高樹のぶ子のSIAブログ
昔からドジでした・・徳島の夜
高校の同級生から、メールが届き、なんと、高校の新聞(防府高校新聞」に
私が修学旅行記を書いているのを見つけたので、・・・と送ってくださった!
高校3年の自分の文章を、40数年ぶりに読むことになり、慌てたり驚いたり・・
最後の修学旅行の数日間について、順次旅日記を書いているのですが、照れますね。
高校生のくせに、オトナびた認識と、背伸びした断定・・
こんな少女が傍にいたら、殴っちゃいたくなります。
けれども、読み進むうち、確かにそんなことがあった・・と、思い出していくのです。
旅先は四国です。ぐるりと一周しました。
徳島で、何と、夜街に出て、迷子になってます。
「電車通り」を探して探して・・旅館からの道順には電車通りがあった・・
で、人に尋ねたところ「徳島には電車はありませんよ」
ああ、たしかにそんなことがありました・・思い出しました、迷子になったことを・・
そうか、昔から私、思い込みでこうと決めて、ふと気がついてみると、
現実は全く違ったりしてたんだ・・
小説家の悪癖かと思ってましたが、小説書く前から、こんなだったんです。
それが解かってみると、なんか安堵しました。
しかし徳島って、本当に電車がないんですかね・・
本当はあったりして・・電車がチンチン音立てて走ったりしてたら・・??
あの夜は私の勘違いではなくて、教えてくれた人が間違ってた・・なんてことは
ないですかね・・
だったら40年間の私をどうしてくれる!
どうやって、旅館に戻ったのかは書いていません。
「驚きとショック」の場面で徳島編は筆を置いてます。
このあたり、小説家の才能がチラと覗いているでしょ?
あれから一度も徳島に行ってないのかなあ・・
いいえ、講演で行ったような気がしますが・・電車ねえ・・覚えてないなあ・・
高樹のぶ子
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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高校時代の文章が残っていて、友人が送ってくださったんですか??すごい貴重なものがのこっていたんですね。
できれば全文、拝見したいものです。
マイマイ新子・・の高校生版ですね。
正義感が強くて、好奇心旺盛、負けん気が強くて
やさしくて・・・
こういう女の子は、多感な高校生時代は、
絶対に「ナマイキ」になっちゃいますね。
先生の本は、このブログをきっかけに読むことが増えましたが、ファンの方はどの辺りの方が多いのかな??なんて考えています。先生と同年代の女性(特に、主婦層)には、刺激がつよいかな~なんて思ったりして・・
ミクシーに、透光の樹のレビュー書いたら、結構若い男の子やOLさんが読んでいたようです。
その感想のなかで・・・
「素敵なお姉さまの描写に感服いたしました~」
というのがありましたよ。
透光の樹の男と女の関係は、激しくて悲しい恋が描かれています。これは、オトナでないとかけません。こういう描写に若者も感服したんでしょう。
「不倫は文化だ」なんて浅いもんじゃないですもの。
高樹さんの同級生は、小説家になることを予感していらしたかもしれませんね!!
ここで公開して頂けませんか?と御願いしたら叱られますか?
大家の片鱗が感じられる筆の置き方に、ものすごく興味があります。
徳島の電車、やはり、なかったような・・・。
私も長いこと訪ねていませんが。
松山にはチンチン電車と坊ちゃん列車が走っていますけどね。
私は、地下鉄も市電もないバスしか走っていない町に生まれたので、中学校の修学旅行で九州を一周して、逆に福岡に地下鉄があるのに驚いた経験があります。
仮にドジで大人びていて背伸びしている友達が高校時代にいたとしたら、私は殴らずに、親友になりたい!と思うでしょう。
まだまだ残暑は厳しいですが、福岡も季節が変わりかけていますね。職場の窓から聞こえる蝉の声が、お盆前とは明らかに違います。
高樹先生と同じ町に住んでいる事の幸福と、先生が私同様ドジ?であった事を知った幸福の両方を味わいました。
中央の見出し項目以下ずっと下方に表示された状態(空白が続き)で現れています。ここだけだといいのですが・・
おそらく、WIDTHの取り方、Macのあるものでは、WINDOWSのソース幅が繁栄されないと思われます。ユーザーは、圧倒的にWINDOWSの方が多いとは思いますが。
ブログでも、家のWINDOWSのPC(少し古めのPCかもしれませんが)でもそうしたことが起り、かきなおすことがあります。1行の文字数を短くすると思ったように繁栄されます。可能ならば、Macのユーザーに当たってみてください。そういうことも生じている、という程度に受け止めてください。
技術スタッフに確認してみます!