蒼い空の下で

文系男子の何気ない1日を記します。

練習試合@国高—2016.7.24―

2016-07-24 21:29:58 | 2016年学童野球
今日は、越前市の国高と練習試合を行いました。国高は、高円宮賜杯福井県予選の準決勝で、優勝した宝永と対等に戦ったチームです。また、8月下旬に大阪市で開催される第23回西日本学童野球大会に福井県代表として、共に出場するチームでもあります。そんな中、試合の結果は2戦2敗。新チーム発足から幾度も練習試合を行ってきましたが、2試合共に敗れたのはこの日が初めてでした。

1試合目は、連打からのスクイズとタイムリーヒットから2点を先取。先発ピッチャーも制球が定まって、4回まで無失点で切り抜けました。しかし、打線の援護がないまま迎えた5回にエラーやフォアボールから背負ったランナーを返され同点に追いつかれました。ピッチャーが交代した6回には、フォアボールにヒットを絡められて2得点を奪われ逆転を許しました。結果は2対4の惨敗。大事な1試合目を物にする事はできませんでした。

続く2試合目も、エラーから背負ったランナーをタイムリーヒットから2失点しましたが、両チームとも鍛え上げられた守備から試合は均衡しました。5回のマリナーズの攻撃は、フォアボールとヒットから出塁する絶好のチャンスを迎えました。凡打から1点は返す事ができましたが、あと一本が出ず、追いつくことはできませんでした。最終回の攻撃は3番からの好打順でしたが、この日の象徴どおり打線は沈黙。1対2で2試合目も敗れる結果となりました。

【ピッチャー陣の成長を】
これまでの対戦相手とは違って1点が重要となった試合でした。肝心な場面でのフォアボールやワイルドピッチから無駄に点数を与えたように思います。簡単に逆転できる試合だったなら反省点として残りませんが、この日はそれが明らかとなりました。強敵を相手に浮き彫りになった反省点をしっかりと修正して知事杯に挑みたいと思います。

【粘りの無い打線】
この日は早打ちが多い上、三者凡退が続くイニングに目が留まった試合でした。その為、相手ピッチャーは省エネで投球ができたと思います。相手野手に脅威を感じさせない、質の無い打球が数多く放たれました。小技から点数を奪えましたが、やはり打って返さなければ相手チームに焦りさえも感じてもらえません。目的意識を持っての素振りを毎日心掛けるよう、全員に要求したいと思います。

【安定した守備力】
亘佑(6年)と蒼空(5年)の守備に安定感が増しました。外野へ上がった大きな打球にも、難なく対応きる所はさすがと言っても過言ではありません。この日も、瞬時にヒット性の打球に反応してピッチャー陣を助けました。誰もが認めてくれるであろう県下でも指折りの外野陣。内野陣もこれに負けじと精進したいところです。

【知事杯の対戦相手が決定】
この日は鯖江市で知事杯の抽選会があって対戦相手が福井市の社西に決定しました。試合会場は福井県営球場。勝敗に関係なく、子供たちには記念になる1日となりそうです。また、同じゾーンには強豪が犇(ひし)めいており、簡単には勝ち上がれない事も予測できます。1日2試合のスケジュールがこなせるよう、心身をベストにもっていきたいと思います。

国高ビクトリーの皆さん、本日の練習試合ありがとうございました。
西日本大会では、福井県代表としてお互いに頑張りましょう。
今後も交流をお願いします。
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練習日記@2016.7.23

2016-07-23 21:15:32 | 2016年学童野球
昨日からスマートフォンゲーム「ポケモンGO」の配信が日本でも始まりました。全国各地で利用者の楽しむ姿が見られ、興奮が列島を走りました。多岐に渡るトラブルが相次ぎ、政府や警察は「歩きスマフォ」で事故を起こさないよう安全な利用を呼びかけています。流行に疎(うと)い私ですが、20年前の「たまごっちブーム」に乗れなかった分、今回の流行には乗ってみようと思っているところです。

さて、この日は監督と29番コーチが不在の中での午前練習。既に引退した高浜中学校野球部の3年生部員の9名が練習のサポートに駆けつけてくれました。この内でマリナーズの卒団生が5名、久し振りに見たその顔は成長を窺(うかが)わせるものでした。また、その母親達もグラウンドに来て、その様子を眺めていました。

欠席者はいませんでしたが早退者が2名いた中、この日は28番コーチ主導で練習が行われました。全体でのキャッチボールを終えた後の高学年は、4人1組で小さな四角形になってのキャッチボール。続くは、セカンドとショートに分かれてノックを受けました。双方の練習共、ボールを捕球してからの素早い正確な送球が要求されたように思いました。

この後は、中学生を相手に練習試合を組んでもらいました。相手が中学生という事もあり強くて速い打球でしたが、それでも比較的に安定した守備を魅せたのは外野陣でした。結果はともかく貴重な経験をした有意義な時間でした。用事があるという事で、これを終えると中学生達はグラウンドを後にしました。

