hidekoの戯言

豊かな人生を求めて

ごっこ遊び

2011年04月30日 | 秀子のたわごと

昨日、ウイリアム王子とキャサリン・ミドルトンさんの挙式を見ました 

あまり華美に流れず、庶民的な感じがしてとても好感が持てました。

私にとって 王子さまとかお姫様という言葉は、おとぎ話の中に出てくる登場人物ですから

ロイヤルウエデングの様子は、そのおとぎ話の世界を見ているような気持ちでした。



そういえば・・子どもの頃、よく「 ごっこ遊び 」をしました。お姫様ごっこもその一つですが

最近は・・「ごっこ遊び」 や 「 ままごと遊び 」 をする子どもたちをあまり見かけません・・

友達どうしで、それぞれ役割を決めてあれこれ想像しながら楽しむ「ごっこ遊び」は

子どもの情操教育に欠かすことのできないものだと思っています。



今日は、近くの公園から子どもたちが楽しそうにはしゃいでいる声が聞こえてきます。

おやおや 鬼ごっこ遊びをしているようです 仲間に入れてもらおうかしら


子どもの頃、友達を誘う時の言葉は「 あ~そ~び~ま~しょ 」でした。

OKのときは「は~あ~い い~い~よ~ 」で、NOのときは「 あ~と~で~ 」

何故かどの言葉にもメロディーがありました。

  のどかなものです  
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ローンパイン動物園

2011年04月27日 | 秀子のたわごと

娘がローンパインコアラ保護区内で寛ぐ カンガルーの写真を送ってくれました。




カンガルーたちが寛いでいる先に人間の姿も見えますが、柵も無く カンガルーも人間も共存している様子がホンワカしていて良い感じです。

動物たちが、ゆったりとした空間の中でのんびりと過ごしている様子が見て取れ、気持ちが和みます。

震災後、日本の様子をずっと心配してくれている娘ですが 

親としてはオーストラリアの地で無事に生活していてくれることが何よりの幸せです


娘は子どものころから、どんな動物に対してもいとおしむ気持ちを持っていますが、動物と接している時の娘はとても嬉しそうです 

それを見て、私まで幸せな気持ちになります 

                                                   
       

恐いもの知らずと言いますか・・・そのうち、猛獣を抱えている映像を送ってくるのではないかと冷や冷やしておりますが・・
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救助隊員のかたがた

2011年04月26日 | 秀子のたわごと

5~6年前、ご近所で火事がありました。

ベランダで洗濯物を取り込もうとしていた時火の手が見えて、それも立ちあがる火ではなく横向きに出ている火でした。

そのうち、パンっと弾ける音がしたのですが住人のかたは気付いていないのか・・・やけに静かなのです。

気付いていないとしたら大変だと思い、慌てて家を出て ○○さん宅のチャイムを鳴らしましたが応答がありません。

留守なのか・・何かに躓いて家の中で気絶をされているのかも知れないとか・・・

数秒の間に色々な思いが駆け巡りましたが、とっさの判断で車庫側から庭に入らせて頂きました。 


火の手は、家の壁側にピッタリと設置された温室栽培のハウスから出ていました。

後から駆け付けて来てくれたあっちゃんに、「すぐに消防署に連絡して」と伝え、

消防車が来るまでの間、ドキドキしながらも何か出来ることはないかと あたりを見渡すとバケツがありましたので、

外に設置されていた蛇口から何度も水を入れて、火の手にかけ続けました。必死とはこういうことかと思いました。

消防署に連絡をしてくれたあっちゃんも駆けつけてくれて一緒に水をかけ続けました



消防車が到着した頃には、ほぼ火の手は消え、モクモクと煙が立ち上っている状態でしたが、

隊員のかたがたが駆けつけて下さった時の安堵感はとても深いものでした。

ああこれで、ちゃんと消火作業をして下さる・・・そう思った途端、体が震え始めました。

こういう頼もしいかたがたに、私たちの生活は守られているのだとあらためて感じました。

消防自動車も  パトカーも  救急車も  いっぺんに到着して

こういう事態には、こうして動いて下さるのだということを知りました。


今回の大震災で被災地に赴き、昼夜を問わず救助活動をして下さっている隊員の皆さまの姿を見て、

火事のことを思い出したのですが、頼もしい彼らの存在に本当に感謝の気持ちでいっぱいになります。


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忠誠?気配り?

