しおんの日記

愛犬しおん(ミニチュアダックスフント)の成長記を中心としたblogです。
04/12/24以前は旧サイトへどうぞ!

「レッドクリフ」

2009-05-09 23:23:26 | 映画
ようやく、「レッドクリフII」を観に行きました。前作が一番の見せ場の直前で終わっていたので、ずいぶん待たされた感があります。

三国志フリークの一人としては、最大の戦いである赤壁をどう映像化するのか期待半分不安半分だったのですが、良くも悪くも「ジョン・ウー風味の三国志」ですね。
#鳩も飛ぶし

原作では(と言っても、僕も「吉川三国志」「横山光輝三国志」なのですが)、孔明と周瑜が曹操を相手にしつつもお互いに仕掛け合う当たりが面白いのですが、本作ではそれを「男の友情」という筋で語っています。こういうストーリーもギリギリありでしょうか。

まあ、細かい話をすればキリもないのですが、「超大作」って感じのするスケール感ある映画だと思いました。
何より、リン・チーリンが綺麗すぎです。

【オススメ度】
天に祈って東南の風を吹かせちゃうような天才軍師が好きな人:☆☆☆☆
実は関羽よりも張飛よりも趙雲が好きな人:☆☆☆☆☆
「お代官様、お止めください あーれー」のようなグルグル巻をほどくのが好きな人:☆☆

(今更ですが)「マイノリティ・リポート」

2007-12-12 16:26:45 | 映画
ものすごく今更なんですが、DVDで「マイノリティ・リポート」を見ました。公開は2002年なんですね。
原作がフィリップ・K・ディック(「ブレードランナー」の原作者です)で、監督がスピルバーグ。主演がトム・クルーズなので実に楽しみにしていたのですが、何となく見そびれてしまいました。
その後、DVDが発売になって「安くなったら買おう(せこい)」と思い、実際安くなったので買ったのですが、ずっと放置してたんです(汗)

昨日、出張帰りの新幹線でやっと見ました。ちょっと、面白いじゃないですか。
車中だってのに、どきどきわくわくしちゃいましたよ。二十三重のトリック(って言うのかな)に唸らされました。

とまあ、ストーリーはもう昔の映画なのでさておき、驚いた事がいくつかあります。まず、舞台となっている「犯罪予防局」で使われているシステム。ディスプレイ上で画像・映像データをハンドリングするのですが、これってまさに「iPod touch」のインタフェースみたいですよね。
それから、個人を特定して発信するお店などの広告(店に入ると、個人を識別して「やぁ●●、これはいかが?」と声をかけてくる)は、まさに今ネットの世界では普通に行われているOne to Oneの仕組みと同じです。

あの世界で描かれてる事のうち、結構な部分がすでに要素技術として存在してるんですよ。
あながち、遥か未来の話ではないよなあと。

映画「HERO」(極力ネタバレなし)

2007-09-29 11:07:52 | 映画
見てきました。うん、実に面白かったです。
ドラマ「HERO」が好きな人なら、まぁ文句も出ないのではないでしょうか。

逆に言うと、ドラマ版およびスペシャルドラマ版を見ていないと、今ひとつ細かな部分でわからない事も少なくないでしょうね。
今回のストーリーはSPドラマ版の事件とリンクしているので、ぜひそっちを見てから映画を観て頂きたい、と思います。ストーリーの紡ぎ方が上手いなあと感心します。
#その点では、公開後の9/23に再放送をしたフジテレビの戦略も上手いな

もちろん、韓国ロケのパートなどやや冗長に感じる部分もない訳ではないですが、上映時間分はしっかり楽しむ事が出来ます。ラストのシーンも悪くないし、個人的にはエンドロールも好きですね。

強いて言えば、飯島直子演じる巽弁護士も出して欲しかったかなあ...

【オススメ度】
○とにかく、ドラマ「HERO」が好きな人 ☆☆☆☆☆
○「オレも検事になる」とか思っちゃう人 ☆☆☆
○松たか子が何となく気になる/好きな人 ☆☆☆☆

ダイ・ハード4.0

2007-07-23 22:08:43 | 映画
my好きな映画を10本上げろと言われると、間違いなく入るのが「ダイ・ハード」です。閉塞された空間での命を懸けた孤独な戦い、縦横無尽に張られている伏線、エンディングとどれを取っても実に面白い。
2,3作目は徐々にパワーダウンなのが気掛かりではあるものの、この4.0ではハッカーというテーマをどう料理するのか、楽しみにしてました。