練習の最後は、4人のピッチャー陣を相手にバッティング練習を行いました。ピッチャー陣には、フォアボールを与えないようコントロール重視の投球を意識させました。ここでは快音を響かせた子もおり、明日の国高(越前市)戦に期待が寄せられそうです。
これから暑さが続く中での試合になりますが、実力が発揮できるよう体力負けだけはしないよう心掛けたいと思います。

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練習日記@2016.7.21

2016-07-21 21:51:53 | 2016年学童野球
本日、夏の甲子園予選・大阪大会の3回戦が行われ、春夏連続出場を目指した大阪桐蔭が、関大北陽に逆転で敗れて3回戦で姿を消しました。この他の地方大会でも龍谷大平安や花巻東、そして敦賀気比が甲子園への道を断たれています。今年は高校野球101年目の年。どんな出場校が揃うか興味が沸くところです。

さて、今日から夏休みが始まり、今朝から我が家の前ではラジオ体操が開始しました。この日は、監督が30分遅れでの練習参加だったので私が主導しました。私自身、ここ最近の木曜日は残業続きだったので久し振りに参加。子供達の俊敏性を確かめる為に、まずシャトルランをさせました。先日のビーチラグビー大会で判明しましたが、やはり動きの機敏さには課題があります。全員の動きを確かめ、最も6年生で俊敏だったのが悠矢、そして5年生では蒼空と拓志が同レベルでした。正直、拓志の俊敏性には驚かされ、新チームになったらトップバッターを担えるだけの素質があるように思いました。

それを終えると、まずは素振り100本を各自で行わせましたが、ただ振るだけでは結果はつきません。ここでは、イメージを持ってスイングするように何人かには伝えました。守備練習では、キャッチボールと30往復の塁間送球をさせましたが、想像通りいつものだらけた取り組み方だったので、諦めモードで知らん顔をしていました。だらけモードでしたが、ピッチング練習やゴロの捕球練習、そしてバッティング練習なども組み入れました。

明々後日は知事杯の抽選会という事もあって、先方に出向いて県大会4強である国高と練習試合を予定しています。国高は、西日本大会に出場する同志であり、お互いに研鑽したいところです。高校野球が盛り上がっている今日ですが、我々学童野球も負けずに盛り上げていきたいと思います。

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福井県知事杯第47回学童野球選手権大会大飯郡予選

2016-07-17 22:45:38 | 2016年学童野球
昨日は、おおい町の名田庄球場にて表題の大会が行われましたが、蒸し暑い天候だったので体力以上に精神的な強さも要求された1日でした。満を持して臨んだ今大会の結果は、平成8年以来となった20年ぶりの優勝。本大会は、県内の全チームを対象とした大会なので予選の結果は何ら考慮されませんが、やはり「優勝」という結果は嬉しいものでした。

初戦は、高浜にサヨナラ勝ちして勝ち上がった名田庄と対戦。初回から自慢の機動力で相手守備をかき乱して、セーフティーリードを保つ展開へ持ち込みました。試合は、派手なバッティングと小技を絡めた攻撃で4回までに14得点。守っては2人の継投から1失点に抑えて決勝戦に進出しました。

決勝戦は、青郷に勝利して勝ち上がった大飯が相手。午前よりも、更に暑さが増した状況での試合となりました。このような状況からか両チームのピッチャーに制球の乱れが生じました。どっちに転んでもおかしくなかった決勝戦、そんな中ではありましたが先に主導権に握ったのはマリナーズでした。名田庄戦に続き、ここでも初回からノーヒットで先制点を奪う滑り出しとなりました。前述のとおり、ピッチャーの制球が乱れたので、両チームとも毎回のようにランナーを溜める事ができました。マリナーズの攻撃は、うまい具合に機能して11得点。逆に守備では、フォアボールで毎回のようにランナーを背負うも、堅実な守備から失点は4。夏の県大会予選を20年ぶりの優勝で締めくくりました。

【全員野球で20年ぶりの優勝】
適材適所の言葉の通り、それぞれがそれぞれの役割を果たしました。その結果、今大会は突出(とっしゅつ)して活躍をした子はいませんでした。個々が自分達の野球を当たり前のようにして、全員が一回り成長して現した結果です。チーム結束から11か月、正直ここへきてようやくこういった勝ち方ができるようになったかと驚かされた1日でした。

【2つ先まで行ける凄さ】
相手守備のミスの間に2つ先のベースまで駆け走ったのが星輝(6年)と亘佑(6年)、そして蒼空(5年)の3名でした。おそらく現段階での100mの記録は三者とも14秒半ばのはず。これを具(そな)えて相手が嫌がる走りを存分に魅せました。決勝戦でのツーランスクイズの成功、2試合ともに見せたキャッチャーが後逸した間に一塁から三塁まで駆ける好走など、得点に絡む活躍をしてくれました。

