PNC最終戦：世界の壁は高く厚く

PNCの最終戦、オールブラックスJr.戦は3-51と敗れました。
前半、3点を先行して3-10での折り返しまでは良かったのですが、やはりJrとは言えオールブラックスの皆さんには歯が立ちませんでした。
ディフェンス力はかなり向上してるんでしょうけど、さすがにこの相手に押されまくったら、そのうち破綻してきますよね。最終的にスコアが開いてしまうのは、ラグビーと言うスポーツの特性でしょう。

この一連の試合を観て、それこそ、昨年のPNCと比べたら明らかに強くはなってると思うのです。ただ、ワールドカップで世界の一流国と戦って行くには、まだまだまだまだまだまだ遥か彼方かなあと残念な気持ちになります。

さて、ワールドカップですが、日本はプールBを戦います。

9/8　オーストラリア
9/12　フィジー
9/20　ウェールズ
9/25　カナダ

カーワンは2勝を目標としているようです。ターゲットはフィジーとカナダ。9月までのチーム力熟成と、戦術・戦略の絞り込みでどこまで戦えるのか、期待を込めつつ見守りたいですね。

それはちょっと困る

ドコモの株主総会があったそうで、iPhoneについて触れられたそうな（この辺参照）

いわく、
「GSMであるために、日本ではこの方式は使えない。だが、1年後には日本にも入ってくる予定であることから、ドコモが提供しているW-CDMA方式への対応を期待しており、可能であればドコモにも入れたい。アップルとの話し合いになるが、重要なものとして検討していきたい」

うーーむ
検討頂くのはありがたいのですが、ドコモは正直勘弁だなあ。いや、自分がauユーザーだからってこともあるんですけど、それ以前に、BlackBerryとかM1000でちゃんと商売してくれよ、と。そもそも、「iモード」以外の端末／サービスをまともに扱えるのか、とても心配です。（アップルの社風ともあわなさそうだし　笑）

アップルのサイトでiPhoneのCMを見ると、やっぱり凄いなあ、と思うのです。それだけに、日本のキャリアが独自のサービスや制限でへんな縛りをかけて、「なんだこりゃ、使えねえなあ」なんてことになったら嫌なんですが...

PNC：サモア戦、勝てた試合だろう...

舞台を日本に移してのPNC、サモア戦は3-10で敗れました。
国際ランキングでは上位のサモア、しかも最近では南アとも好勝負をしてたらしく、強いチームなのは間違いないんです。が、メンバーを落としてきている今回は期待もあったのですが...

実際、序盤から鋭い出足のディフェンスで攻撃を止め、しかも相手陣内で過ごす時間も多く「もしや」の期待も高まりました。（サモアのハンドリングミスに助けられた部分も、また多かったのですが）それだけに、PGがあと何本か入っていれば...
痛かったのは、終盤攻め込んでのPG-ラインアウトのミス。投げる直前にフッカーを代えての、あのエラーは意味が分かりません。
そして、PGから狙ったタッチが切れない（！）凡ミスもありました。ネット上で叩かれている通り、PG／タッチキックの失敗や意図が見えないキックなど、敗因の少なくない部分がSOの安藤でしたね...
ホント、Ｗ杯本番でのSOはどうするんだろうか。このままですかねえ？？

【おまけ】
この試合は仙台で行われました。テストマッチが東京・大阪以外で行われる事は珍しいのですが、東北でも初めてだとか。実は、東北ってラグビー熱が高い方だと思うんですよね。昔だと新日鉄釜石とか、秋田市役所とか強かったし。今でも、盛岡では地域リーグがあるはずです。きっと、東北地方のファンにはいいプレゼントになったのではないでしょうか（それだけに、勝って欲しかった）
日ごろは「アホ協会」と批判しがちですが、今回の仙台開催については褒めてあげたいです。

もしかして、勝つ気がないのかね

今日もグッドウィルドームに行きました。昨夜よりは盛り上がりましたが、負けは負け。
しかし、今日は誰が何と言おうと用兵で負けました。いや、本当に勝つ気があったのかとても疑問です。

1.DHに庄田、ライトに桜井のスタメン
この二人を使う事に異存はないし、庄田の一番も「あるかな？」とは思ってだけに文句はありません。実際、ヒットも打ってるし。良くわからないのは、なぜ桜井がDHじゃないのか、ってことです。確か、桜井は「高校生並みに守備が下手っぴ」だからファーム暮らしが続いたんですよね。庄田はそれ以下って事ですか？昨夜の守備を見る限り、そうは思えなかったけど。

2.相変わらずの代打桧山
同点に追いついて、押せ押せの場面で代打桧山。なぜに1割5分の打者をそこまで信頼する？桜井はそれ以下ですか。

3.なぜか野口はそのまま打席に
で、幸運にも桧山は四球を選ぶわけですが、続く野口はそのまま打席へ。なんで？桜井を代えるのに、2割そこそこの野口はそのまま打たせるわけですか。捕手なら狩野も桜井も、矢野だっているわけですよ。

