高樹のぶ子のSIAブログ
猫
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/1f/031e8d4b4d7ab2e110f4fae590e9b454.jpg)
お正月に温泉からの戻りがけに立ち寄った有田の美術館で、この十二支の写真を
撮ってきました。
へえ、と思われる方もおられそうなので、紹介いたします。
これを見る限り、やはりこうした文化は中国から韓国経由で日本に入ってきたように
思います。
チベット、ベトナムとは違いますね。
猫が十二支に入っていないのは、ネズミに欺されて日にちを間違えたので、十二支に
入りそびれた、という話があります。
猫が日本に入ってきたのがいつだかわかりませんが、壱岐の勝本にある弥生遺跡から
猫の骨が出てきたそうです。
日本霊異記にも記述があるそうです。
古来、穀物を食い荒らすネズミを退治してくれる猫は、大事にされたようです。
十二支には入っていませんが、もっとも身近なペットですね。
蛇やイノシシが入っているなら、やはり猫を優先させたい気もしますが・・
今年は猫の親玉の虎年です。
猫はネズミを捕らえるけれど、虎はネズミなど知らん顔なのかしら。
みなさまは、このアジアの干支をごらんになって、どう思われますか?
高樹のぶ子
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それより気になったのが表の説明で世界の十二支に始まって
日本の干支・・中国の干支・・
十二支の言い方が正解で干支は違いますよね。
干支=十干(甲乙丙・・)+ 十二支(子丑寅・・)
干支は60種類あり自分の干支に帰る事を還暦。
1946年の干支は丙戌(ひのえいぬ)
ご指摘、ありがとうございました。
たしかに、十二支と干支は違いますね。
私の干支は丙戌ですか。
それも初めて知りました。
上の一覧表で、イノシシと豚が似ているのは判りますし、牛と水牛も同類ですが・・ウサギが猫になるのは、やはり良く判りませんね。
以前、チベットを調べていて、ポタラ宮殿の聖物(聖杖のようなもの)の持ち手のところに、猫の頭部がありました。
これからも続けてほしいです♪
チベットやタイに行くと兎がいなくて、猫がいるんですね。
何だか面白いですね。
日本では神話の時代から兎は登場しますよね。猫は身近な存在だけど日本の干支には登場しない。
でも猫のあのしなやかな動き、スタイルからタイやチベットで神聖な、神の使いとして干支や寺院にいたとしても不思議ではない気がします。
ねずみが牛の頭にのっかていて、最後に飛び降りて一番になったり、この日を境に猫がねずみを追いかけるようになったりとか。(つい昨日のことのように)
写真を見ると、十二支と干支は、美術館が表記を間違えているのですね。
でも、興味深い資料で、表の国々や民族には、十二支を受け入れる文化的なベースがあったということで、やはり、東アジアは共通の文化圏であることが実感されます。
1ヶ月ほど前に、「季節のお祝い等は旧暦で」というご提案を日経新聞で拝見しました。厳冬に新春、梅雨の雨天に七夕はおかしいので、旧暦で季節に合った自然の味わいをす
るべきというご提案でした。確かに、冷泉家では「乞巧奠」は、旧暦7月ですね。
そうすると、今年の2月14日は、「春節」として、アジアの皆様と一緒に祝いたいですね。SIAでも、何か手近なところからご提案ください。
日経の春秋(1/22)で、戦後、当用漢字の制約で、本来の「漢字」を同音で似たような意味の当用漢字に無理に置き換えたものが多いとのこと。
「選考」は、当用漢字への置き換えで、本来は、銓=分銅と衡=はかりで、「銓衡」だとか。銓衡委員?
母も、世論だけになり、よ論がなくなって、紛らわしいとよく言っていました。
ある程度元に戻す必要性も感じますが、祖父の文学全集で読めない字が多かった記憶もあり、言語の進化を考えるとやむを得ないことのようにも思えます。
マイマイ新子はどんな字を学んだのでしょう?
「マイマイ新子」は拝読していましたので、アニメ「マイマイ新子と千年の魔法」も楽しみにしていたのですが、兵庫県では上映館が少なかった(六甲アイランドの映画館だけ
:今月末閉館)ので残念ながらまだ拝見していません。三宮か梅田で上映予定はあるのでしょうか?
私は、先ず、ロシア!にびっくり!!!
存じておりませんでした全く。ロシアでも十二支があるなんて!ユーラシア大陸の大きさを感じてしまいました。
アジア地域では、十二支のお仲間の違いは、小乗仏教、大乗仏教の流れの違いと一緒なのかしら、と思ったり。。。
歴史的な背景を想像するだに楽しいです。興味深いお話、ありがとうございます!
