若勝の食卓 とびとびThailand&釣果記録

「勝」の釣果と、「若」が大好きなThailand、そして二人の食卓をとびとびですが、記していこうと思います

まさに獄門島でした・・・

2012年03月26日 | Weblog
このところCSで市川昆の金田一耕介シリーズをよく放送しているので、飽きもせずせっせと録画しては見ている。
何度見たかわからないくらい、石坂浩二主演シリーズは繰り返しよく見ている。
昨日見たのは「獄門島」。二番目に好きな先品だ。

ところでこの作品を見ていると、いつも長崎県のとある島を思い出す。
数年前、仕事の都合で長崎県のある離島に何度か滞在しなくてはいけない時期があった。
そのとっても小さな島は、お洒落なドラマのように海は青く、自然は美しかったが・・・人間関係は泥沼状態で、まさに獄門島。
かつては、離島暮らしも悪くはないな~なんて甘いことを考えた時期もあったが、この時を境に一切そういう思いはなくなってしまった。

以前も同じことを書いたが、そこでとてもお世話になった女性から、別れ際に彼女が編んだ素敵なレース編みのテーブルクロスをいただいた。
あまり詳細を書くことはできないが、彼女は島外から嫁いだ人で、主に人間関係で相当な苦労をしていた。
編み物をしているときは日頃の辛さを忘れられると言っていたが、食後色々な話をしていた時、ふとこんな一言を漏らした。
「島の外に帰れる場所があるあなたがうらやましいわ。」と。

島外出身と言っても彼女の家族はご主人、そして結婚して島を離れた御嬢さんだけで、確かに何かあっても気軽に身を寄せる場所はないようだった。
最近は、連絡を取っていないのだが、編み物をしているとき、そして映画「獄門島」を見ているときはいつも彼女のことを思い出す。
元気で穏やかに過ごされているといいのだけど・・・


今日の夕食:鯖、芯取菜とシメジのお味噌汁、お漬物、パット・ガプラオ・ガイ、水菜ともやしの洋風ナムル

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2 コメント

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長崎県のある離島... (みその)
2012-03-29 09:33:54
とは...
僕は「壱岐」に行きました  ☜ いつものギャグではありません。

友だちの母親の実家が民宿してたので、格安料金で宿泊...
好いところです。
昼間、シャワーを浴びていると、島のおっさんが、「何とかさん...」と友だちの母親の名前を呼びながら、いきなり風呂場を開けられた時には、「あぁ、島の人たちは、みんな、裸の付き合い、なんだなぁ...」と感動したものです(笑)。
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みそのさんへ (「若」)
2012-04-02 20:11:54
みそのさん、こんばんは♪
この島は本当に小さくて、おそらく人口は40人いないと思います。
アットホーム、という雰囲気はみじんもない場所でした・・・
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