蒼い空の下で

文系男子の何気ない1日を記します。

練習日記@2016.8.27

2016-08-27 22:56:54 | 2016年学童野球
ヤクルトの山田哲人がトリプルスリーに王手を掛けました。今シーズンの目標は、4割・40本塁打でも三冠王でもなく、あくまで2年連続のトリプルスリーとの事でした。現時点では、打率と本塁打をクリアしており残すは盗塁のみ。日本球界を牽引する若武者の好成績に期待を寄せたいと思います。

さて、今日の午前中は引き渡し訓練が行われ、午後からの練習になりました。昨日の西日本大会の移動疲れが残る中だったので、半日練習で丁度良かったのではないでしょうか。また、午前中は雨が降ったので、午後からは比較的に涼しい天候になりました。
練習前は、約2か月間ほど小学校と駅前に掲示していた横断幕を撤去し、ようやく以前の環境へと戻りました。

この日は4年生以上での練習。キャッチボールとトスバッティングを行った後は、バント練習を入念に行いました。進塁させる手段にはいくつかの方法がありますが、バントについては自分を犠牲にして行うプレーです。成功率は今一つですが、ここ一番で成功できる心の強さも養ってほしいと思っています。

その後は、内外野に分かれてのノック。バント練習とノックでは、特にキャッチャーとセカンドに重点を置いた練習が行われました。これを終えると、ようやく打撃練習に移りました。まずは素振り200本。それを終えると、ランナーを付けて多岐に渡った場面でのバッティング練習を行いました。

この日は、6年生の母親達のほとんどがベンチに姿を現した練習日でした。ここで談笑する姿は見慣れた光景ですが、そういった様子を目にできるのも残りわずかとなりました。
明日の練習も充実したものになるように補助したいと思います。
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第23回西日本学童軟式野球大会

2016-08-26 23:59:09 | 2016年学童野球
―日本一のチームに挑んだ夏―
今大会の注目を一手に集めるのが大阪府代表の「長曽根ストロングス」。今夏の高円宮賜杯全日本学童野球大会を連覇し、全国最多となる6度目の優勝を飾った日本学童野球界屈指の名門チームです。そしてこのチームが、今大会における我々の初戦の相手となりました。会場となったのは、あの寺島成輝(履正社)が大阪府予選で足を踏み入れた舞洲ベースボールスタジアム。最高の場所でこれ以上にない相手との試合は、5対7での惨敗。しかしながら、日本一のチームを相手に最後まで堂々と戦い抜いた90分間でした。

―オレンジ色に染まった応援スタンド―
今大会、福井県代表として共に出場したのが国高ビクトリーボーイズ(越前支部)。この日の初戦を抽選の末に敗れた中にも関わらず、我々の応援席に駆けつけてくれ、1試合を通じて大きな声援を送ってくれました。国高のチームカラーであるオレンジ色に染まったマリナーズの応援スタンド。国高の子供達や保護者全員が、メガフォン越しにマリナーズメンバーの名前を応援歌に乗せて発声してくれ、完全なアウェーの中で戦う私達に大きな力を与えてくれました。

【華やかな幕開け】
JR西日本エリアに在る府県から選出された34チームが開会式に臨みました。入場行進の先頭に立ったのは、この大会を4連覇中の大阪府代表の長曽根ストロングス。いわゆる常勝軍団と呼ばれるチームであります。そんな中、マリナーズも中頃に登場し、練習成果を窺(うかが)わせる行進を見せました。また、今大会の出場に際して新調した団旗が舞洲で見映えていました。

【思い掛けない立ち上がり】
予定よりも30分遅れの16時5分から試合は開始しました。先攻で挑んだこの試合は、初回に睦生(6年)と亘佑(6年)が連打で出塁すると、4番・蒼空(6年)のタイムリーヒットから先制しました。この後も、悠矢(6年)のタイムリーヒットなどから更に2点を追加し、初回から3点を奪う滑り出しとなりました。先発マウンドに上がった蒼空(6年)は、初回から制球に苦しみましたが、それでもバックの堅い守りに助けられながらピンチを乗り越えました。

【リードが続く試合展開】
続く2回には、ヒットとエラーから三塁まで進んだ睦生(6年)を3番・亘佑(6年)がレフト前ヒットでホームへと返しました。打線の勢いは止まらず、3回には翔太(5年)がヒットで出塁すると、7番・こはる(6年)がレフト線のツーベースヒットを放ってチャンスを広めました。ここで悠矢(6年)がヒットエンドランを決めて5点目。5対0のリードで迎えた3回裏は、フォアボールからの連打で2点を返されましたが、日本一のチームを相手にして、それでもまだリードは続きました。

