わじこSCHOOL

個性の強い先生と、個性の強い生徒が集う西多賀の寺子屋。

東京オリンピック

2013年09月16日 05時40分09秒 | 日常のできごと
2020年のオリンピックが東京で開催されることになって、開閉式の国立競技場が建設されるなど話題沸騰です。特に「お・も・て・な・し」なんてそれほど普及しなくても流行語に選ばれそうなくらい盛り上がっています。

その裏でこんな話も聞きます。まだまだ仮設住宅で暮らす人が9割もいる地方があると。再建に必要な土木工事の業者などが足りないとか、高台の建設に時間がかかるとか、資材が足りていないなど、復興の遅れには様々な原因があるようです。しかし、あの近未来的な国立競技場を建設する業者は足りているのでしょうか。オリンピックへの準備が加速するにつれて、復興の足取りは重くなる一方なのではないでしょうか。

オリンピックが東京で開かれた1964年ころ日本では、新潟水俣病や四日市喘息などの公害病が発生しました。オリンピックという強い光の前では、暗い影の部分は見えにくくなります。今回のオリンピックも震災という影をうやむやにしてしまうのではないかと心配です。

IOCの中には、オリンピックが復興につながるのではないかという思いで一票を投じた人もいるかもしれません。ところが日本の社会はそのような人情の介在する政治が行われないものです。日本人の姿は、「自分自身が他人から悪く見られないようにするために他人に配慮をする」計算高いものと思っています。そのような国民性は影よりも光を好むようです。それが政治の世界でも見られるようで大変残念な気持ちでいっぱいです。

美味しんぼ110巻

2013年09月04日 17時29分23秒 | 日常のできごと
美味しんぼという漫画の新刊がでた、ファンも多いことだと思う。海原雄山も年をとったのか人が丸くなった。さてそれはさておきその内容。今回は福島の放射能にスポットを当てていた。震災でそこそこの影響をうけた私でさえ、いま震災の影響を考えることなく生活している。しかし、福島のみなさんはそうではないのです。

東電の過失致死を国が擁護する仕組みをやんわりと描いています。漫画家の人たちにどれほどの圧力がかかるか知りませんが、仮に漫画の世界が新聞よりも自由がきくのなら、漫画家のみなさんが日本を正しい方向へ導く中心になりうるのではないかと思います。とりあえず読んでみてはいかがでしょうか。

他に、「プロメテウスの罠」や「本当のことを伝えない日本の新聞」なんてのも読むといろいろ見えないところが見えてきそうです。

日馬富士綱取り

2012年09月25日 20時04分53秒 | 日常のできごと
相撲で八百長や薬物疑惑、暴力団関係者とのつながりなどいろんな話題が絶えないが、相撲が面白いことにはかわりがないようです。

モンゴル出身者の活躍もあって盛り上がっていますが、塾内では高校生も興味をもってくれて先生も嬉しいです。塾内での力士のあだ名を紹介します。

横綱白鵬  あいぷち
横綱日馬富士  プロアクティブ
大関稀勢の里  チーク

などなど、若干馬鹿にしているようですが、尊敬の念をもって取り組みをみています。

若手力士のブログでもチェックして投稿してみましょう。

雪かき

2012年04月24日 20時59分43秒 | 日常のできごと
知り合いの温泉旅館のGWに向けた除雪、融雪作業にいってきた。
仙台を出発したのは午前2時くらいだったかなぁ。


昨年は震災で他の人の助けをしている余裕はなく、行けなかった雪かき。ことしも大きく休みをとることもできず、実労働時間で12時間。夜の間は酒をのんだり談笑している時間が4時間くらいもあり、もっと働こうかなぁと思ってしまう感じ。しかし、懐に忍ばせたサントリー角がその思いを断ち切る。


思いの外、穏やかな天候でうきうきしていましたが、穏やかどころか激しい照り返し、雪焼け必至です。日焼け止めなんてないので、この文章を打ち込んでいるいま、おでこやら、ほほから、皮膚が脱皮のように落ちてきています。それほどの快晴の日差しの中で作業。


