深緑のプライド

「明日、県決勝を観に行ってくるわ」

昨晩、妻にそう伝えると

「それって高校野球１年生大会の決勝？」

と返ってきました。

県決勝とは、高校ラグビー花園予選の決勝です。

この日、競技場に到着して慌てて中に入ると、そこは若狭側の応援スタンドでした。

辺りを見渡すとラグビー部の応援に駆け付けた野球部員達の姿。

そして、その保護者達の姿。

私にとってこの上にないほど縁のある集団がそこにはありました。

高校野球をしていた長男坊が繋げてくれたこの縁。

こうした人達が観戦席を空けてくれましたが、この日だけは自身が居座る所ではない事は承知していました。

私が向かった先は反対側の陣営。

深緑を身にまとった応援団の数は、あちら側よりもやや少ない印象でした。

毎年この日だけは、行くようにしています。

応援スタンドで懐かしい先輩や後輩と会えるのも楽しみの１つ。

この日もそれは叶いました。

今年は若狭東と敦賀工が合同チームを編成。

単独校の若狭に挑みました。

昨秋の新人戦、今春の総体は若狭が優勝。

若狭有利がこの日の大方の予想だったのかもしれません。

野球部の大声援を背に試合は予定通り開始。

試合は合同チームが終始で主導権を掴んでいました。

３０年前に私が身にまとったユニフォームを今の高校生達がそれを身にまとって闘っている姿を見て時代の流れを感じました。

深緑のプライドー

それを魅せてくれました。

後輩達の聖地花園での躍動を心から願っています。

第９９回全国高校ラグビーフットボール大会福井県予選決勝

この日は、高校ラグビーの県予選決勝でした。

２１年連続の顔合わせとなった若狭対若狭東。

決勝戦に相応しく、秋晴れの下で熱戦は繰り広げられました。

若狭東は、今年で創立１００周年。

そして、ラグビー部は創部７０年目を迎えます。

第６０回大会には、後に日本代表となる選手を擁して３回戦まで進出しました。

これまで長年に渡って県内の高校ラグビーを牽引した学校です。

会場は、小浜市の総合運動公園。

応援席には保護者や生徒、そして多くのＯＢが詰めかけていました。

その中には私の先輩の姿もあり、挨拶へと伺いました。

高校時代や社会人になってから一緒にラグビーをさせてもらった先輩方。

元気な姿で何よりでした。

９９回目を迎えた花園予選の決勝は、若狭東が勝利。

４年連続３１回目となる花園出場を決めました。

３年生を中心とした先発布陣。

鍛え上げられた身体が相手を上廻っていました。

試合は一方的な展開になりましたが、ノーサイドの笛を聞いた時は、やはり込み上げてくるものがありました。

あれから２６年が経過し、これまで様々な人生経験をしてきました。

こうした中、高校時代に学んだ事が薄れがちとなっていましたが、少なからずまだこうした想いが残っていた事に気付きました。

自己犠牲になれるこの少年達が、将来の若狭地域を支えてくれる－

この日、少年達を見て確かにそう感じました。

本国体の補助係として

－明治１５０年記念第７３回国民体育大会－
台風通過直後のこの日は秋日より。
今日は、ラグビーフットボール競技の補助係で参加してきました。
春先、県レフリー委員長を努める同級生に誘われたのが、そのきっかけでした。
中々経験できる事でもなく、引き受ける事としました。

昨日から始まったラグビー競技は、１０月４日まで開催されます。
会場となったのは、小浜市総合運動公園でした。
数年前まで多目的Ｇは、少年野球の試合に使用されてました。
ところが、国体に向けて改修され、天然芝が敷き詰められました。

