北信越地区高校野球福井県大会第2日目。
初戦に挑んだ本校は武生東に接戦の末、何とか勝利を収めました。
公式戦における初戦の入り方の難しさを目の当たりにしましたが、それでも走塁や捕球の凡ミスは目に留まるものと言えました。
この日は、6回から継投を受けた板谷の好投が光りました。
4イニングを零封。
MAX135km/hを計測した伸びのあるストレートを軸に1点差を守り抜きました。
また、調子を取り戻しつつある的場のバッティングから再三の得点を挙げました。
そして最終回、バント小フライをダイビングキャッチした的場の守備がピンチを一掃。
勝利を呼び込んだプレーといっても過言ではありませんでした。

辛勝から一夜が明け、それぞれが頭の中を整理できたのではないでしょうか。
一歩間違えれば負けていたこの試合。
それでも、やるべき者が自身に任された仕事を全うして「勝利」を手放しませんでした。
この日の試合を勝つのと負けるのでは、その後が大きく変わってきます。
野球の神が気の緩みを正してくれ、次へ繋げるようにしてくれたものだと思っています。
何人かの保護者からもお褒めの言葉を頂きましたが、この日の次男坊、トップバッターとしての役割を十分に果たしました。
出塁率10割。
盗塁を1つ阻止されましたが、自慢の走塁を活かしてチームの得点源となりました。
2年生になり、チームの一員として攻守で勢いをもたらしてもらいます。
27日に待ち受けているのは公立の強豪・武生商工。
この好チームを相手に、1回戦では不燃焼になった自分達の野球を真向からぶつけてもらえたらと思います。