【試合の流れが傾いた中盤】
しかし、ここから相手ピッチャーの投球リズムが戻りつつあり、ストライク先行の堂々としたマウンドさばきへと一転しました。そしてここから、ランナーを溜められない状況へと様変わりしました。試合は、蒼空(6年)が相手打線に捕まって1点差に迫られたところで降板。救援した星輝(6年)が後続を断ってくれたので、なんとか持ちこたえる事ができました。

【なす術(すべ)なく】
バッテリーが代わった直後から相手ベンチが動いてきました。それまで1度たりとも盗塁を試みなかった長曽根ベンチでしたが、ここから頻繁に仕掛け始めるようになり、5回と6回だけで5個の盗塁を許してしまいました。得点圏にランナーを背負う時間が続き、そしてそこから長短打を絡められ、とうとう逆転されました。上位から始まる最終回の攻撃に期待を寄せていましたが、規定時間に達した為に5対7のまま6回裏途中で試合終了となりました。

試合を終えて、マリナーズの選手達がスタンドを前に整列すると、応援してくれた国高の選手たちがフェンス間際まで駆け寄って、暖かな拍手を送ってくれました。
しばらくして私は、そこへ立ち寄り、子供達一人ひとりにこう添えました。

『今日は本当にありがとう。
そして今度はろうきん杯の県大会で会おう。』

                              おわり




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自主練習日記@2016.8.19

2016-08-19 21:53:16 | 2016年学童野球
今日は17時から5・6年生を対象とした自主練習を行いました。参加したのは8名。正直なところ、それぞれに理由はあるようですが参加者の少なさに落胆した日でした。そんな中、まずは準備運動をしてからのキャッチボールとトスバッティング。

続くは、4人ずつ2組に分かれてのノックを実施。私は6年男子を取り持ちましたが、集中力のない捕球や送球が目立ちました。私がこのチームを見てから5年目になりますが、球技感の無い子が多く在籍しているのがこのチームの特徴であると思っています。ひと昔であれば、運動能力が高い子が野球をする時代でしたが、今はそうでない事を物語っています。冬場のトレーニングで行ったサッカーやポートボール、そしてビーチラグビーなどを通じてそれらを解消しようとしていますが、中々といったところであります。

これを終えると、各自で素振りを100本行いました。いまだにバットに蚊が留まるようなスイングをしている子が多く見られます。球速の遅い大飯郡支部内のピッチャーならば、そこそこ対応できますが、その枠を越えてしまうと全く対応ができなくなるのが現状です。今からでも遅くはありません。鋭い打球が放てるよう自宅練習をを薦めます。

その後は、保護者がマウンドに上がって1人当たり3打席ずつ実践形式で打撃を行いました。18時半には薄暗くなったので走塁練習へと移りましたが、野球をそれなりに熟知している子とそうでない子では走塁技術にも差が生じています。打球が飛んだ場所によって、走れる場面とそうでない場面を判断できる力を備え付けてほしいですし、走者として練習中からもう少し集中する事を要求します。
この日は、少人数ではありましたが、それでもやり甲斐があった練習日でした。
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練習日記@2016.8.18

2016-08-18 20:34:40 | 2016年学童野球
リオ五輪の女子レスリング競技が行われ、四連覇の偉業を成し遂げた伊調馨、そして五輪初出場の登坂絵莉と土性沙羅も揃って金メダルを獲得しました。明日は、伊調馨と同じく四連覇に挑む吉田沙保里が登場します。女子レスリング全階級制覇に向け、日本の切り札に期待を寄せたいと思います。

さて、この日は二週間ぶりの夜間練習でした。まだ残暑が続きますが、日の暮れは少しずつ早くなりました。毎年、この時期に感じ取れる風景。いよいよ「ろうきん杯予選」の頃に突入し始めたようです。
練習は、いつも通りの素振り100本から始まりましたが、この日は更に100本を追加しました。理由は言うまでもありません。
―素振りを適当にしている者はボールを打つべからず―

5年生の様子を見ていても分かりますが、冬場の素振りをいかに手を抜いていたかが窺(うかが)えます。6年生中心の練習メニューに耐えてきたのであれば、その姿は言うまでもありません。

この後は5年生と6年女子がティーバッティング、6年男子がキャッチボールからのピッチング練習へと移りました。西日本大会ももちろんですが、我々が照準を合わせなければならないのはろうきん杯予選であります。ここでは当然、安定したピッチャー陣を擁するチームが有利になるかと思われます。

この日は、3本柱がそれぞれの投球を確認しながら投げ込みました。
この1年間の戦績を見る限り、最大のライバルとなるのが「大飯スリーアローズ」。相手にはベスト布陣で臨まれることも予想され、勝敗の行方は全く分からないものとなりそうです。