マイマイ新子と千年の魔法は、今も満員状態でラピュタ阿佐ヶ谷でレイトショー上演中ですが(来られた方に、入れなくて帰ってもらうこともあるそうです)大阪他でも上映が決まったようです。以下のサイトの劇場情報を見てください。
「おじさんが泣くアニメ」との評判のようで、作者の予想も制作配給側も、最初の宣伝がかなり方向違ってたのかも(笑)
http://www.mai-mai.jp/index.html
大阪では監督の挨拶も、あらためて行われるようですよ。
クッカバラさん
お久しぶり。実は今週末、そちら方面に出かけます。フランスは寒いそうですね・・
しづさん、
チビちゃんは、インフルエンザ、大丈夫ですか?
浜田さん
そうですか、家に野良猫が?・・
マイマイ新子アニメにも、猫が出てきましたよね・・
新型インフルエンザのワクチンが過剰在庫気味というニュースのせいでしょうか?こちらではインフルエンザの流行は今年に入ってほとんど耳にしません。
我が家のおチビちゃんたちも、季節型、新型ともにインフルエンザの予防接種は受けて流行に備えてはいますが。
代わりにというのも変ですが、幼稚園では風邪が流行っています。胃腸風邪と咳鼻水の風邪ともに流行っていて、かくいう我が家も年末一家で胃腸風邪にかかり悲惨な年越しになってしまいました…。
先生も、皆さまもどうかお身体ご自愛くださいませ。この時期は暖房だけでなく加湿もお忘れなく。
僕もこの説を支持しますが、それは漢字が伝来するまで、
旧来の日本語は口頭伝達で、文字はなかった文明だったと認識せざる負えませんね。
日本は火山国で酸性土だから文字は有ったが、資料が分解して残ってないだけだ、との説には無理があります。
口頭伝達だった日本語を漢字の伝来がきっかけで、
「あいうえお」の五十一音の文字を発明し、漢字を様々な「かたち」で取り込み、
豊かな日本語を表記した先達たちを誇りに思いますね。
猫は身近に居ても、人に犬のように余り立ち入って来ないし、幼い時以外は感情の表現力も貧しいせいか、
きっと人を観察しては怨念だけ、蓄積しているかのようにも見えますね?笑
猫が獲物を捕る時には、冷徹に計算して隠れて待ち伏せていますから、
脳は小さいけれど馬鹿ではない筈です。
それでも猫を擬人化すると「化け猫」や「猫娘」とネガティブなイメージがあります。
唯一、招き猫は幼い猫のイメージからの愛玩性を引き出していますが・・・。
猫は「寅」とも見做して好いでしょう。
西表山猫がいるくらいですから、交雑したりして絶滅したが本州にも小型の猫がいたと思います。
今年はその「寅年」ですが、もう一月も終わってしまいそう。
元来の「寅」の発音は「いん」で季節で言えば早春です。
つまり種や芽が(子)が水を吸って太り(丑)、草木の芽が動き発芽(寅)して来た状況だそうです。
やはり生きるための食料の農事から、古代中国で十二支も考えられたようです。
覚え易いように「虎」を当てただけですね。
さて、今年は枝葉を拡げて生きたいと思いました。
陰暦では今年は最も遅いお正月で2月14日のバレンタインとか、当然ながら月の見えない新月でしょうね。
丑と寅の替わり目は丑寅でしょうね、やばい期間ですよ艮は、皆さんしばらくは気を付けましょうね。笑
牛の角を持ち、虎のパンツを着ているのは、丑寅の方から現れる妖怪の鬼でしたね?
古代、鬼のことを「温羅・浦(うら)」と呼んでいましたが、「うしとら」を略したのでしょうか。
などと話が取り留めがなくなりましたが、旧暦は季節が実態に促していて好いですね。
下階に住んでいるネコちゃんは、ノラちゃんがベランダに産んだ子の一匹をそこの住人が育てましたが、ふっくらと小太りで元気が良いですね。
避妊手術をして、オスだったのですが、オスは去勢されると甘えん坊になると言われますが、このネコちゃん人を良く見て行動します。
私は、犬も猫も、だいたいの動物は好きなので、ネコちゃんもそれが分かるのか、私が側を歩いていると、パーッと駆け寄ってきて、体をすり寄せたり、ひっくり返ってじゃれます。
爪があるので、気をつけないと傷を負います。
餌は、飼い主が充分与えているので、何か餌がもらえると思って近寄ってくるのではありません。
同じノラちゃんが産んだ子と親もその辺にいますが、人には近づこうとしませんし、荒んでいて、可愛そうですね。なかなか良い餌にありつけないらしく、大分痩せていて神経質です。
それに比べ、飼い主に恵まれたその子は、表情も落ち着いていて相手を選んで近づいて来ます。
虎と猫の両方を十二支に入れている国もあるんですね!
ネコ科にもさまざまなものを入れていますが、以下のサイトの猫。
「マヌルネコ」って、虎と猿と家ネコ・・を合体したみたいな愛らしい小動物?
