hidekoの戯言

豊かな人生を求めて

accident!

2020年02月08日 | 秀子のたわごと


昨日、最寄り駅で先頭車両に乗車しまもなく発車という時
少し歩行に障害をおもちの方が慌てて乗りこもうと近づいてきました。
咄嗟に、発車を遅らせようと扉を手で押さえたのですが
あと少しで乗れそうな所まで来たとき、そのままつまずき、
額をドアの手すりに打ち付けて
上半身が車内に、下半身はホーム上に倒れ込みました。
両手で身体を支える間もなく そのまま倒れ込みましたので
一瞬意識が遠いていたような感じでした。
その間数秒のことです。
その男性はすぐに意識が回復したようで、倒れこんだまま
頭と上半身だけを使い這いながらご自分の体を車内に移動させてきたのです。
身体全体が車内に入ったことを確認すると仰向けになり手で額を押さえていました。

すぐに、何方か手を貸して下さいと声を掛けたのですが
どなたも反応することなく、動くこともなかったので
先頭車両の運転席のすぐそばにいましたので
車内から降りて運転手さんに声を掛けて対処して頂きました。
すぐに駅員も車掌さんも駆けつけて、その男性に声をかけて
降りて様子を見ましょうと伝えていましたが
その男性は、急いでいるから どうしても行かなくちゃいけないからと
下車を拒否されていて・・・
駅員のかたが男性を起き上がらせると
そのまま座席に座り、もう大丈夫だからの一点張り。
「このままだと、発車がく遅れるのでとりあえず降りましょうか」
と再度声掛けをされていましたが
その男性の意志は変わらず、目的は次の駅ということでしたので
駅員さんが「では次の駅に連絡をして待機してもらいます」
と言うことになり、その後すぐに発車しました。
発車後すぐに
「お客様が転倒されたために発車が遅れました」と車内アナウンスが流れました。

駅に着くと駅員さんが車椅子を用意し待機していました。
「大丈夫ですか?車いすを用意しましたので」との声掛けに
大丈夫ですと車椅子を拒否されていました。
駅員さんは「では上までご一緒しますね」と伝えていました。

私はこの駅で特急電車に乗り換える予定でしたので下車し
次発電車を待っていました。



この光景から、我が身に置き換えて 少し歩行に障害があったならば、
時間に余裕を持って家を出ることが必要だと。
また、自分の体の状態を受け止めて、
常日頃から対処の仕方を考えて置くことも大切なことだと感じました。

コメント
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