≪向日葵のある台所≫ 秋川 滝美著
内容(「BOOK」データベースより)
学芸員の麻有子(46歳)は、東京の郊外で、中学二年生の娘・葵とともに、穏やかに暮らしていた。
そんな折、麻有子の姉・鈴子から「母が倒れたので引き取って欲しい」と電話があった。母とも姉とも折り合いが悪く、極力関わらないようにしてきたのに―。
姉の勝手な振る舞いにうんざりしつつも、受けざるを得なくなってしまう。
「いったん引き受けて、やはり居心地が悪いと自主的に戻ってもらおう」という葵の提案のもと、絶縁状態だった母親との生活が始まった。
だが、葵の知られざる一面も見えてきて―。
いわゆる毒親のお話でしたが、とりあえず和解とまでいかずともお互いを分かり合えたことが救いかな…
丁寧な暮らしが垣間見えるお話でした。おススメ度は。。。。難しいなぁ~~~
≪猫のお告げは樹の下で≫ 青山 美智子著
内容(「BOOK」データベースより)
失恋のショックから立ち直れないミハルは、ふと立ち寄った神社で、お尻に星のマークがついた猫―ミクジから「ニシムキ」と書かれたタラヨウの葉っぱを授かる。
宮司さんから「その“お告げ”を大事にした方が良いですよ」と言われたミハルは、「西向き」のマンションを買った少し苦手なおばの家を訪れるが…。
中学生の娘と仲良くなりたい父親。なりたいものが分からない就活生。家族をないがしろにしたと後悔する頑固おやじ。転校先でクラスに馴染めない男の子。
20年来の夢を諦めるべきか迷う主婦。
自分のしたいことに臆病になった占い師。
なんでもない言葉をきっかけに、思い悩む人たちの世界がガラッと変わっていく―。猫のお告げが導く、7つのやさしい物語。
≪木曜日にはココアを≫がとっても詠み後ことが良かったので図書館でネット予約~ようやく届いて即受け取りその日のうちに読破!
「六枚目のスペース」では、木曜日にはココアをに登場していた、幼稚園児の拓海くんと輝也パパが登場します。
短編小説なので、途中で立つこと、用事を済ませることができるのでまだまだある、青山美智子さんの本が楽しみです。
最後に伏線がしっかり回収されるところもとっても心地よいです!だって、コロナ禍でモヤモヤ~だからね!
次は「ただいま神様当番」。。。でも「木曜日にはココアを」の第2弾「月曜日の抹茶カフェ」もとっても気になるwanikoなのでしたぁ~~
追記.元プー横丁。のchieさんの定期便でドッポリとハマった『薬屋のひとりごと』
chieさんのライフワークである釧路湿原散歩が現在、グループラインで報告されているんです。
この散歩の中で、『オオミズアオ』の幼虫の写真がありました。この『オオミズアオ』がこの本の中に出てくるという情報もくれて…
どこどこ???って探したところ、第3巻の第8話「月精」の中に出てくるんですよぉ~でも蛾であることは書いていますが…
chieさんのおかげで蛾の名前が分かり検索
これ!!! 改めて再読。。。もう感動! chieさんありがとうございました!!