わじこSCHOOL

個性の強い先生と、個性の強い生徒が集う西多賀の寺子屋。

新年そうそう警察沙汰

2011年01月02日 01時10分52秒 | 日常のできごと
まずはあけましておめでとうございます。といっても、すでに元旦は過ぎ、二日の午前一時をまわったところです。

年末に出たゴミが邪魔で仕方がなく、燃やせるものだけでも河川敷で燃やしてしまおうと考え近所の河原へ。夜の9時を回ったころに煌煌と燃える炎を見つめながら「最近キャンプとかしていないな」と思いながら感慨に耽っていました。その20分後くらいに、赤色灯が近づいてきます。パトカーが河川敷におりてきて、ぬかるんでいることもわからずに泥沼にはまり立ち往生した間抜けな警察官が二名、靴を泥だらけにしてこっちに走ってきます。「車が燃えていると通報がありまして、、、。」先生の車は白いので、反射した炎の光が頭のおかしい人にはそうみえたのでしょうね。うんざり。誤報をわかって立ち去るのかと思いきや、「書類を作成するので署まできてください。任意同行願います。」とか、真顔でいいます。少し気でも触れているかと思いましたが、たき火などをしたことのない貧相な家庭に育った警察官たちには、先生にとってのたき火を、不法行為であると感じたらしいです。

書類の作成や何やらで、どんどん時間が過ぎます。たき火の匂いが落ち着くわ~とか言っていると、たき火をしない警察官には、先生がたき火ということにして誤摩化そうとしていると感じたらしく、「そんな訳ないだろう」とか声を荒げる人もでるしまつ。彼はいったいどんなたき火をしてきたのでしょうか。つまらない人生をおくっているのでしょうね。あくまで先生の価値観でのはなしですけど。ライター1つで火をつけたっていったら、「そんなんじゃつけられないだろ、何か燃料でもつかったなんだな。」とか、お粗末な質問をする脳無しも、ため息もでません。そんなプロ資格はないでしょうけど、先生は生木でも雨に濡れた木でもたき火をします、ある意味サバイバルのプロです。あの警察官は、災害にあったら確実に生き残れないでしょうね。

先生があまりに堂々としているからなのか、心の中では「冷静に考えたら、それってたき火」と思っているからなのか、周りの態度もだんだん変化。初めは「部屋はいって」とか公権力を背景に抑圧的な態度を示していたが、後半には「すみませんが、ここのところに名前を書いてもらっていいですか。」に変化。一方で、先生はそのとき、とあるアウトドアブランドの服を上下に着込んでいました。「H」って書いてあるやつです。そのメーカーをしっている若手の警察官が興味を示し、上司らしき刑事が居ない隙に、「それって高いですよね。」「ワイルドワンで扱ってますよね。」「スウエーデンのメーカーでしたっけ」と質問連発。「どういうところ行かれるんですか?」と聞いてきたので、「山とか、海とか、無人島とかですね。」っていったら、「そういうことをなさっているなら、あれはたき火ですよね。」とかいう始末。はじめっからいってるだろ。

もしも、この懸案が陪審員制度で裁かれたらどうなるか、非常に興味があります。5時間半後には実況検分つきあわされます。サツマイモでも焼いて待っていたい気分です。面倒くさっ。