よく知られていることだが、タイは市場天国だ。
人いるところにはほとんど大なり小なり市場がある。
冒頭の写真は王宮寺院近くのマハラート通りで撮ったものだが、船着場を中心に市場が広がっている。
ところ変わってこちらはシーロム通りのソイ・ラライサップの市場。
お昼時間になると、付近で勤めるOLさんたちでごったがえす。
洋服、インテリア用品そして食品や日用品など何でも揃う。
この日一緒に出かけたタイ人の知人曰く、OLさんたちはここで夕食のおかずなんかも買っていくんだそうだ。
その中で目に付いたのがお菓子屋さん。
お菓子といっても、日本製のお菓子を中心に販売しているお店だ。
ポッキーやコロンなど、日本人には馴染み深いお菓子が所狭しと置かれている。
日本製のお菓子は今でも根強い人気があるそうだ。
そのお店の向かいに合ったのは可愛らしいミニケーキのお店。こちらはもちろんタイ国産。(写真右)
市場が開いているのは、なにも日中だけではない。
夜は夜で、面白い市場がある。
上の写真は、バーンラックのロビンソンデパートの隣にたつバーンラック・バザール。
夕方5時くらいから始まるようだ。
ここは服飾品や日用品が中心の市場で、やはり仕事帰りのOLさんや学生さんたちでにぎやかだ。洋服屋さん以外にも、つけまつげ屋さん、つけ毛屋さん、ネイルアート屋さんと女性だったら何時間いても飽きない場所だ。
今回、ここへ来たのにはある目的があった。
それはネイルアート。仕事の都合上、ネイルアートの写真をとりたいと思い友達と行って見た。
ここのお店は意外なことに、男性がペインティングしている。
一人はいかにもという感じの草食系男子。もう一人は、ネイルアートを手がけているとは想像すらできないような高校球児風のお兄ちゃん。二人とも半ズボンにエプロンをかけていて、妙な悩ましさがある。
この草食系&高校球児のコンビによるネイルアート、最初はどうなのかな・・・と思ったが、とんでもない。素晴らしい腕前だった。
特に草食系のお兄ちゃん、本当にペインティングが上手だ。
で、出来上がりはこちら・・・
お値段150バーツ(だいたい420円くらい)で、この出来栄えならなんの不満もない。むしろ、得したくらいだ。とはいえ、お値段がお値段だけに、ちゃんと甘皮の処理をしてくれるとか、ベースコートを塗るといった細かいケアはない。その辺のこだわりがある人は、事前に自分でやってから出向くといいと思う。
ありがとう、草食系&高校球児コンビ君。とても嬉しかったよ。
来年も来るので、よろしくね。
・・・ということで、タイの市場は食欲を満たすだけではなく、おしゃれ心も満たしてくれる場所だと実感したのでした。
日本女性の皆様、タイに行ったら市場で手軽にお安くキレイニナリマショウ。
余談だが、チェンマイに移動してからあらためてマニキュアを塗りなおしたいと思い、とある店でネイルアートを頼んだ。
お値段はバンコクの2倍で、出来栄えは100分の一だった(涙)
あまりにも下品な出来栄えに涙した。この爪で知人の両親との食事会に出かける気にはなれず、もったいないと思いながらもホテルに戻って即効でミニマートに走り、除光液を買って落としてしまった。
ただ落とすのも悔しいのでちゃんとカメラにおさめておいたが、今思い出しても腹立たしい。