ワニなつノート

ふつう学級の介助を考えるためのメモ (001)


ふつう学級の介助を考えるためのメモ (001)


《授業という生活を暮らすための介助》



ふつう学級の介助を考えるためには、介助の中身から入るのではない方がいい。

歩けないから介助、一人でできないから介助、先生の指示が分からないから介助、授業中に立ち歩くから介助、と問題を数えて、介助を考えると、つい問題解決してあげることが介助の中身になりやすい。


そうでない行き方がある。

まず、障害の介助、ではなく、生活の介助、として考えてみる。


授業という生活を暮らすための介助。

休み時間という生活を暮らすための介助。

体育館や図書室への移動を含む生活を暮らすための介助。

給食という生活を暮らすための介助。

清掃という生活を暮らすための介助。

家を離れ、親と離れ、自分一人で、学校で一日生活することに必要な介助。


そうした生活のための介助、という視点から考えてみると、「学校の中だけで通用する介助」とは違うカタチや、足りないものが見えてくる。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「普通学級の介助の専門性」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事