今年は不本意な日程でしたが、機会があれば来年大量の雪を解かしてきたいものです。GWにオープンが間に合うことを心より願っています。


facebook

2012年02月09日 15時06分52秒 | 日常のできごと
facebookそのものをよく理解していないころに登録して、捨ててあった日々が続いていました。しかし、昨日思わぬ再会がありました。

小・中学校時代の後輩です。こんな年になっても「先輩」と呼ばれてなんだか、タイムスリップしたような不思議な気持ちになりました。連絡をくれた二人、ありがとう。

ネットの功罪についての文章を見る機会が多いが、いらない情報をストリップしていくと結構いいものではないかなぁと思っています。もともと犯罪に利用する目的で作られた訳ではないのだから、使う人の気持ち次第ですね。包丁があるとき殺人の道具に変わってしまうようなものかな。

さて、ブログの更新も怠っておりまして、いいわけをすると忙しい。もうひとつ言い訳をするとお酒の量も減って、PCの前に無駄に座る時間が減ったことだろうか。でも、こういう記録はいつかなんらかの形で意味をなすような気もするので、自分の気持ちに平行してすすめていきます。




小学生のバレーに参加

2011年11月20日 23時20分55秒 | 日常のできごと
小学4年生がメインのバレーチームのコーチとして呼ばれて、バレーボールをしています。肩を昔けがして思いっきりバレーができない先生にはちょうど良いリハビリです。

二の腕が先生の手首くらいしかない子どもには、あの小さくて軽いバレーボールも大変なもののようです。サーブが入らなくて泣いちゃったりと一生懸命な姿が頼もしく思えます。中高生を相手にしていると、投げ出しがちな態度をとることが大人になっていると勘違いしているのか、よくそのような状況を見受けます。

一生懸命、簡単なようで非常にいい言葉かも知れません。

遠藤周作

2011年10月11日 06時48分39秒 | 日常のできごと
久々に本を読んだ。遠藤周作の「沈黙」。仕事の一環で読んだのだが、聴覚的に人間の心理描写がなされている点に目がいった。これもまた仕事がらみで読んだのだがパスカルの「パンセ」。この二つに共通するテーマは「宗教」である。無神論の日本の中でもさらに先生は懐疑論者なので、宗教に対する畏敬や尊敬はない。むしろ、疑いの目をもってしかみることができない。しかし、ここまで人の心に浸透していて廃(すた)れないところには興味はある。

それはさておき、今回の作品には共感した。遠藤周作のもつ宗教観はわからないが、作品内ででてくる宗教批判にはまこと脱帽である。自分の宗教観を機微のある単純な言葉で代弁してもらったような気分だ。キチジローという登場人物こそ、人間の本来の姿ではないだろうか。興味のある人は読んでみてほしい。「海と毒薬」以来の遠藤周作であったが他にも手がのびそうである。

http://ja.wikipedia.org/wiki/遠藤周作

読書感想文を書くにはよいのではないだろうか。

マスクマン現る!!

2011年10月09日 23時43分35秒 | 日常のできごと
塾にやってくる生徒の数人に一人はマスク。昼夜の温度差が激しいのこんなことになっているのかな?もちろん、アレルギセー鼻炎の人もいるのでしょうけど、風邪との区別をどうやっているか先生にはわかりませんが、体調管理を行い、表情がわかる形で授業をうけてもらいたいですね。表情がないと意思の疎通ができている間隔が薄れます。せっかくface to faceでの授業、気持ちよくお互いいたいですね。

ものの本で聞いたはなしだが、マスクをしてこんなに堂々としている国は日本ぐらいだとか、他の国では「変なヤツがいる」といった目で見られるそうです。確かに自分を隠してウロウロしている人は何を考えているのかわからなくて少々薄気味悪い。軽いファントムですね。

親からもらった大切な顔、大事にしていきましょう。でも、集団生活うつすようならマスク着用で、本当に危険だと思ったら塾をお休みしてください。