《「安全」は、言語ではなく「非言語的なやりとり」を通じて生み出される》 ふつう学級に「いるだけでいいのか」と言われ、「いるだけでいい」と開き直れた根拠がここにある。 安全が『言...

【「分けられた子ども」とは誰か？】   昔、「分けられた子ども」は障害児だった。障害があると「就学猶予免除」で、義務教育（学校）から分けられた...

  「先生も落第してきたの？」と聞かれ戸惑った。 《この子はここに来たくなかったのか》と気づき、それなら元のクラスに戻してあげようと「交流」をはじめた先生がいた。 ...

「子どもの声をきく」の半分は、「子どもの言葉を聞く」。 あとの半分は、子どもの「非言語的な合図をきく」。 ...

  「一緒がいいならなぜ分けた」という言葉に、ちゃんと答えたい。   「ふ...

「人とのつながり」を疎外するものを、「トラウマ」という。 トラウマは、災害や戦争によるものであれ、虐待や犯罪によるものであれ、時に医療や教育によるものであれ、「その後」に人とつな...

《最後の景色》 子どもにとって「分けられること」は、どんな体験であるか。 体育の前に「着替えなくていい」と言われたあの日。 父ちゃんを待ちながら、校庭に走りだすクラスメイトを...

《なぜと問わなくてすむように　２０２３》   「なぜ、ふつう学級？」 分けられたい子どもはいないから。 すべての子どもが、自由に出会...

《きょうだいへの贈り物》 　　　　　　　　　□ 「なぜ、いっしょの学校にいけんと？」 そう聞いたのは、栞音さんの姉。 ...

  ① 「なぜふつう？」   その「なぜ」がなかったから。   　　　　　　　　　　□ ...