・・・久しぶりに、つまらん映画を観てしまいましたよ。なんじゃこりゃ。

面倒なので、嫌な点を列挙します。

○いくらなんでも、交通管制から上下水道、さらには空軍までハッキングで何とかなるのは無茶すぎでしょう。
○そこまでの「万能の力」を持ちながら、目標が全米の金融データってのがなあ。
○トラック一台仕留められない最新鋭戦闘機。
○車が飛び回るようなアクションが多すぎ。
○なぜかあっさり見つかる敵の車とアジト。
○オタク青年大活躍と言う見事な予定調和。

などなどなど。

ハッカーの話なら、「ザ・インターネット」の方が「やってる事」と「目標」のバランスがいいですよね。まだありそうな感じもするし。全米をマヒさせるようなハッカー集団なら、もっと違う事をやれ、と。

それでも、ラストシーンの「自ら撃ち抜いちゃうところ」とか、オタクとマクレーン娘の微妙な感じなどは良かったと思います。とにかく、ブルース・ウイリスの熱演や「ダイ・ハード」と言う作品がもったいない。それに尽きます。

暗黒卿見参

2007-03-16 23:21:48 | 映画
ああ、僕に息子がいたら買ってあげるのになぁ。

人形の吉徳大光製作の、「ダースベイダー鎧飾り」(笑)


公式サイトはこちら。この↑写真も同サイトから拝借。
まあ、よく考えたと言うか、よく作ったと言うか...

それだけに、これだけは残念でならない。

なんで日本刀なんだ。どうしてライトセーバーじゃないんだ!!

デスノート complete set

2007-03-14 23:10:07 | 映画
買ってきちゃいましたよ。
特典が盛りだくさんですよ。特典ディスクにブックレット、ミサミサのCD(?)、あとミニタオルをもらいました。

以前エントリーしたんですけど、映画としても予想以上の作品でした。
#後編の最後のシーンは、個人的にはやや納得し切れてないのですが...

改めて、じっくり楽しもうかと思います。

映画「デスノート」

2006-08-07 22:23:31 | 映画
今さらなんですが、映画「デスノート」を見てきました。

もともと原作は非常に好きですし、主演の藤原竜也くんも「古畑任三郎」と「戦国自衛隊」の演技を見て“やるなあ”と思ってたので、見に行くつもりでした。
が、なにぶん好きな作品だけに、「映画化失敗」だと寂しいなあと躊躇していたのです。「サイコサスペンス」に死神というあり得ないエッセンスが加わるだけに、映像として成り立たせられるのだろうか、と。

・・・よく出来てるじゃないですか。面白いぞこのやろー

オープニングからの「入り方」も巧みだったのですが、「ライト」が法律の限界を感じて、デスノートに傾倒していく様が実に上手く表現されていると思います。
法の網を逃れている犯罪者と対面し、その絶望から六法全書を投げ捨てた時にデスノートを手にするという演出には感動いたしました。

今回、大きなストーリーとしては「ライトが自宅に仕掛けられた監視カメラから逃げ切る」話と、「FBI捜査官を一網打尽にする」話が中心になってます。

で、ライトの恋人役が映画オリジナルのキャラクターなんですが、途中までは「なんでわざわざオリジナルにしたんだろう?高田さん(だっけか)のままでいいじゃん」と思いながら見ていたのですが、なるほど最後にそう絡めてきたかとこれまた脱帽。
#さらに、なんで瀬戸朝香が大きくフィーチャーされてたんだろうという疑問も解決

で、この前編はライトが捜査チーム入りする所で終わります。最後のライトとLの初対面のシーンもよかったなあ。勝ち誇るライトと「まだあきらめてない」Lの対峙が、いい雰囲気を醸し出してましたよ。

さて、続編はどうなるんでしょうね。前編が良かっただけに、また期待と不安が半々です。あの「ミサミサ」が加わって大丈夫なのかとか、そもそも結論はどうするんだろうか。
L/竜崎にライトが負けてしまうのでは、原作の「Lは一人ではライトに勝てなかったが、LMNの三人で最後は降した」という大きなストーリーが曲がってしまいます。でも、ライトが勝ってしまうのではこれまた原作のメッセージが歪んでしまうような気もします。
#だからって相打ちとかはやめろよなー

もちろん、見に行きますよ>後編

最後に、ちょっとクレームも。

○リュークのCG処理は悪くないんですが、ちょっと動きがはしゃぎすぎかなあ
○Lも原作の雰囲気が出てるんですが、ちょっとわざとらしすぎかなあ
○主題歌はあれでいいのかなあ

ZガンダムIIIを見た

2006-03-05 23:24:57 | 映画
新訳「Zガンダム」の最終作を見て参りました。

非常に良かったですよ。前2作はちょっと切り貼り感が強かったのですが、それと比べて本作はストーリー的な無理が少ないです。この一本の映画としても、悪くないんじゃないかと。
#スターウォーズのEP3って感じ(前作はちょっと...ってところが似てる)