2011年04月25日 | 秀子のたわごと

先日、被災地を訪問された総理大臣と被災者のかたがたとのやりとり見て 

うっかり通り過ぎてしまいそうな総理大臣に対して 側近の方が「こちらにもお立ち寄りください」とそっとお伝えしていたら・・・

とそんなことを思いながらニュースを見ていました。


日本の復興に向けて進むためには、こんなささやかな気配りから始まるのではないかと私は思っているのですが・・・

あっちゃんに この気持ちを伝えましたら

「 まったくその通りだと思うけれど、日本の官僚は自分が関わるのが嫌だから まずそうはしないだろうね。 」

「 ふ~ん ・・・・ 何故、関わるのが嫌なの

「 関わるのが嫌な理由は、自分に責任が振りかかってくるからなのだと思うよ 」

「・・・・・」

「 国のトップに対して、忠誠を誓うなどという旧い考えはないしね。」


  
忠誠かぁ・・ 忠誠ねぇ・・・ 

でも、もし私が側近だったら、そしてそれが自分の仕事であったのなら、

仕えるかたが誰であろうともきっと目配りよろしく、気配りよろしく お伝えしたような気がします。

そうして、国のトップを子育てのようにバックアップしてゆく黒子でありたいっと 言いたい放題・思いたい放題の私でした 
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葛餅

2011年04月24日 | 秀子のたわごと
  
 吉野葛を頂きましたので、久しぶりに葛餅を作りました 

 


 長閑な日曜日   感謝の気持ちが溢れてきます。

            

 
TOMOさんが撮影された春の彩りも添えて



            Photo by TOMOさん
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いろいろな教訓

2011年04月23日 | 秀子のたわごと

先日、TBSラジオ「 森本毅郎スタンバイ 」に出演された 月尾嘉男さんが実際に岩手の被災地をめぐって感じたことを仰っていました。

内容がとても興味深かったのですが、「どんなに堅牢に作っても人間の作ったものは脆弱で、自然のものは非常に強い」のだと。

その例として、岩手の三王岩の一つ男岩は高さ50Mで(15階建のビルくらいの高さだそうです)これは白亜紀のものらしいのですが、

今回の大津波でも破損がなかったそうです 


また、青森県から宮城県に至る三陸海岸各地に316基津波記念碑が建てられているそうですが、

例えば、階上町には昭和三陸津波の教訓として「 地震・海鳴り・ほら津波 」という銘文が刻まれていて、宮古市の海抜60Mくらいのところには

「 高い住居は、こまごの和楽 想え惨禍の大津波 ここより下に家を建てるな 」という銘文が刻まれているそうです。

(記憶にある限りのことをお伝えしておりますので、文字など違ってるかも知れませんが、ご了承ください。こまごは・・子孫か児孫か・・
 
 わかりませんので、ひらがなでお伝えします。)大津波の恐ろしさを 後世に伝えるために残して下さったものです 


さらに月尾嘉男さんは、明治以降市町村合併などにより旧い地名が消えていって、例えば、現在の六本木一丁目あたりは

昭和42年までは「 麻布谷町 」という名称で、ここは谷だよと分かるものだったと仰っていました。

そう言われてみれば、○○新田とか ○○田とか ○○谷とかの地名は、もともとの形を伝えるものだと思いますが

現在では、埋め立てられていますのでなかなか分かりにくいものです。地名は、もとの形を伝える大切な役目を果たしているのだと思います。


  先人のお知恵は、とても有難いものです  
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大豆と豆腐

2011年04月20日 | 秀子のたわごと

  
           Photo by TOMO さん

だいずとうふ 

一体 何のことかと申しますと、TOMOさんがプレゼントして下さったイルカのぬいぐるみの名前です。


         

