Cinemaな日々

☆大好きな映画の一言感想☆

誰も知らない

2004年09月21日 | Cinema た行
カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を最年少で受賞した14歳の柳楽優弥クン主演。

男の元へ一人で行ってしまった母。
残された4人の子供たち・・・誰も出生届も出されず、この世に生まれてきたことになってない「誰にも知られない」子供たち。

本当にあった事件をもとに、作品化されたのですが、不思議なのは、事件を考えると、重い雰囲気になるものと思っていたものが、意外に明るい雰囲気の映画で驚きました!

母親役のYOUと4人の子供のやり取りは、本当の親子のように自然で、楽しそう~
そう、母は、一緒にいるときは、子供たちを可愛がっている!!
なぜ?なぜ?一人で男の元へ行ったの??

最近、女性の『自分探し』が流行のようですが、子育ての責任を放棄するのは、筋が違うと思うのです。子供を産んだ以上、子供のいる人生のなかで、自分を探すべきだと思うのです。
もちろん、子育ては、女性だけが持つ責任ではありません!

子供たちの表情が明るいからこそ、逆に切ない作品に思えました。


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