ワニなつノート

寂しさからの守り

この子がさびしくないように(その1)


生きている意味は、自分を大切に思ってくれる人を、
生きているだけで、寂しさから守ることだった。

生きて子どもを寂しさから守りながら、
私もまたこの子に一番守られている。

守ることは、守られてあることを知ることだった。
その両方の守りを裏切らないために、
私は無条件でこの子の側に立ち続ける。
一番大切にしたいことを守るために。
一番大切にしたい人を守り続けるために。


この子に出会えたこと。
この子が笑ってくれること。
泣いていること。
怒っていること。
悲しんでいること。
喜んでいること。
そしてこの子が生きていてくれること。
それだけで、あらゆる寂しさから私は守られていると感じる瞬間がある。
だから私はこの子に伝え、守り続ける。

あなたは生まれたときから、私にとってかけがえのない大切な人だった。
何よりもかけがえのないことは、あなたがあなたであること。
あなたがいつ歩けるようになるか、言葉が話せるか、文字が読めるか、
そうしたことは、あなたが自分の人生を生きる生き方であって、
誰かに値踏みされるものじゃない。

私はあなたが自分のありのままの姿を生きることを、見ていたい。
見守り続けたい。
あなたを、あなた以外の基準で値踏みするもの、
あなたが出会うべき友達や仲間から引き離そうとするものには
一歩も譲らない。
あなたを寂しさから守るために。

あなたが出会うべきすべての人とのつながりを守るために。
あなたと、あなたが出会うべき人たちを寂しさから守るために。
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