TOMOさんは、TOMOさん宅に居候中のイルカくんに なんと 「 とうふ 」 という名をつけたと言うことで、

ならば我が家に居候中のイルカくんは 「 だいず 」 しかない っとこの名前に致しました。


「 大豆 と 豆腐 」「 DAIZU と TOFU 」「 ダイズ と トウフ 」 どの文字でも良いのですが、

このネーミングを掲げて 何かの形でお手伝い出来るボランティア活動をしましょうと考えているところです。

当面は、お互い身近なところで出来ることをして行きますが 準備は少しずつ整えて行きましょうかと話しあっています。


           


食事作りのボランティアに参加し感じていることがあります・・・

一緒に食事作りが出来たらなぁ~っと思うのです。     

郷土料理を教えて頂ける良い機会だと思いますし、一緒にお料理を作ったり、方言を教えて頂いたり、

情報を交換したり、思いを伝えあったりいろいろ出来ると思うのです。


これからの生活をどのように構築していったらよいのか・・・・

避難先でいろいろな思いを抱きながら日々を過ごしていらっしゃると思うのです


わずかな作業であっても、体を動かしたり、指先を使ったりすることで気も紛れると思いますし


一緒に作る、或いは郷土料理を教えるそんな簡単な動きは、少しは楽しんで頂けるかもしれませんし

いつもご飯を作って頂くという、負い目のような気持ちからも少し開放されると思うのです。


避難者の皆さんを、お客様としてではなく、揺れも、規模も、失ったものの度合い違いますが・・

東日本大地震を経験した者として思いを共有しあってゆきたい・・

私が避難者だったら、ボランティアのかたがたと一緒に何かしたいのです。


組織の中で動くということは、いろいろと制限があります・・

「 大豆と豆腐 」は、

大木昌が思う 「 自分とは直接関係のない人たちの身の上に起こったことを身近な問題として,

また自分の問題としても具体的に考えることができるようになるには、想像力を鍛えることが必要だ 」

ということが基本になりそうです。
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募金活動

2011年04月19日 | 秀子のたわごと

                 Photo by TOMOさん


昨日、市主催の募金活動にボランティアで参加して参りました。

募金活動は初体験です。


街頭募金などは、人の弱みに付け込んで悪用する募金詐欺などもございますので 

私は、募金の主催先がはっきりしているところには振り込みをして参りましたが

 っと不安を感じるような募金はしないでおりました。


今回、街頭募金活動を行う側として 自分がどのような気持ちを抱くのか、

また通行中のかたがたの反応はどのような感じなのかを知る良い機会となりました。


思いのほか、見知らぬ方々から篤い思いやメッセージを沢山頂けるのだということを知りました。

つい先日 気仙沼にボランティア活動で入り 瓦礫の撤去や炊き出しのお手伝いをされてきたかたは

「 現状はね、想像以上の惨さだったよ 相当な年月が必要だよ・・募金活動も、ずっと長期的に必要だと思うしね・・がんばってよ 」


外人の方は「このぼきん あのじしんのぼきん  これつかって 」と紙幣を入れて下さいました。


お子さま連れのご婦人は 「 額は少ないんですけど、子を持つ親として・・募金させて下さい 」

駅の改札口まで行き、わざわざ募金のために戻ってきて下さった紳士のかたは 

「 風が冷たくて、大変だと思うけど 頑張って下さい 」 
 


先日ブログで「 見かけましたらお声をおかけ下さい 」 と一言添えさせて頂いたのですが、

読んで下さったかたが、立ち寄って募金をして下さいました。


「 ブログを読んで、この時間ならいらっしゃると思って 立ち寄りました 」

感激で 胸がいっぱいになりました  ありがとうございました 



風が冷たく 途中から口がかじかんで 言葉が不明瞭になってしまって

ペアを組んで募金の呼びかけをしたかたも、モゴモゴ状態になり お互い苦笑の連続でした。


「 募金 」を 「 募集 」 と言ってしまったり 「 ご協力を 」 を 「 ごこうろくを 」 になってしまったり、

何語 状態 その他いろいろ て・に・を・は が可笑しすぎました 

でも、怪我の功名で そのやり取りを聞いて、漫才を聞いているようだと笑いながら募金して下さったかた
    


 皆様のご協力により心のこもった募金が集まりました    

      市の職員のかたにちゃんとお渡ししました。