そして、桧山をそのまま守らせた結果が笑っちゃうような凡プレイ。もしも、桜井をDHで庄田をライトなら、あのプレイは生まれてないんですよね。ホント謎な采配です。

他にもね、今岡はあそこでホームに投げて欲しかったとか（★）、林はかなり調子が落ちてるとか、諸々哀しい話は多いんですが、そんな中でも希望は上園と庄田ですか。
上園はとにかく丁寧に、でもテンポよく投げている感じを受けました。援護がなかった事を思えば、十分合格でしょう。惜しむらくは、あそこでカブレラにHRを打たれちゃいけなかった。あそこは一発だけを警戒しなきゃいけない場面でしたから。
そして、庄田。今日もヒットを打ちましたが、とにかくボールに食らいついて、強く叩いてる所がいいですね。

★今岡のあのプレイですが、バックスリーンのリプレイを見る限りではタイミング的に微妙だったと思います。まだ9回があるわけで、確実に一死を取ると言う考えも間違ってはないでしょう。でも、あの場面は「もう一点もやらない」という意思統一の元で前進守備体系を取ってるわけだから、内野ゴロなら猛然と突っ込んで一か八かホームに投げるってプレイをしてもらいたかったなあ、とも思うのです。一点を守る、絶対に勝つんだと言う気迫や執念が見たかったんだよね。

【おまけ】
今年の西武ドームでは、「交流戦弁当」をチームごとに製作してるみたいです。阪神版がこれ。


おかずの串カツや焼きそば、焼き肉がいかにも「関東人が想像する関西の食卓」って感じですね（笑）

情けないゲームでした

今を時めく（？）、グッドウィルドームでの西武-阪神を見にいってきましたよ。
いやもう、情けないですわ。どっちが泥沼連敗中のチームだか、わかりませんよ。

投げるのも打つのも、いいとこ無しです。

直接の敗因は、ロクにストライクを投げれなかった先発の中村ヤスですね。ただ、3回の攻防が非常に気になりました。
3回表、スコアは0-4。野口と庄田（おめでとう！）の連打で無死1,2塁。打者赤星。ここで、何の策もなく普通に打たせてセカンドゴロ。これ、ハーフライナーの処理を誤ってくれたから1,3塁に残りましたけど普通ならゲッツーです。
この場面、なんでフリーヒッティングなんでしょ。バント、セフティ気味にでも仕掛けたら面白かったと思うのです。一死2,3塁の場面を作れば、そして、1点でも返しておけば展開だって違ったかもしれません。それとも、ヒットが3本4本と続くとでも思ったのでしょうか。それならおめでたいですね、としか言い様がありません。

そして、その裏。4点ビハインドで一死1,3塁。ここでもう1点取られたら詰みですよ。いや、4点でも詰みなんですけど（汗）、それでも絶対に点を与えない守りをすべき所じゃないのですかねえ。それを、前進守備ではなくゲッツー体制。しかも、ショートゴロで併殺を取れないお粗末さ。

いつからこんなに下手くそな野球をするチームに成り下がったんでしょうね。悲しいです。

スタメンも、庄田を起用した事はさておき、ファンには申し訳ないですけどまったく打てそうにない桧山をDHに置くし。今日で打率1割5分くらいでしょ？ファミスタのピッチャーじゃないんだからさぁ...
もう一つ加えるなら、今岡の守備も酷かったですね。普通のサードなら止めてるだろう当たりがスカスカ抜けて行きます。もちろん打率は捨てがたいですから、DH今岡でいいじゃん、と思うんですけど。

しかし、凹む敗戦でした。だって、庄田の2安打を除いて何も見るべき点がないんですもの。

【追記】
そうそう、始球式があったんですけど、なんと往年のエース「松沼兄」でしたよ。ちゃんとユニフォームを着て、そして、あのサイドハンドで投げてくれました。ちょっとジーンと来たですよ。こういう始球式、いいと思うなあ。先達へのリスペクトが感じられますよね。

WWDC2007／Safari3.0（Win版もあるよ）

Mac界の開発者向けイベント、WWDCがいよいよ開幕ですね。
今回は次期OSのLeopardに関する発表が＿かなり＿あるんでしょうね。楽しみです。

で、実に意外なのですが、Safari（念のためですが、アップルが作ってるWebブラウザ）のβリリースがありました。しかも、Windows版も登場です。
IEとFireFoxでお腹一杯、という感じのブラウザ界に切り込んで行く真意はなんでしょうね。

Webベースのサービスやアプリが普及してきてますから、このタイミングでWebブラウザを出すことも面白いとは思うのです。しかし、それ以上に、噂になっているGoogleのサービスとの連携（.Macを置き換える？）が本当なら、さらに面白いかもしれません。

PNC：豪州Aには歯が立たず...

PNCの豪州A（いわゆるフル代表の下のレベル）戦は、10-71と完敗でした。
前半に一瞬リードした時は、「ひょっとしたら」何て淡い期待を持ったのですが...

