もよく売れているようです。また、手帳自体も新たに「バーティカル型」なんてのも注目されてるようで(なぜに今頃話題になったのかなあ)、中身を吟味して買う人も少なくないようですね。
#myブログにも時々検索されてきますよ>手帳の使い方

で、「手帳術」的な書物を数冊立ち読み&斜め読みしてみたんですが、書いてあることって極々当たり前のことですよね。いわく、

○手帳にはスケジュールだけを記入するな
○スケジュールとともに、必要な作業も記入する
○あわせて、関連項目も記入する(相手の連絡先とか、仕事のついでに立ち寄りたいところとか)
○これによって自分が「使える時間」を認識する
○さらに、実現したい大きな夢を書き込め

最後のはともかくとして、スケジュールと作業項目をきちんと押さえるのは悪い話ではありません。と言うよりも、ビジネスにおける業務マネージメントの基本になりますね。
で、これらを記す手帳として、バーティカル型の細かく時間区切りがされてる手帳が売れてる、と。

とはいうものの、「人に会うことが仕事」とか「会議に出ることが仕事」、「売れっ子アイドル」という人物以外は、それほど細かいタイム管理って必要ないと思うのです。普通のビジネスパーソンなら、実務作業をこなす時間も捻出しなくちゃならないわけですからね。せいぜいで、「午前中はこの作業」「午後はこれとあれを片づける」くらいじゃないでしょうか。

で、自分はこんな感じでやってます(→トップ画像です)
使っている手帳は、高橋書店リンクアップ式手帳です。記入方式は、斎藤孝「三色ボールペン」にならいました。つまり、

○普通の予定:青字
○必須の予定:赤字(ToDo含む)
○個人的な予定:緑字

で書き分けてます。記述方法ですが、この手帳は1日を4象限に分けてます。左列は時系列の予定記入欄にしました。普通にスケジュールを書き込みます。右列に、その内容や関連事項のメモを記入します。押さえられちゃう時間帯も矢印でアバウトに示します。その上で、作業(デスクワーク)に充てたい時間帯を作業内容とともに囲んでしまいます。また、浮いた時間ができたら、それも囲んでやるべき内容を記入します。
各日のメモ欄には、ToDo項目やその日のおおまかな行動(出張とか)、その他メモを書き込みます。

かなり大ざっぱですが、スケジュールとToDoに加えて、空いてる時間や週の行動が見えてくるので悪くないかなと思ってます。リンクアップ式手帳を使い出して2年目が終わりますが、ようやく使い方が固まってきました。

三色ボールペンとマインドマップで授業ノート

2005-05-15 23:51:58 | ブヂネス
「三色ボールペン情報活用術(齋藤孝、角川oneテーマ21)」を読みました。この本もだいぶ売れているようでご存知の方も多いかと思いますが、三色ボールペンでガンガン線を引きながら、印をつけながら本を読むことを提唱するものです。三色の使い分けですが、赤はとても重要、青はまあ重要、緑は主観的に面白いと思ったこと、にマークします。その他、三色の色分けによる手帳の書き方も示されており、それぞれ実例も掲載されているところが親切です。

線を引きながら本を読むこと自体は、「チェックペン」の昔から行っていることではあるのですが、意味合いのある色分けをしながら読むと言うことは、_著者が言うような効果が万人に即効的にもたらされるかどうかはともかく_それだけ考えながら集中しながら読んでいることにもなり、悪いことではないですね。

以前、マインドマップのことを書きました。その時に、「マインドマップで授業ノート作成」という話があったのですが、これに三色ボールペン術を組み合わせてみました。

【手順】
1.テキストを三色ボールペンでマークしつつ、ざっくり読む。
2.読み返しながら、節・項目を枝にしてマインドマップ作成。(FreeMindを利用)
3.その際に、既知の事や新たに調べた事も盛り込んでマップ化。
4.マップを大きめのA3の用紙に出力。(PDF変換してから出力する方がいいようです)
5.授業を聞きつつ、得た知識や情報を三色ボールペンで出力したマップに書き込み。