      ご協力ありがとうございました  
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春の彩り

2011年04月16日 | 秀子のたわごと

TOMOさんが撮影された、美しい春の彩りです

  心が和みます  TOMOさんありがとうございます


Photo by TOMOさん


ボランティアで食事作りに参加させていただいておりますが、避難されていらした方の中に

福島の原発周辺地域、半径30キロ圏内にお住まいのご家族がいらっしゃいます。


「 福島の原発30キロ圏内に住んでいましたので、こちらに避難してきました。もう、住めませんので・・・ 」

福島から ・・・ そう伺った時、私の口から出た最初の言葉が ・・ 「 ・・すみません・・ 」でした。



原発の問題が起こる今日まで・・・・ 私は如何に無関心で無知であったかと・・

私たちの生活を支えるために・・・犠牲になったのだという感情が湧きあがり・・日々胸がつぶれる思いでおります。

これから、どうすべきなのか、何をしたらよいのか、どう考えていったらよいのか ・・・

私の問いかけに、あっちゃんが考え方のヒントを与えてくれました。


   明日、大木昌が思うこと④を掲載致します。
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ギャオギャオ王子

2011年04月14日 | 秀子のたわごと

おはなしの読み聞かせ語り聞かせをしていた頃に覚えた、「 世界でいちばんやかましい音 」 というお話があります。

これは 東京子ども図書館 「 おはなしのろうそく10 」 に出てくるおはなしです。





世界でいちばんやかましいガヤガヤという名の都に、ギャオギャオ王子が登場するのですが、名前からしてやかましい 

都の名もガヤガヤ  はてさてどんなお話かといいますと


まず、この町の入り口にはこんな立て札がたっていました。

「 これよりガヤガヤの都 世界でいちばんやかましい町 」


このガヤガヤという都に、ギャオギャオという名の王子がいて、この王子の大好きな遊びはけたたましい音をたてて遊ぶことでしたが、

どんなに音をやかましくしてもこれで十分という気持ちになれず、もっとやかましい音が聞きたいと思っていたのです。


まもなくギャオギャオ王子のお誕生日がやってくるというある日、王様がギャオギャオ王子様に

お誕生日のプレゼントは何がよいかと尋ねると、「 世界でいちばんやかましい音が聞きたい 」というのです

それを聞いて王様は 「 これは面白い 全世界の人間に同時に同じことをさせたら,それを実現させた世界最初の王であり歴史に名が残る 」

と考えて全世界のありとあらゆる国に 何月何日何時何分何十秒に全世界の人たちが一斉に「 ギャオギャオ王子 お誕生日おめでとう 」

と叫ぶように、ありとあらゆる手段を考えて指令を出すわけです。



すると、どの国のひとびともこの思いつきは面白い 協力しようと思うのですが、

世界で一番やかましい音っていったいどんな音なんだろう ・・ 」と興味が湧いてくるのです。

そして、その考えをある小さな村に住む夫人が夫に何気に伝えると、夫は悪気はなかったのですが友人に伝え

その友人は悪気はなかったのですが、そのまた友人に伝え、

とうとうありとあらゆる国に 悪気はなかったのですがこの考えが伝わったのです。


「 わたしひとりくらいだまっていたって、わからないわ。だって、何百万、何千万、何億って人がさけぶんですもの、

ほかの人がさけんでいる間、わたしは静かにして、どんな音になるか耳をすましていましょう。 」



そして、結果は ・・・ 歴史始まって以来 ガヤガヤの町は しーんとしずまりかえったのです。

聞えてくるのは、小鳥の鳴き声、自然の音、木の葉が風にそよぐ音、小川を流れる水の音 ・・ 

王子は生まれて初めて聞いた それらの音がすっかり気に入ったのです。 



それ以来、ガヤガヤの都は世界でいちばん静かな町となり 町の入り口にはこんな札が立っています。

「 ようこそ ガヤガヤの都へ 世界でいちばん静かな町 」






15~6分のおはなしですが、こどもたちは、このおはなしが大好きでした。


世界で一番しずかな音って どんな感じだろう・・・

聞こえてくるのは自然の音だけ・・・ 


おはなしの世界は、無限に広がる空想の世界 私の大切な宝物です 


  
明日は、大木昌が思うこと③を掲載致します 



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