わじこSCHOOL

個性の強い先生と、個性の強い生徒が集う西多賀の寺子屋。

2011年04月20日 01時02分10秒 | 非日常の出来事
大きな粒の雪が、夕方、仙台の町にふりました。3月11日の雪によく似ていました。避難生活の人々、もしかしたらなんらかの手段で生きている行方不明者に致命的なダメージを与えているような気がします。粒の大きな雪を見るたびに思い出すのでは雪が嫌いになりそうです。

グーグルアースの画像やyoutubeの動画で津波や地震の無慈悲な様子をみました。忘れてはいけないというよりは、忘れられない記憶になっていくと思います。まだまだ、個人レベルでできることはあると思っています。明日で終わる講習か皮切りに、復興への活動を展開していきたいと思います。楽天の勝利で笑顔が東北に増えたはずです。それにならって、笑顔を増やす活動を考えていきたいです。

ガスの復旧

2011年04月17日 23時05分38秒 | 非日常の出来事
震災があって、避難生活があって、水・電気・ガソリンと順次復旧し、ついに本日、震災から37日目にして全生徒の家庭でガスの復活です。日本中のガスマンたちが地面に穴をあけ、水を抜き、修復し、確認し、復活です。実にありがたい。彼らの今後10年間くらいの税金を免除してほしいくらいです。まだまだ市外や海外線ではインフラの目処はたっていないのでしょうね。

自分のところにインフラがくると、その苦しみを忘れてしまいがちです。自分が必要としていたことを、必要としている人にしてあげられるような人が増えるのなら、唯一震災がもたらした幸福と言えるのではないでしょうか。選挙を意識した政治家、オレオレなどの詐欺師、ガソリンがない時期に走り回る暴走族など、かわらないモノもあります。でも、良い変化もあるのではと期待します。

ガス屋さんがいたら手をふりましょう!!!むーちょ ぐらしゃす!!!

立方体の切り口の問題

2011年04月15日 23時08分46秒 | 日常のできごと
さいころの形を立方体と言います。立方体をある一定の方向に切るといろいろな切り口ができます。中学一年の図形の問題でよく出てくるのですが、これが難しい。想像力豊かな人でも大変ですよね。立方体を切って正六角形つくれますか?

さて、人に教えるときにはどのようにしたらよいのか、、、?粘度をつかってやればできそうですが、切ると変形しそうですよね。しかも、あらかじめ準備をしておかないと普通の家にはあまりないものです。そこで、何を使ったといいますと、写真の物です。



何かわかりますか?このあとこれらはシチューの中に投入されました。鹿児島産でいい品物でした、おいしかったです。ちなみに正六角形は中点と中点と中点を含む面で切ります。写真でわかるかな?

物の本で、円錐を切ると様々な図形を表現できるそうです。二次曲線とか楕円とか、、、、。不思議ですよね。昔読んでいた、大学への数学を読みあさってみようかと思います。

ひさびさ本の紹介

2011年04月13日 19時36分39秒 | その他
仙台市内の本屋さんは半分くらい営業を開始したようです。問題集を買うこともあり、嫌いな街中にくりだし丸善にいってきました。漢文のテキストを二冊ほど購入して、趣味の世界へ。

特になんの本を買うか決めずにレジを後に、途中、「万葉集」を「萬葉集」と表記しているハードカバーの本が4000円くらいで売っている歴史書の仰々しさにびびりながら文庫コーナーへ到着。

はじめは、梶井基次郎の「檸檬」を読もうと新潮文庫を探していたがみつからず、記憶違いかといろいろ見ていたがみつからない。店員に聞いてみたところ、どこかの高校の春休み指定図書で売り切れ完売だそうです。余計によみたくなってウロウロしていたら、おすすめ図書には島崎藤村の「春」、少しマニアックだなぁと感じて、読んだことないし、北村透谷を先に読みたい気もしてスルー。

梶井基次郎を再び探し始めたら、そこに"海音寺潮五郎"発見。噂には聞いたことがあったし、歴史好きの先生にとってはいつか通らなければならぬ道。買って参りました。まだ読んでいません。司馬遼太郎、城山三郎、新田次郎、吉村昭に続き会心の作であれば、忙しい日々になりそうです。


受験結果報告

2011年04月13日 00時26分48秒 | 入試情報
今年の受験は、去年に引き続き難しい受験でした。かわったことといえば、学区の廃止、公立高校の無料化。このふたつの影響かわかりませんが倍率は、塾を始めた頃とくらべ非常に高くなっています。1.5倍以上が普通と思えるほどの倍率の高さです。はたしてこれが、勉強をする生徒を生むことなのか非常に疑問です。一生懸命やっても駄目であることが多すぎるような気がします。しかし、高校へいくことを当たり前と思っている子供や、何も人生について考えない子供が多く、そちらのほうが問題なような気がします。すこし、しっかりしているだけで周りがひどすぎて、相対的に良く見えてしまうことで、どんどん質は低下します。

こんな、嘆きをしたくてこの「受験結果報告」をしているのではないのでした。震災以降、考えることが多くていやになってしまいます。では総括です。

大学受験:100% だってひとりだし。でも公立大学ですからね、たしいたものです。震災で入学式がないようですが、心機一転がんばってほしいです。

高校受験:75% これは個人の塾では際どい数字ですね。落ちてしまった生徒には、次の進路選択で悔いのないような受験をしてもらいたいと切に願います。


受験が人を豊かなものになるような努力を国や自治体にお願いしたいです。


春期講習 第2ターム開始

2011年04月04日 08時45分41秒 | 塾のお知らせ
予備登校や始業の日程がわかり、生活にリズムがでてきたのではないでしょうか。今日は少し肌寒いですが、今後どんどん暖かくなるらしいです(天気予報談)

塾でも春期講習会の第2ターム開始。学年もあらたに頑張っていきましょう。今年の受験生はなかなか多い、暫定の人数ではありますが、大学受験が3人、高校受験が7人。先生も戦いですね。この春期講習からすでに受験のことを考えている先生は少し焦り過ぎですかね。

今日、公立高校の二次募集の試験が行われているところもあります。頑張ってもらいたいです。昨日、面接の練習もしましたが今年の受験生は、安心して送り出せる感じではないです。しかも、合格発表は明日!!怖すぎる。明日、良い報告ができることを祈っています。