ワニなつノート

新しいフルインクルの話 (同じと違い・その1)



《DNAというひらがな》


人間が生きてきたということ。
人間が生きていくということ。

母から60億文字の物語と、父から60億文字の物語と、
120億文字の「物語」を語り継ぐとき、子どもの物語は1200万文字が違っていくという。

119億8800万文字は親と同じで、残りの1200万文字の違い。
それが、一人ひとりの違いを豊かに生み出していくという。

一人の子どもに、同じ物語をみるか、違う物語をみるか。
違いは、0.001%。
個性は、0.001%
どんな病気があったとしても、生まれくる同じがあって、子どもは生まれる。
どんな障害があったとしても、違いは0.001%。

同じ赤ちゃんであること。
同じ子どもであること。
同じにんげんであること。
お互いに同じかけがえのなさをもち、
0.001%のかけがえのない個性の違いをお互いにもつ。


     ◇


昔読んだ生命科学の本の一節を思い出して、自分のことばにしてみた。

ここから、いま考えていることは、「同じを育てる」ということ。

「違い」だけをみて、違わないことを育てようとするのか、
「同じ」をみて、同じように育てることで、「違い」を大切にしようとするか。


・・・さて、自分は何を考えようとしているんだろう?と、いうところから始まる。


(つづく)
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