高樹のぶ子のSIAブログ
うまくいかないのが恋
もうタイトルを公にしても、変更がないと思われますので、新しい「恋愛エッセイ・恋愛虎の巻」出版予定を、お知らせします。
上記の本が幻冬舎より、11月25日に出版されます。
東京で最終的な打ち合わせ、戻りついてからも、ゲラのチェックなどで、忙殺されています。
お喋りするように、恋愛についての様々な諸相と、不幸せな結果にならないように、レクチャーしています。
恋愛はうまくいかないのが当たり前で、そんなことにめげて、恋愛忌避に走らないように、との願いがあります。とりわけ、若い人に・・
タイトルを「恋の試薬」にしようかどうか、最後まで迷いましたが、結果、上記のようになりました。
「うまくいかない」から止めるのではなく、ポジテイブに人との関係を作っていこう、という本です。
ダメモト精神と、失恋のときのメゲ方指南も含まれています。
読むことで元気が出て、心が強くなれる本です。
これまで50数冊の本を出してきました。
たまにはこんな「恋愛指南本」をだしても、文芸の神様は怒られないのでは・・
けれど、恋愛というフィールドは、人生のほかのフィールドにも通じます。
私の人生哲学?みたいなものも、十二分に含まれています。
つまり何事も・・「極めれば、反転する」
中途半端は、よくない、ということを言いたい一冊です。
高樹のぶ子
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私のような凡人には、なかなか極めるところまでいかないものですね。恋の試薬、でなくて、人生のほかの面でも。
これからは牡丹鍋なども美味しいでしょう。
実家でジャンプして逃走した、イノブタ君を思い出しました。〓
何事も「極めれば、反転する」には同感です。
またその反面、現代に於いて、若い人達が自分を信じて、いろんな分野の現状を根底から把握し、疑問点をスタディし自分はこれだと己に問いかけて一つ一つ洞察する、この過程を持つことができるのか、昨今の風潮からも彼らが「極めること」の難しさを思います。
これからも、しなやかでポジティブに生きる、心構えが必要な時代が長く続きそうです。
米国のバブルは、日本の'86年からの不動産バブル経済をヒント得て、規制緩和をしたもの、有機的なもの造りの喜びを捨てると、人はクレイジーになるようです。
根底の少子化も危険でしょう。
この円高も何れ暴落する曲面も有り得ますから、先進国での円独歩高の孤立は気になります。
この際、日本の大企業経営者達が、人間力を発揮して欲しいものです。
日本の政治家達は、長く大企業の金魚のフンでしたから無理かも。
恐らく米国はマトモ過ぎるルールを法制化して、自国のみは再興していくスタンスでしょう。
それが整うと日本の米国への投資損失は、凄い金額に成りそうです。
日本は取り敢えず、中年や中堅労働者の収入を上げる努力をして欲しいです。
現実、これが若い世代に「しなやかになれる時間」を与えるのです。
太古から経済力を国民に付けることが、間違いなく国力なのです。
ぼくのようなじいさんの恋については触れられていないのでしょうか。
かくなるぼくも麻雀で美しい奥さんの指先に触れたりしてしまった時。
ゴルフでふざけた会話を交わすとき。
他人の奥さんとメールで美術論議を交わすとき。
街でキュートなギャルを眺める時。
心をときめかすんです。
こんなの恋とは言わないんでしょうか。
実は高樹のぶ子さん、実物にお目にかかったことはないんですが、写真で拝見するかぎり、書いたものを拝見する限り、ぼくは貴女に<ほの字>なんです。
悪しからず。
マロさんが挙げられた、どれもこれも愛が成就してないので、「うまくいかないのが恋」にちゃんと当て嵌まってます。
尚、記載が正直であればですが・・・(笑)
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ちょっと失礼。
マロさん、イタリー旅行のあっと驚く顛末、予告から延々と延ばさないで下さい。
今日こそ、ノンフィクションは完結したのでしょうか?(笑)
恋は、しようと思ってするものではないように思います。傷つくことを怖がろうが怖がるまいが、ある日突然、人を好きになってしまう・・・。それが恋というものではないでしょうか。
夢中になっている時にはいいのですが、諸処の事情でお別れしなければならない時は、もう恋なんかするもんか!と思うほど辛い想いをしなければなりません。
更に踏み込んで、不幸せな結果を招いた経験のある人は、確かに恋に対して、臆病になるかもしれませんね。
極めれば反転する?さもありなん・・・。ポジティブに人間関係をつくる?なるほどぉー。
でも、結婚している人の場合は、どうなんでしょうか。結婚後にも幸せな結果を招く恋ってあるのかな?などと考えながら、今日のブログを拝見しました。
恋を発展させて男女の関係を越えた互いに支えあう大人の関係になる人もいるかもしれませんね。
そういえば、連載小説中の紅子さんも、妻帯者ならぬ夫帯者(?)ですが・・・。紅子さんの恋の結末は、どんな方向に向かうのでしょう。
ひっっとしたら、恋は、結果が問題なのではなく、その過程に人の人生を豊かにする媚薬が含まれているのかもしれません。
追伸:まろさんも崖さんも、な、なんか少年のようで可愛いですね(年上の方にこんなこと言ってごめんなさい)
みんな恋に落ちて。。。
幸か不幸かは・・さあ、あなたは、どう判断されますか?
