民主党政権になっても、自民党以来の政治の無力化・無能化が続いている。要するに、国会とか内閣、永田町や霞が関かいわいの「政治のプロ」たちによる政治=統治が完全に無能力化している事態は、もはや変えようがないということかもしれない。 . . . 本文を読む
かもめ食堂は、マサコも加わって、日本人女性3人で切り盛りすることになった。店の来客数もだんだん増えていった。それとともに、彼女らがヘルシンキの人びととの関わり合いを深めていくことになった。あの悲嘆に暮れていた中年女性の悲しみにも関わることになった。さらに、以前、この店舗でカフェをやっていたマッティとも関わることになった。 . . . 本文を読む
ある女性が単身ヘルシンキ(フィンランド)に移住して日本食の食堂を開いた。自分がつくった料理を食べて喜んでもらう、というただそれだけの目的で。経営戦略とか、経営計画というものはいっさいない。まじめに楽しくやっていれば、必ずお客が集まるようになる、という素朴な信念で始めたらしい。 . . . 本文を読む
きのうは、あらゆるメディアで「ヒッグス粒子実験で観測される!」というニュウズがあつかわれていた。かねてから、重力空間の構造を「ことばで理解」したいと考えている私は、いろいろな情報・知識を読んでみたが、さっぱりわからない。 . . . 本文を読む
国民評議会派を中心とする独立運動によって、ブリテンのインド植民地支配は恐ろしくコストのかかる政策となった。どこかに「正義」の理念を掲げる「大ブリテン帝国」を標榜する統治は、東インド会社の利潤本位の支配と比べて、出費がかさむことになった。そこに第2次世界戦争が勃発した。ブリテンの支配階級は、インドを独立させる方法を模索し始めた。すると、多様性を抱えたインドは、自らをどのような国民=国家として形成するかをめぐって苦闘し、内部の分裂に苦悩することになった。 . . . 本文を読む
インターネット=ウェブをつうじて検索・閲覧できる情報や知識などの集積や連結を、図書館というシステムと対比して考えてみよう。情報や知識の内容とか分類、総括、そして利用方法についての共通点と相違点、利用者自身の関与など、検討する項目はいろいろとありそうだ。 . . . 本文を読む