以下の方のサイトで見られます!
http://pub.ne.jp/snowleopard/?cat_id=58013
各国の十二獣 子 丑 寅 卯 辰 巳 午 未 申 酉 戌 亥
日本の十二獣 鼠 牛 虎 兎 竜 蛇 馬 羊 猿 鶏 犬 猪
中国の十二獣 鼠 牛 虎 兎 竜 蛇 馬 羊 猿 鶏 犬 豚
台湾の十二獣 鼠 牛 虎 兔 竜 蛇 馬 羊 猴 鶏 狗 猪※
韓国の十二獣 鼠 牛 虎 兎 竜 蛇 馬 羊 猿 鶏 犬 豚
チベットの十二獣 鼠 牛 虎 猫 竜 蛇 馬 羊 猿 鶏 犬 豚
タイの十二獣 鼠 牛 虎 兎 竜 蛇 馬 羊 猿 鶏 犬 豚
ベトナムの十二獣 鼠 水牛 虎 猫 竜 蛇 馬 山羊 猿 鶏 犬 豚
モンゴルの十二獣 鼠 牛 豹・虎 兎 竜 蛇 馬 羊 猿 鶏 犬 猪
ロシアの十二獣 鼠 牛 虎 兎 竜 蛇 馬 羊 猿 鶏 犬 猪・豚
ベラルーシの十二獣 鼠 牛 虎 兎・猫 竜 蛇 馬 羊 猿 鶏 犬 豚
※台湾は、文字は『猪』であるが実際の動物としては「ブタ」とのこと。
今朝、未だ暗闇の中(日の出の時間は何と8時半!)、外気温マイナス8度。凍る鉄の塊と化した愛車は氷の結晶できらめいていました。寒さは足元から、手の先から、外套の隙間から襲ってきます。エンジンさえもが凍った音を響かせます。そうやって、寝起きの温もりが消えていき、頭の芯から縛られた様に冷気で包まれてしまいます。どうやっても凍えた身体は震えが止まらず、車の暖房が効く頃には目的地に着いてしまう現実。そんなカチンコチンに凍った私を一瞬にして解凍してしまった、携帯メッセージ。会話のぬくもり。。。
今回も、高樹先生の旅で素敵な出会いがありそうですよね。人、建物、食べ物、寒さ、太陽、雪、雨、蕾、木の芽、香り。。。
ちょっと早いと思いますが、ボンボヤージュ、お祈りします。
瀬戸内地方(防府も同様でしょうが)は、プロバンスのように、ほとんど毎日、青空(淡青?)と陽光。
寒さに負けず、薬膳やエッセンシャルオイルで体温を高めるなど免疫力をアップしてください。ご自愛を!
上映のご案内ありがとうございます。九条ですね。
「おじさんが泣くアニメ」? じゃあ、私は泣かないといけないんですねぇ。あの「忘れ物を届けにきました」の感覚でしょうか。
物心がついたときは既に高度成長期だったので、知らない時代ですが、日本人の深層心理の部分で郷愁を覚えるかもしれませんね。
昭和20年代は、何でもありの面白い時代だったとか、よく年配の方から伺いました。自分にとっては想像の世界ですが。
どのような感情を呼び覚まされるか楽しみです。
崖様のお説では、「丑と寅の替わり目はやばい期間」ですか。
干支の判断は旧暦でされていますし、今は旧暦ではまだ丑年ですので、これから気をつけないといけないんですね。
何かあると、午年くらいまで精神的に尾を引きそうですね。寅午?
このブログは本当に勉強になり、皆様に感謝いたしております。
今も日経朝刊の連載小説を読んでいますが、対馬と韓国(李氏朝鮮)が舞台で、「恨(ハン)」も何度か出てきました。
SIAとブログのおかげで少しは深く読めたと感謝しております。ただ微妙にニュアンスが違うのかなぁという気もするので、どなたかご造詣の深い方がいらっしゃいましたらご教示ください。
本日の件にも、韓国社会では、姓氏の由来と正確な祖系図が重要との記述があり、それが「恨」や「結婚しない女性たち」の原因になっているのかとも思えるのですか・・・
戸籍法の大胆な改正もありましたが、変化の兆しはあるのでしょうか?
いつも皆様のコメントを楽しませていただいております。
今日はご挨拶だけしにきました。
ブログの更新楽しみにしています!
今年はショパン生誕200年記念がテーマでしょうか。
ショパンのそこはかとない悲しい旋律は、特に素晴らしいのは仕方ないことかな。。。
ショパンは遺言で楽譜を焼却するように伝えたとか、
根元的な孤独感からだったのでしょうが、何故だったのか聴きたいものです。
ところで昨年はメンデルスゾーン生誕200年だったのに、バッハがテーマで、ちらっとだけでメンデルスゾーンの演目でしたね。
主催者側の差別の匂いがしますよ?苦笑
旧正月前後までは猫と牛を可愛がるか、くれぐれも気を付けましょう!笑
当方は艮(丑寅)神社にもお参りし、御神籤は吉と出ましたので大丈夫と思います。