蒼い空の下で

文系男子の何気ない1日を記します。

練習日記@2018.5.19

2018-05-19 22:48:47 | 2018年学童野球
将棋の藤井聡太六段が史上最年少の15歳9か月で七段に昇段しました。2月1日に五段、そして同17日に六段になったばかりで、驚異的なスピードでの昇段となりました。最近では安全かつ確実な勝利が増え、一皮むけた印象が持たれます。今春から県内屈指の進学校に入学。学業と両立する天才棋士は、更に進化を続けてくれそうです。

さて、この日はかなりの冷え込みになった上に小雨も降り続く、あまりこの時季には見られない天候でした。「準備体操から声を大きく出して、きびきびとした行動を心掛けるように」と練習前に監督から言われた影響からか、準備体操ではそれなりの様子が見られました。そんな中、春の県大会予選を終えてからは、走塁練習から始まるようになりました。これがどういった意味合いなのかは、聞かなくても察知できます。支部内の試合では、単独スチールから進塁するのは当たり前。この練習を繰り返して、リードの取り方やスタートのタイミングを身に付けてもらいたいと思います。

この日は、1人当りの打球処理が多くなるようにと、2人を一組にしたノックが午前と午後に繰り返し行われました。試合でのエラーを減らすには、いかに練習段階で多くの打球を受けるかです。他チームから遅れる当団においては、時間を無駄にしている暇はありません。仮によそのチームが、30分で打球を100本受けているならば、我々はその1.5倍は受けていなければなりません。

また、この日は走塁練習と守備練習を兼ねた実践形式も繰り返しました。私は、この練習において走者役にその要所を伝えましたが、多くの5年生に共通する事がありました。それは、ボールを持った相手野手を見ずに帰塁している事です。これでは、相手守備における万が一のミスを気付けません。返球のミスや相手守備のわずかな気の緩みが見られた瞬間が、次の塁の狙い目と言えます。こうした練習から次の塁を狙おうとする嗅覚を養わせたいところです。

練習最後の試合形式では、約50打席ほどを相手に投げましたが、会心の当たりは2~3本に終わりました。これについては言うまでもありません。実践球を打つに見合ったスイングが出来るよう、まずは素振りをするといった努力が必要です。
私の所感ですが、このチームはヒットの量産を期待するよりも、走塁面を磨いた方が試合で活きるのかもしれません。もちろん、それ以上に守備面を鍛え上げるのが大前提ですが。
明日の練習は、監督を始めとする首脳陣の多くがお休みですが、怠けた練習にはせず真面目に取り組んでもらいたいと思います。
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