すると、こんな感じのノートができ上がります(イメージ図:画像が大きくてすいません)。
この手の事をすると、「勉強した感じ」になっちゃうのが難点ですが(苦笑)、試験前に見直す分には便利でいいかもしれませんね。

「企画魂」竹島愼一郎著、アスキー

2005-05-10 18:08:09 | ブヂネス
タイトル的には「絶対買わない」系の本なのですが、書店でぱらぱら見ているうちに買いたくなってしまいました。
これまで、マイblogでも再々企画書を考えるための本を取り上げてます。(これとか、これとか

この「企画魂」は、企画作製の第一段階である「クライアントとの意識合わせ」から、最終段階の「プレゼンテーション」までについて、基本的な考え方や具体的な作業、ポイントを提示してくれています。このようにトータルでノウハウを語っている本も少ないのではないでしょうか。
特に、具体的な作業方法については、アナログツールからデジタルツールまで様々な活用法がありますので、そのうちいくつかはツボにはまるものもあるのではないでしょうか。個人的には、Excelを利用した「オンライン・ブレスト」と「アイデア量産シート」には唸りました。

また、著者の考案した企画書のサンプル(架空の話です)も掲載されているので、どのような発想・作業からこのような企画書が生まれるのか、と言うことも見せてくれます。先の2著の時も書いたように、この手の本で最終的な企画書のイメージを示すものは少ないのですね。
#貼り込まれているイメージ図が細かくて、見にくいところがマイナスです

テクニカルなことも多く書かれてますが、単なるノウハウ・アンチョコ本ではないので、企画をひねり出すような仕事をしている方は一読の価値がありますよ。特に、「もっと良い企画書を書け!」と上役や先輩に怒られてしまい、つい書店で「PowerPointで作る企画書(ひな形付き)」みたいな本を買ってしまうような方にお勧めです。
#その手のアンチョコ本や、他人の企画書をパクって作ってもダメなんですよねえ(笑)

取材を受けました

2005-02-28 19:05:17 | ブヂネス
これまで、自社の出版物や専門誌・紙には時折駄文を書き散らしていたのですが、ついに一般メディアに登場しました。

しかも、愛読紙である夕刊紙「日刊ゲンダイ」です
#自分の競馬の知識は、すべてゲンダイから教わったと言っても過言ではありません

自分が書いたのではなく、インタビュー記事です。本名に加えて写真なんかも晒しちゃってますので、お手元にある方はぜひご覧ください。
#って、家には持って帰らないよなあ>ゲンダイ

「人生に奇跡を起こすノート術」トニー・ブザン、きこ書房

2005-02-18 12:44:01 | ブヂネス
「マインドマップ」手法の話になると、必ず取り上げられる本です。試しに読んでみました。
・・・もしも、マインドマップのことを全く知らずにこの本を読んだら、引いちゃうでしょうね。

前半は、「脳には凄いパワーがある!」「マインドマップで成績が上がる!」「ダ・ビンチもマインドマップを使っていた!!」などのオンパレードで、かなり「トンデモ本」的な香りがします。
#ジャンプの広告にある、「この石を身に付けたら彼女ができた!」みたいな感じ

後半部分の、マインドマップの書き方や応用方法の部分は参考になるだけに、なんとも惜しい感じがします。個人的には、意思決定への応用や、勉強ノートの作り方への活用部分は為になりました。
この手法が万能なわけでもなく、使えば誰でも天才になれることもないのですが、アイデアや情報の整理方法の一つとしては有効ですので、ツールとして活用できればいいんですけどね。

ただ、人に説明したり、理解をしてもらうための技法ではないかなあ。冒頭に掲載されている作者のマインドマップ、もったいつけてるけど見ただけではなんだかわからないもの。