今年は春の訪れがすごく遅い。だが、春の恒例イヴェント、長野市民マラソンはやって来た。桜の開花はまだ先で、いつもと比べると、すこし寂しい。とはいえ、梅の花や菜の花、レンギョウ、サンシュユなどの花は咲きほこっている。そして周囲の高い山々には豊富に雪が残っている。長野らしい風景ではある。 . . . 本文を読む
年齢のせいか、この冬の寒さがことのほか身にしみた。2月には体調を崩して、スキーにもいけなくなった。雪は多いようだから春スキーを楽しもうか。が、それほどの体力と暇があるだろうか。 . . . 本文を読む
奥信濃(長野県の北東の端で新潟県中越地方と接する)では、今年は、以前の平年並みに雪が多い。雪国の暮らしは大変だが、降雪量は、観光をはじめとして有効に利用すれば役に立つ資源である。 . . . 本文を読む
今年の冬は、一段と気候変動が進んだことを示しているようだ。気圧配置がまともな冬型になかなかならない。曇りや雨が圧倒的に増加した。早朝の気温は低くないが、日中の気温はかなり低い。平均気温は、したがって平年並みだが、気温の日格差は、以前とはすっかり変わってしまった。 . . . 本文を読む
まあ言ってみれば、人間は自然=地球の軒先を借りて暮らしているのだが。ところが、思い上がって「自然を管理・統制できる」という幻想を追いかけて、文明を築いてきてしまった。人類は、ことに現代文明は、人類の愚かさの歴史を学ばないから、そういう歴史によって(自然の摂理によって)復讐される番が来たかもしれない。 . . . 本文を読む
何と! まだ5月なのに、信州は梅雨に入ってしまった。実感としては、これまでに経験のないことだ。今年は、何となく、しかしかなり天候は異常である。もっとも「例年」とか「通常」とかいう観念そのものが、きわめて脆く、また根拠の薄い「思い込み」でしかない。先頃の大震災と津波、原発事故などで、それを思い知ったばかりだが・・・。 . . . 本文を読む
春は進み方が遅くて、ようやくソメイヨシノの花が散る頃になった。桃と梨の花は今を盛りと競って咲いている。いつもより少なくとも10日ほど、季節(気温)の進み具合が遅れているようだ。その分、同時にいろいろな花が咲き競うことになって、それはそれで楽しい。年齢のせいか、今年も春の花を見ることができてよかったとしみじみ思う。「願わくは 花のもとにて・・・」という西行の気分が少しわかる。 . . . 本文を読む
1月のはじめまでは温かく雪の少ない冬だったが、このところ雪の日が多い。スキー場の積雪量は、平年並みになった。とはいえ、山での降雪のありようは、日本列島の周囲の海水温の上昇を感じさせるものでもある。要するに編成分の蛇行位置の変化による大雪であって、北半球そのものの寒冷化にまでおよぶものとは、まだ言えない。 . . . 本文を読む
この地区の秋の村祭りがあった。私たちの集落区も近隣の神社(伊勢神宮系)に神楽=獅子舞を奉納した。もともとは、100年以上も昔、実りの秋を迎えて、伊勢神宮の遷宮のための寄進を村人から集めるための興業として(目立つ行事がなければ寄付なんかは集まらないから)始まったらしい。だが、どの集落区も後継者の育成(世代交代)には苦難しているらしい。 . . . 本文を読む
今年の梅雨は、とにかく極端だ。まず、気温の変化が激しい。朝は20度を切る。7月に入ってもときには15℃くらいのときもあった。そして、晴れた昼間には30℃を超える。そのうえ、激しい雷雨で、降水量がこれまでは少なかった川中島でも滝のような豪雨になる。 . . . 本文を読む
この春は天候の変動が大きい。温暖化のなかで、気象の上下の波動が大きくなってきたらしい。4月になって、何度か雪が降る。今週のはじめには、早朝、零下7℃まで冷えた。日中は、日当たりのよい場所では20℃を超えたから、1日の気温格差は30℃にもなるわけだ。これが長野の気候だといえば、そうだが。それにしても激しすぎる。 . . . 本文を読む
この冬は天候のスウィングが大きい。日本海に強い低気圧が現れて、前線沿いに南からの暖気団が入り込んで気温が上がった直後、前線と低気圧の通過(東進)にともなって、今度は北西の寒気団から強い寒波が襲いかかる。こうして、温暖な天候と寒冷な天候が波状的にやってくる。やはり、温暖化傾向の展開線上で寒波が襲来しているのだ。 . . . 本文を読む
新潟県と隣接する奥信濃には連日、大雪が降っている。だが、このあたりでは、雪は降ってもわずかだ。気温は低いのだが。ヨーロッパやアメリカ、アジア大陸ではきわめて強い寒波が波状的に襲来しているという。一方で、南=夏半球では、温暖化の兆候が強いようだ。いったい、地球の気候、大気=地表環境はどうなっているんだろう。 . . . 本文を読む
この冬はずいぶん暖かくて、年内には大した降雪はないだろうと思っていた。ところが、今月半ばから強い寒波がやって来た。19日には、長野市の南端のこのあたりでも、15cmの積雪になった。温暖化が目立ってきた近年では珍しく、12月に雪野原を見ることができた。もっとも、1週間前には、シベリアから東・西欧にかけて、猛烈な寒波が襲来したので、いつかは日本にも来るかとは思ったが。 . . . 本文を読む
長野では、久しぶりに寒くて雪が多い正月になった。以前は、これが普通だった。この傾向は一時的なものなのだろうか、あるいは、温暖化による気象のスィングが大きくなって今回たまたま寒い方に揺らいだだけなのだろうか。さて、今回は豪雪地帯のスキー場(山沿い)地方のゲレンデはどんなものかを写真で示そう。 . . . 本文を読む