太宰の人気は今また上がっていると先日ラジオで聴きました!
あなたな~ら、どうする????????
そしてのぶ子さんのおしゃるように、うまくいかないから恋なんでしょうね。
もうちょっと深みにはまりたいのを寸止めするのも、悩ましい。
今、ブログにも恋しています。崖さんのような方が見ていられると思うと、毎日アップしなければと脅迫観念にかられて書いてます。
で、最近のテレビが肝心なところでCMを挟んで視聴者をイライラさせるテクニックまで使うズルを真似てる次第。
ごめんなさい。
>そういえば、連載小説中の紅子さんも、妻帯者ならぬ夫帯者(?)ですが・・・。紅子さんの恋の結末は、どんな方向に向かうのでしょう。
え、紅子さん、夫帯者でしたか?
登場の心象からも、紅子さんは独身風でしたよ?
けんちん汁はビー玉さんの誤解のようです。笑
主人公像の設定により、物語の趣旨が全く変質してしまう、それが恋愛小説の特徴なんですね。笑
人は「うまくいかないのが恋」に立ち至った時、男と女によってかなり違った情念が有りそうです。
なんとも厄介なピアニストがお相手とか、ピアニストは基本的に職人気質ですから、ちょっと異性としては、いろいろと相手をおだてて上げないと、生活がダメな印象が有ります。
例えばステージ衣装の生地選びや、デザインチョイスをして上げたり、日頃の痛ましい練習技術を高揚させてステージを迎えさせる、あ、これは僕の想い出でした。爆
裸のピアニストなんて地味な職人ですからね。
でもお相手のピアニスト、厄介なぶん、紅子さん退屈しなくて好いでしょうね?
高樹先生、ごめんなさい。ひかりさん、御指摘ありがとう。
日経の連載小説、毎日、一生懸命拝読しているのですが、読み間違えてしまったようです。ゆっくり家で読める日も少なく、心ここにあらずの日があったのかもしれません。御許し下さい。
「ムーブ2008」福岡地区は明日の夜、放送ですけれど、父の容態が急変し、残念ながら明日はまだ福岡に帰れそうにありません。昨日、仕事に向う途中で知らせを受け、仕事をキャンセルして新大阪から新幹線に飛び乗りました。
人の人生の最後の数年を神様はどのようにして決めるのだろう?人間の業とは一体何なんだろう?などと病床で血を吐く父を見て思いました。
恋は苦しくても時に甘美で人を救うものであってほしいと思うし、家族の愛は、人ひとりの命を延ばすほどに強靭なものでありたいと思う日々です。
お気をつけて下さい。
実は、残念ながらのぶ子先生の、日経連載、読めていないのです。
身のまわりに、日経を取っている知り合いもなく・・・
そのうち、単行本になるでしょうと我慢をしています。
その代わり、「恋愛エッセイ、恋愛虎の巻」11月25日発売・・
本屋に直行します。
恋愛虎の巻・・何事も遅すぎるという事も無いと信じて・・
「最後の初恋」リチャード・ギアを見てきまして、
う~ん、「マジソン郡の橋」がいかに良かったか再認識しました。
孤独な魂がやっと居場所を見つけたのに、
二人は別れなければならない・・
すみません、またまた話がそれてしまいました。
エッセイ、楽しみにしています。
いま、レンアイしょうせつ、書いているんですって!
パッピーは、どちらかというと、ひとり上手なんです。
パッピーの生まれたお星さまでは、地球のひとたちとは恋のありかたがちがうんです。
つまり、そのう、男と女だけではないんです。
つまり、そのう、自分をおさえてじゃなく、ひとり上手もごくふつうのありかたなんです。地球のひとたちのいいかたをすれば、男でも女でもないひとも多いいということ、です。
それでは、のぶ子お姉さん! また忘れたころあらわれます。
パッピーより
お答え、ありがとうございました。
>崖ノ猪さん
お答え、ありがとうございました。
京は書誌学の勉強のために、仕事をやめて、上海に来たそうです。
ピアノは趣味でやっているようで、紅子さんの前で「戦場のクリスマス」を弾いたようです。
>ビー玉さん
お返事ありがとうございました。
お父様のお加減、ご心配ですね。
どうぞお大事に。
日経新聞の連載小説を扱っておられるブログをいつも呼んでいるのですが、そちらでは、紅子さんをあえて「イタイ女」として表現してあるのか、というようなことが書かれていました。
京はいわゆる「ツンデレ」っぽいし、二人の恋愛はまだ駆け引きの段階のように感じます。
どういう展開になるのかなぁと思いながら、毎朝、新聞を開いています。
先日新聞にこの書の紹介記事を拝見しました。先生の作品はまだ読んでいません。これから是非見たいと思います。
私は今、とても大切な人がいます。主人以外にです。中国人であり、妻子がいて(離婚成立)、仕事も不安定なんですが、私にとっては結婚したい気持ちでいっぱいです。
どんなに辛くてもその人がいると元気が出るんです。お互いに母国語しかわからなかった二人ですがこんなに気持ちは通じてる、でも結婚したら変わるのかな?なんて現実を考えますが…三年間波瀾万丈でした。幼い恋愛のような……。でも、いい加減踏み出す勇気を使わないと……。うまくいかない恋愛…、壊したくない思いと同じに、前に進みたいです……。