今週の土曜日は、ホームにて前年度夏の県大会覇者である宮崎ファイヤーズと練習試合を行います。また、夕方からは「若狭たかはま漁火想」が開催され、色んなイベントもあって楽しみであります。夏休みも残りわずかとなった今日ではありますが、まだまだ楽しみが満載です。
小学校生活最後の夏休みが、良き思い出となるようそれぞれが行動に移してほしいと思います。
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福井県知事杯第47回学童野球選手権大会

2016-08-15 22:49:46 | 2016年学童野球
47回目の福井県知事杯は、木田(福井市)が圧倒的な強さを魅せて三度目の優勝を遂げた大会でした。また、国高(越前市)、みのり(福井市)といった春の県大会から強豪と噂されたチームも上位に進出しました。

我々の今大会の成績は3勝して4回戦まで進出。1回戦は社西(福井市)に6対1、2回戦が武生南(越前市)を相手に12対0(3回コールド)、続く3回戦は高椋(坂井)に4対3の逆転勝利。4回戦では雲浜に1対8(6回コールド)で敗れましたが、春の県大会に引き続いて複数の勝利を挙げる事ができました。

【109チームから1704名が集結】
福井フェニックススタジアムで行われた開会式には、県内の学童球児が集まりました。選手宣誓では、春先まで人数が揃わなかったチームの主将がその当時を振り返り、試合ができるようになった現在への感謝の気持ちを述べた宣誓でした。子供が真剣に発する言葉には、人を引き込ませる力があります。2016年も、例年と変わらない心響く選手宣誓でした。

【夢のような舞台】
1回戦の舞台となったのが福井県営球場。2万2千人を収容し、プロ野球の公式戦も開催される県内一のスタジアム。外野に敷かれた天然芝やバックスクリーンに表示された名前は、子供達がこの上にない喜びを感じたものでした。1回戦の対戦相手は社西。この試合は、先発した蒼空(6年)が6回を1失点に抑える好投。打線では、星輝(6年)のソロホームランや亘佑(6年)のスリーベースヒットが飛び出しました。最終回まで気が抜けない試合内容でしたが、いつもどおりの堅守が随所にあって結果は6対1の勝利。夏の県大会での記念すべき1勝を掴むことができました。

【3年前のリベンジ】
3年前の夏の県大会で1対17の大敗を喫した相手が2回戦の対戦相手となりました。初回、ツーアウトランナーなしの場面から3番の亘佑(6年)のソロホームランやこはる(6年)のスリーランホームランが火種となって1イニングで8点を奪う滑り出しとなりました。先発した瑞生(6年)も3イニングを無失点に抑える好投。この後も緩まることのない攻撃は続き、3回を終えた時点で奪った得点は12。3回コールド勝ちで次戦に進出しました。

【遠敷が敗れてくれたおかげで】
遠敷対高椋の試合の勝者が続く3回戦の相手となりました。この試合は0対0のまま延長戦へと突入。70分間続いた好ゲームは、守備でのミスの少なかった方に軍配が挙がりました。正直、私としては遠敷との対戦は避けたく思っていました。遠敷が敗れてくれたおかげで、3回戦のマウンドへ上がった我が子をゆとりを持って見ていることができました。そんな中、この試合でひと際目立っていたのが、センターを守る蒼空(5年)の守備力。幾度なく放たれたヒット性の打球に飛びついてアウトにしてくれました。

【完敗から学ぶものとは】
4回戦の雲浜(小浜市)は、これまで若狭管内の公式戦や練習試合で何度か対戦した相手。この試合は6回コールド負けを喫しました。新チームに変わってからの対戦で敗れた事はありませんが、今は10回試合行っても勝てない相手となりました。正直、指導者をはじめ子供達が豊かな感性を備え付けなければ、まず勝てることはないでしょう。

「春の県大会でベスト4に入り、上位大会を目指すといった意見も聞きますが、県大会という舞台で勝ったこのがない私達には今回は未知の世界。そう簡単にはいきません。もし、今回の県大会で壁にぶち当たったならば、それを皆で乗り越えられるようにしましょう。そして、次の県大会に挑んでそれでもダメだったならば、また皆で乗り越えていきいましょう。壁に跳ね返されながらも、何度でも何度でも皆で挑戦していきたいと思います」

こうなる事は予測できていたので、春の県予選の祝勝会の場にも関わらず、私は挨拶の言葉の中で皆さんにそう伝えました。

私の今大会の感想は以下のとおりです。
まずは、県大会出場するにふさわしいチームになる事が求められます。
それはそれぞれが考える事。
この意味が分からないようであれば、やはり我々は
—県大会へ出場すべきチームではない—
ようです。
この言葉も、以前から私がずっと言い続けている言葉ではありますが・・・

                        おわり


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