Photo by TOMOさん
お隣の解体工事が始まりました。
二年前にご主人が他界され、その後お一人で生活されていたのですが、
思い出が有り過ぎて、一人でいるのが辛く 家を処分されたとご挨拶に見えたのが昨年秋の終わりごろ。
お庭を綺麗に整えることが上手なかたで、「耐震補強工事もし十分住めるのですが・・」
と仰っていたので勿体ないような気もします。
日本が基準とする築年数って・・あまりに短すぎるような気がします。
本当は１００年でも持つような家屋が造れるはずなのに・・
世界で一番貧しい国の大統領 ホセ・ムヒカ氏がスピーチの中で仰っていました。
商品の寿命を縮め、できるだけ多く売るために何十万時間も持つ電球を作れるのに、
その半分以下の電球しか売ってはいけない社会にいると。
長く持つ電球はマーケットに良くないので作ってはいけないのだと。
私たちは使い捨ての社会にいて、それが当たり前と思ってしまっているのですね。
まだまだ住み続けることが出来る家屋の解体が始まり・・あ～ぁと言う気持ちです。
