わじこSCHOOL

個性の強い先生と、個性の強い生徒が集う西多賀の寺子屋。

遠藤周作

2011年10月11日 06時48分39秒 | 日常のできごと
久々に本を読んだ。遠藤周作の「沈黙」。仕事の一環で読んだのだが、聴覚的に人間の心理描写がなされている点に目がいった。これもまた仕事がらみで読んだのだがパスカルの「パンセ」。この二つに共通するテーマは「宗教」である。無神論の日本の中でもさらに先生は懐疑論者なので、宗教に対する畏敬や尊敬はない。むしろ、疑いの目をもってしかみることができない。しかし、ここまで人の心に浸透していて廃(すた)れないところには興味はある。

それはさておき、今回の作品には共感した。遠藤周作のもつ宗教観はわからないが、作品内ででてくる宗教批判にはまこと脱帽である。自分の宗教観を機微のある単純な言葉で代弁してもらったような気分だ。キチジローという登場人物こそ、人間の本来の姿ではないだろうか。興味のある人は読んでみてほしい。「海と毒薬」以来の遠藤周作であったが他にも手がのびそうである。

http://ja.wikipedia.org/wiki/遠藤周作

読書感想文を書くにはよいのではないだろうか。

マスクマン現る!!

2011年10月09日 23時43分35秒 | 日常のできごと
塾にやってくる生徒の数人に一人はマスク。昼夜の温度差が激しいのこんなことになっているのかな?もちろん、アレルギセー鼻炎の人もいるのでしょうけど、風邪との区別をどうやっているか先生にはわかりませんが、体調管理を行い、表情がわかる形で授業をうけてもらいたいですね。表情がないと意思の疎通ができている間隔が薄れます。せっかくface to faceでの授業、気持ちよくお互いいたいですね。

ものの本で聞いたはなしだが、マスクをしてこんなに堂々としている国は日本ぐらいだとか、他の国では「変なヤツがいる」といった目で見られるそうです。確かに自分を隠してウロウロしている人は何を考えているのかわからなくて少々薄気味悪い。軽いファントムですね。

親からもらった大切な顔、大事にしていきましょう。でも、集団生活うつすようならマスク着用で、本当に危険だと思ったら塾をお休みしてください。