ワニなつノート

《この子の「存在の願い」を私はかなえる》(その2)



《この子の「存在の願い」を私はかなえる》(その2)


《大事にされてる》



最近、あるブログで素敵な言葉に出会った。
この春、中学生になった子の言葉。


「中学校で意地悪とかされてないかい?」と母親に聞かれたときの一言。

「うん、むしろ大事にされてる」。

「そうなの⁉︎大事にされてるの⁉︎自分でそう感じるくらいに!? ……どんな風に大事されてるんだろ」


彼には障害があり、小学校一年から母親が「付き添い」をしていた。
5年生の途中で付き添いを離れた後は、学校での子どもの世界がみえなくなることへの戸惑いと喜びが書かれていた。


「大事にされてる」と子どもが感じるのは、学校の雰囲気と対応の良さがあるのはもちろんだが、あえて付き添いを離れ《この子の「存在の願い」をかなえる》親の思いが届いているのだとおもう。


「…どんな風に大事にされてるんだろ」
この「見えない」距離、「分からない」距離が、子どもと子どもの出会う人への信頼の証しであり、子どもの自信につながるのだとおもう。
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