そして、テレビ版では「カミーユの精神崩壊」で終わったラストシーン。映画版ではどうなったのか、ぜひ劇場でご覧下さい。
#「ファースト」好きな方は、さらにその後のシーンでグッとくるかもしれません

そういや、前作でかなり残念だった池脇千鶴(サラ)は降りちゃったのでしょうか。よかったよかった。


一点残念だった事(ややネタバレこみ)。
シロッコがシャアを罵る「ニュータイプの出来損ない!」は、カットして欲しくなかったなあ。

「機動戦士ZガンダムII 恋人たち」

2005-10-29 22:21:10 | 映画
この土日は千葉マリンの予定でした(涙)
時間がぽっかりと空いてしまったので、Zガンダムの二作目を見に行ってきましたよ。

本日が封切りで「MOVIXさいたま」では舞台挨拶があったのですが、さすがにその回はチケット完売でした。自分が行ったのは午前中2回目だったのですが、あまり客は入ってなかったですね。
#限定プラモ「百式」はとっくに完売

本作では、前作のアムロ合流後から、エゥーゴとアクシズとの接触までが描かれてます。サブタイトルの通り、男女間の出来事が妙に多いです(笑)

で、重要なキャラクターの一人であるフォウの声優が変わってしまった事がネットでも騒ぎになってました。自分はテレビ版を良く知らないのですが、他の客は違和感あり、のような事を話していました。
#むしろサラ軍曹の方が問題だと思いました(池脇千鶴ね)

この問題も含め、継ぎはぎだらけだとか、ストーリーを端折りすぎとか何とか言われてますが、自分は素直に楽しめました。(事前に「Z GUNDAM HISTORICA」でストーリーのおさらいをしてたので)

とは言え、昔のフィルムを使ってる部分と書き直した部分のクオリティの差はちょっと目立ちますね。その点は残念です。

最終作は来年3月公開です。こちらも楽しみにしたいと思います。

しかし、可愛い女の子がたくさん出てきますよね。
キャバクラみたいな戦場だなあ...

STAR WARS EPISODE III「シスの復讐」

2005-07-10 20:43:55 | 映画
ついに公開されたSTAR WARS最終作、エピソード3「シスの復讐」を見てきました。昨夜DVDでEP2を見直して、気分を盛り上げて行ってきましたよ。
うん、SWのファンにはたまらない作品になっているのではないでしょうか。逆に、見た事がない人はこれだけ見てもよくわかんないでしょうけど(苦笑)

まだ公開直後ですのでネタバレになるような事は書きませんが、ストーリーとしてはアナキンがダース・ベイダーになってしまう経緯と、銀河帝国が成立するまでを描いています。また、エピソード4以降につながるように伏線やイベントが処理されています。

そのため、本作によってスターウォーズ・サーガ全体に深みが出てます。たとえば、EP6「ジェダイの帰還」ではベイダーが身を挺して息子であるルークを救い、結果平和がもたらされて終わります。でも、そもそも「惑星一つを丸ごと滅ぼしちゃう悪の権化」として描かれていたベイダーが、単に親子だからという理由で正気を取り戻す、ってのも陳腐過ぎますよね。EP3を見ると、なぜに息子(ルーク)を助けたのか、と言う事がわかります。

正直なところ、大好きだったSW4-6の繋がりモノとしては、EP1と2はそれほど評価したくなる作品ではありませんでした。しかし、このEP3で一気に挽回しましたね。

最後のシーン、タトゥイーンで終わるのですが、まさに「終わりの始まり」という感じがしました。EP4からもう一度見たくなりましたよ。
そして、大好きだったシリーズがこれで終わってしまうかと思うと、寂しくてちょっとウルウル来てしまいました。

さあ、SW好きな方、劇場へ急ごう!

【今日とても腹が立った事】
頼むから、エンドロールでバタバタ席を立たないでくれ!(おばちゃんと子ども、カップルが多い)
こっちはこの映画と、これまでのSW全部を含めて余韻に浸っているのに、ぶち壊しですよ。

映画館に行くなら、作品へのリスペクトも忘れないでよ。英語で読めなくても、キャストや携わったスタッフに思いをはせて、テーマ曲に浸ろうよ。


【追記07/12】
昨夜、たまらずEP4をDVDで見ました。うーん、やっぱり面白いなあ。4と5が白眉ですよ。優劣付けられないけど。
オビ・ワンがルークに「君の父親が使っていたものだ」とライトセーバーを渡すところに、ぐっと来ました。