ワニなつノート

こだわりの溶ける時間2016  (a-1)


こだわりの溶ける時間2016  (a-1)




ただ、そこにいることで
わかる、ことがある

ただ、ここにいていいと、わかることで
うまれる自分の物語がある

ただ、そこにいるだけで
(そこから逃げ出すこと、抜け出すことも含めて)
そこに、いていいとわかることがある


ふつう学級という、みんなが主体で、一人一人違うのに、違うまま、(だから、最初はうまく了解できない。見通しが立てられない)そこにいる。
いるだけ、から始まる。みんな。いるだけ、が基本。生きてる、は、いるだけ、から始まるのだから。

みんな違うのに違うままそこにいる
そこにいていい
そのことが「同じ」なのだとわかること。

自分のこだわりや不安、落ちつかなさもふくめて、
くり返される生活があり、
自分もみんなも、変わらずにここにいる。
毎日違う一日が、変わらずに確かな日常としてある。

ここが安心できると思いはじめるとき、
ここに居続ける自分も
その同じ見通しと未来と一緒のなかにいたい、
いられる、というおもいがうまれる


のうりょくで、ここにいていい、と思えるわけじゃない
のうりょくで、ここにいていい、と言われても、それを信じられるものでもない
もしそれを信じるなら、のうりょくを失うとき、
ここにいてはいけない、がまっている
それは、あんしんじゃない

だから、ただいるだけをみつけること
それが、安心につながる、ということ
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「こだわりの溶ける時間」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事