SOには「ワンダーボーイ」小野を起用。いいプレイもあったけど、まだまだの部分もありました。今のところは、司令塔と言うよりも自分で切り開く方が得意なように見えました。まだ若いですし、じっくり育って欲しいと思いますね。

SHの矢富は残念ながら今ひとつに思えました。黄金期早稲田の強力FWの後ろでプレイしていた時には奔放なプレイも光っていましたが、劣勢なFWの後ろの時にどうすればいいのか、まだ見えてないような気がします。「重戦車明治FW」と戦ってた時の堀越とちょうど逆のような感じです。

それでも、Aとはいえ豪州相手に一度はリードを奪えた事は正直嬉しかったし、FBに起用したロビンスもナイスプレイを見せてくれました。もっと早くカーワンにチームを委ねていたらと悔しいです。
しかし、この試合は明らかにレベルを落としたメンバーで戦っていました。本番も「勝てる訳ない」豪州戦などは、主力を温存したりするのでしょうか。確か、JKはイタリアを率いた時にNZ戦（かな？）を「捨てゲーム」にしてたような記憶がありますが...

坦々麺を探す旅：浦和で和風の坦々麺

蒸し暑くなってきましたね。こんな時は、辛い坦々麺で体の中からしゃっきりさせたくなりませんか？
ということで、不定期シリーズ「坦々麺」です。

浦和駅のそば、「さくらや」の後ろに「むとう」という変わったお店があります。日中は立ち食いソバなんですが、夜は坦々麺だけの店になるんです。気になっていたのですが、ようやく試すことができました。

味の方は、実に変わってます。「和風の坦々麺」なんですね。そば屋で「カレー南蛮」を食べると、カレーの香りの底からカツオ出汁の風味が上がってきますが、この坦々麺も似たような感じです。スープも後を引く感じですし、全体的にまずまず美味しいです。（細麺なのが個人的にはマイナス）

ただ、自分の求める坦々麺とは違うのかなあ...

久しぶりに能登へ

先日、久しぶりに能登を巡ってきました（もちろん仕事です）。

あの震災の2日前に滞在していた以来です。空港の駐車場や道路には、亀裂を補修したような跡がありました。能登町、珠洲市と訪問して「ああ、もう戻りつつあるんだなあ」と安心していたら、大違い。

もっとも被害が大きかった旧門前町では、まだ悲惨な状況が続いていました。多くの民家の屋根は青いビニールシートで覆われているし、立ち入りを制限する「黄色い張り紙」も目にしました。そして、崩れかかっている建物も。

一日も早い復興を心よりお祈りしています。

さて、今回の訪問はお仕事が終わったことのご挨拶が中心でした。これでしばらく、出張では行くこともなさそうです。ということで、最後もやはりお世話になった谷野旅館で過ごしました。

この時期はさすがの能登でも食材的には今一つ、と思いきや、さすがですよ。
いくつかの小鉢と、魚の塩焼き（ハチメかな？）に続いて、お刺し身。


肝付のサザエも美味しいのですが、このマグロ（赤身）。なんでも、港に揚がったとかで生の本マグロですよ。冷凍してくる遠洋漁業モノじゃないんですよ。赤身ってこんなに美味しいのか、と絶句してしまいました。

そして、ドカンと運ばれてきたのが鯛の頭を蒸したもの。


この大きさですよ（ケータイを参考に）。ビックリ。味は塩味ベースで、実に優しい感じ。魚の頭は美味しいよねえ。
これでお終いかと思いきや、駄目押しがこれ。柳川鍋ですが、ドジョウじゃなくて鰻。


ご飯に掛けて食べましたよ。まあ美味しい美味しい美味しいこと。

最後まで、本当に楽しくくつろがせてもらいました。


ひょんなことから、能登方面で仕事をさせて頂き、こういった美味しいものや、素晴らしい風景、そして、素敵な方々と知合いになることができました。本当に充実してました。心から感謝です。

またいつか、必ず訪れてみたいと思ってます。

監督の器量の差

昨夜は難儀な試合でしたねえ。

勝つには勝ったわけですが、野球としては楽天の方が、野村監督の方が面白くて理に叶った試合をしてたと思うんです。

もうあちこちで言われてますが、球児を攻略した9回二死からの攻撃。渡辺直への四球が切っ掛けなのですが、あそこはもう確実に走ってくるシーンです。だって、

○渡辺直の走力
○球児の対走者能力
○高須が単打を打つであろう期待値
○球児からヒットが続く確率

そして、実際に初球から走ってきました（結局はファールで2球目の盗塁になったのですが）。
＃それを防げないのもどうよ、とは思う

一方、11回のタイガースは似たように赤星が出ながら、何もせず。結局は林と金本が打ってくれたので救われましたけどね。

また、失敗したもののやはり9回のトリックプレイ。テレビの解説ではエンドランでは、と言ってましたがディレードスチールだったんですね。面白い奇策を繰り出してくるものです。

で、我が監督は1割台の打者をトップでDHに据えたり、当たってる狩野にも代打を出しちゃう始末。もうね、何を考えているんだか（涙）
狩野を替えるなら、9回の守備で替えて欲しかった。礒部に中途半端なウエストボールを要求したところでヤバいと思いましたよ。彼の場合打撃は良いんだから、そっちは期待してあげないと。


チーム状態があまり良くないせいもあるんでしょうが、なんともスッキリしないんですよねえ。