【判断力の良さ】
サードを守る睦生(6年)の好判断が、何度もあったピンチの芽を摘みました。大飯戦の2回の守備、1イニングの中で2度もあった送りバントを好判断と好送球から、どちらも進塁を阻みました。毎回のようにランナーを背負うも、相手の犠打を簡単に成功さなかったことが、大量の失点をしなかったた要因だったように思います。

【主軸としての期待】
この日も、こはる(6年)がバッティングでチームを牽引しました。今大会2試合の成績は、2本のツーベースヒットを含む7打数4安打。その責務は十分に果たしています。まだまだ成長段階にある彼女には、真の主軸となって男の子たちを引っ張ってもらわなければなりません。残すは長くても2か月あまりにある学童野球生活。今からもう一段階段を登ってくれるであろう、こはる(6年)に期待を寄せます。

今大会は、彩音(6年)が欠席だったので優勝写真を撮影しても何かいまひとつな感じがありました。8人の6年生が全員いてはじめて値打ちがある物であり、。苦楽を共にした仲間だからこそ繫がっているものがあると思っています。
そんなこんなで気付けば7月もあとわずか。
頂上が見え始めてきましたが、あと少しだけ8人の6年生を追い続けたいと思います。

                    おわり

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第21回ビーチラグビー中部大会

2016-07-13 22:12:15 | ビーチラグビー
あれから2日が経過し、ようやく体調が回復し始めました。
—第21回ビーチラグビー中部大会—
この大会は、高浜町や40社を超える町内の企業から協賛をいただき成り立つ大会です。また、100人近いスタッフが大会をサポートしています。微力ではありますが、私も金曜日の会場設営から運営に携わりました。

さて、毎年マリナーズは4年生以上を出場させていますが、今年は全員参加としました。
6年生の単独チーム「若狭和田マリナーズsince1981」
5年生の単独チーム「若狭和田マリナーズ5年生ガンバレよ」
そして、4年生以下のチーム「若狭和田マリナーズやんちゃ軍団」
総勢23名が、初夏の和田ビーチに彩りを添えてくれました。

6月の3週目から週2回の練習を積み重ねてきましたが、1週間の内、本業の野球練習が3日間、6年生が通う学習塾が2日間あり、練習日を設けるのが困難な年でした。また、例年とおり練習時間は18時から19時までの60分間。わずかな練習を積み重ねました。
昨年は5年生単独チームで準優勝。昨年の教訓から今年は、6年生達に「組織で動く」事を要求し、それを練習時から伝えたつもりでした。また、手つなぎ鬼や手つなぎリレーなども行い、自分の思いだけでは上手に動けない事を分かってもらいました。しかし、6年生には女の子もいる事もあって、男女がそれぞれを意識しあい、練習も思うようにいかず、思春期に入る子供達の気難しさとも戦った1か月間でありました。

5年生達には、6年生チームと練習をする中でレベルを上げてもらう事を狙っていました。それは予想通り的中し、普通の対戦相手ならまずは負けないレベルにまでもっていけたと思っています。しかし、自分がやってやるといった勝気な気持ちを持つ子が現れず、それが心残りな部分でした。
正直、4年生以下のチームには、ボールの扱い方と必要最低限のルールだけを伝えただけでしっかりとした指導はしてやれず、申し訳なく思っています。そんな中ではありますが、毎回の練習を休む事なく参加してくれた事を褒めてあげたいと思います。

今年の小学生大会は8チームで争いました。暑い日でしたが、今年も多くの保護者が応援に駆けつけてくれました。そんな中、6年生チームと5年生チームがそれぞれ初戦を勝って、準決勝で対戦する事となりました。練習段階から実力の差は歴然としていましたが、「もしかすると」という文字が頭をよぎりました。しかし、結果は6年生チームが危なげなく勝利。チームとして4年連続で決勝戦進出を果たしました。

決勝戦は昨年と同じ相手。早稲田大学や関東学院大学といった大学ラグビーの名門で活躍した父親を持つ子供が集まったチーム。予想とおり、その技術は子供レベルをはるかに超えたものであり、見入ってしまうものでした。単発の前パスと走力だけで挑み、前半は同等に戦えたように見えました。しかし、後半になって相手が実力を全開にしてきました。巧みなパス回しと俊敏なステップから、一時何もさせてもらえない流れとなりました。結果は2トライを奪われ、0対7の敗北。敗れはしたものの、昨年とは違った内容の有る負けでした。

閉会式を終えると、子供達がお礼を言いに私のところまで来てくれました。練習開始から大会を迎えるまでの約1か月間は、私と子供達だけが共有した時間でした。子供達を前にすると、やはりこれまで叱った事や褒めた事、そして一緒に笑った事などたくさんの思い出が蘇りました。

毎年思う事。
それは、今年も子供達と一緒に過ごせた事に感謝です。

               おわり
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