Cinemaな日々

☆大好きな映画の一言感想☆

コープス・ブライド

2005年11月05日 | Cinema か行
声の出演 ジョニー・デップ ヘレナ・ボナム=カーター エミリー・ワトソン
監督 ティム・バートン


19世紀のヨーロッパ。ある村に暮らす結婚を控えた気弱な若者ビクターが、ふとしたことから死体の花嫁(=コープスブライド)に結婚の誓いを立ててしまい、死者の世界へと連れ去られることに…。


「チャーリーとチョコレート工場」も良かったですが、こちらも少々毒が効いて、笑えます!そして泣けました(T_T)

声の出演者には、驚かされましたよ~~
音楽担当のダニー・エルフマン、唄ってます♪(ボーン・ジャングルズ)
ウンパ・ルンパだったディープ・ロイ、今回は声の出演ありました!!優しい良い声でしたわ(ちび将軍)

前半は、とってもミュージカルチックで、ここでパペッとだということを忘れてしまいました(笑)

生きてる人間の住む世界は、ダークな重い色。
死んだ人間の世界は、明るい楽しい色。
それぞれの思惑が色で、よく表現されてました~~
特に、生きてる人間の世界の色は、グレーを基調としているのですが、時には冷たく、時にはホンワカ(ビクターとビクトリアの出会いのシーン)と、いろいろな表情を見せてくれます。

ピアノのシーンは、ビクトリアのときも、エミリー(コープス・ブライド)のときもステキなシーンです。
曲もすてきで、現在サントラ盤をお探し中です(笑)

「ストップモーション」という技法で撮影されていますが、これは、パペットをわずかなときは、0.5mmしか動かさないで撮影することもあるほど大変なことです。
1秒12時間というのは、大げさではないようです。
だって、だって、エミリーのドレスの動きは、本当に翻っているように見えるほどすばらしいんです!!
見惚れちゃいましたね~~

声優も、ジョニーがピッタリと言われてますが、実は、パペットの動きを見て、アテレコするのでなく、ジョニーの声にあわせて、パペットを動かしていたのだそうです。


今回の作品で感じたことは、ジョニーの出演する作品って、ジョニーが前面に出ているようだけど、素晴らしいスタッフだったり、素晴らしい共演者達だったりと、
みんなで作り上げている作品だな~と思ったのです。
これって、難しいことですよね。
お客を呼べる主演者はいても、作品を下から支える主演者って少ないですよね。
そういうところが、ジョニーを好きな理由かもしれませんね(*^_^*)


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