私は、この多目的Ｇで行われた一般男子の試合で選手交代や試合時間の管理を務めました。

高校生の試合とは違い、一般男子の試合は７人制で行われます。
試合時間も７分ハーフであり、スピーディーな試合が展開されます。

近年、実力を付けた福井県選抜も登場しました。
大学で活躍した本県出身選手の活躍も光り、予選リーグを全勝して決勝トーナメントへ進出しました。

応援席には、地元からの応援者が多く詰めかけました。
また、市内小中学校の生徒も応援に駆けつけていました。
当町でもそうですが、国体は自治体や学校を挙げての歓迎となるようです。
選手達の記憶に残る大会になってくれればればと思います。

昨日、少年男子は敗れましたが、最終日に駒を進めた成人男子と３日から始まる成人女子の活躍が期待されます。
「この人、仕事しとるんやろか…」と思っている方もいるかもしれませんが、明日出勤して明後日にもう１度携わってきます。

第９７回全国高校ラグビーフットボール大会福井県予選決勝

この日のフラワーカップ学童野球大会は、雨の影響から試合途中で中止になりました。
次週に仕切り直しです。

さて、急きょフラワーカップが中止になったという事で、高校ラグビーの福井県予選決勝を観戦してきました。

若狭対若狭東。
１８年連続の決勝対決。
過去、花園の切符を掛けた大一番で数多くの名勝負を繰り広げてきました。

会場に到着すると、雨は少しだけおさまっていました。

車から降りて競技場に向かってみると、ちょうど両校の選手が整列しているところでした。
１３時、若狭のキックオフで開始。

ボールが蹴り上がった瞬間、若狭のスタンドからは野球部の大きな応援が始まりました。

序盤は若狭が攻め込みました。
しかし、次第に若狭東のボール支配率が高くなり、若狭陣内で試合は進みました。
すると、若狭東が２本のトライを奪ってリードする展開へ。
前半は、若狭東のリードで折り返しました。

後半も若狭東のペースで試合は進みました。

終始で若狭の猛攻を防いだ若狭東。
２年連続２９回目の花園出場を決めました。
若狭東ラグビー部の花園での活躍を期待します。

この日のフラワーカップでは、偶然にもラグビーをしている息子を持った他チームの保護者と喋る機会がありました。
１試合だけ見てラグビー会場へと移動されたようですが、会話の中のある言葉が頭の中に残りました。

―ラグビーには野球にない魅力がある－

明日の練習からタグラグビーが取り入れられますが、この新たな取り組みに間違いがなかった事を証明したいと思います。

ラグビー少年男子が国体出場へ

２か月振りに散髪をしてきました。
短くしたのでしばらくは、爽やかに過ごせそうです。

さて、この日の午前は小浜市で行われたラグビーの北信越地区国体予選を観戦しました。
お目当ては高校生（少年男子）の試合。
開始１０分前にはスタンド入りしましたが、既に多くの観衆が詰めかけていました。

本国体の出場枠は２つ。
この日の試合に勝てば、切符を獲得できる状況でした。

－福井県対長野県－
若狭東と若狭から選出されたメンバーでした。
体格では相手に劣ったものの、前半から福井県が攻め込みました。
また、終始で試合の流れを相手に奪われる事なく、安心のできる試合運びでありました。

この試合に先発出場した福井県の１０番は、マリナーズのＯＢでありました。
司令塔を任される１０番でしたが、その役割を果たしつつ自由奔放に駆け回っていました。
また、キッカーも務め、その成功率は１００％でした。
そして、福井県少年男子を３７年ぶりの本国体に導きました。

今年の開催は愛媛県となっています。
チーム一体となって、念願の国体に挑んでもらいたいと思います。

午後からは、数十年ぶりに魚釣りをしました。
魚釣りと言ってもアジ釣りであります。
だだし、最終目標はイカ釣りでありチヌ釣りであります。

まだ小さなアジでしたが、エサなしでも釣れたので楽でした。
この日は、実家の海での釣りでしたが、自宅近くでも釣れる場所がないかを模索したいところです。

明日の夕方は、マリナーズのＢＢＱ大会。
呑み過ぎには気を付けたいと思います。