長崎軍艦島

2016-08-19 23:30:00 | お出かけ
何年か前から行ってみたかった「軍艦島」(端島)

2015年世界文化遺産に登録されて昨年は予約が取れませんでした。

今年は早めにクルーズの予約しておきました。

長崎港から軍艦島周遊と上陸のツアー船「ブラックダイアモンド」に乗船♪

 坂が多い長崎の町・・・日本で一番古い三菱重工の造船所

 港にはホテルのような船が停泊

 大きなクレーンが並ぶこちらも三菱重工

 軍艦島へ向かう途中に高島へ寄ります。

この島も40年前には炭鉱を掘っていたんですよね。

三菱が海底炭鉱を掘るために作った島、端島(はしま)は岸壁で島全体を囲み、軍艦「土佐」に似ているところから軍艦島と呼ばれるようになったそうです。

実際にこの島で生活をしていた人は軍艦島とは言わず、端島と呼ぶそうです。

多い時には5000人以上の人がこの島で暮らしていたんですね。

左端は学校で1階~4階小学校で5階~6階が中学校の7階建て、隣は病院です。

 いちばん高い所に建つ建物は三菱の社員の住宅

 炭鉱で働く人たちのアパートより広くお風呂つきの住居だったそうです。

 炭鉱で働く人のアパート

 階段の奥にはダンスホールがあり、島にはパチンコ店もあり遊ぶ事ができたんですね。

 桟橋から住居まではトンネルを通っていたそうで、塞がれたトンネル跡がありました。

この階段を昇り炭鉱へ向かうのだそうです。

炭鉱で事故に遭い、階段を降りて来れなかった人もたくさんいたそうです。

 島の形は日々変わり、同じ景色は見る事が出来ないとガイドの方が言ってました。

 波や強風でどんどん崩れているのですね。

 島の南側の見学通路のみ歩く事ができます。

そして世界文化遺産に登録される事になった護岸

石灰と赤土を混ぜた天川と呼ばれる接着剤を使った石積み工法で島の至るところに残っています。

軍艦島全体が世界遺産ではなかったんですね~

ガイドさんのお話しを聞きいて感慨深いものがありました。