わじこSCHOOL

個性の強い先生と、個性の強い生徒が集う西多賀の寺子屋。

英語にまつわるエッセー 第2回

2013年07月09日 12時09分49秒 | 英語の思考力
さて、この文章の主題は何か?それは、「英語」ではなく「英文法」である。よしんば「英会話」なんか全く逆のベクトルである。英語の中に隠されたルール、それが英文法であり、それをマスターすることで楽しもうというのです。では今回はその中のルールのいくつかを紹介していきたい。

「エイブンポー」のルール
①やるべきことは、ならんでいる記号をどういう順番に並べ変えるかである
②このためには、8つの記号と5つの記号を覚える必要がある
③Nは次の三つに変身できる「S・O・C」である「SOS」ではない

今日の新しい知識は上の3つでよい。特に③はいますぐ覚えたい。毎回新しいルールを増やして5回くらいから問題を出してみたいと思う。すなわち、この並べ替えゲームで楽しんでいきたい。簡単な問題から恐ろしく複雑な問題までをつくることができる素晴らしいゲームである。俺の知る限りでは日本語の「国文法」ではこの遊びは出来ないと思う。英語が世界中で利用されているのはそのルールがだれにでも理解できるからではないだろうか。

試しに、今後の方向性を示す為に例題をだしてみよう。まだ③だけのルールでは解けません。

仮問題: "N1 V 形1 N2 形2." の並べ方のうち正しい物はどれか、すべて選べ。
 ①N1 形2 形1 N2 V
 ②形1 N2 形2 N1 V
 ③N1 形2 N2 形1 V

正解は次回、解説はそれ以降の回に理解できるようになったら、随時示していこうと思います。


英語にまつわるエッセイ 第1回

2013年07月05日 12時45分41秒 | 英語の思考力
マインスイーパーというゲームをご存知だろうか?だいたいのパソコンに標準装備されており楽しめる。俺のPCはmacなのではじめからはたぶん入っていないが、iPhoneでもなんでもアプリとして無料でダウンロードできるはずである。

そのゲームは操作方法はいたって簡単、ルールも一度わかれば小学生でも十分に理解しうる。それにはまる人とはまらない人がいるのはわかるが、はまる人の多くは「運と実力」のバランスが絶妙なところに取り憑かれるのだと思う。実際、俺も上級を160秒台でクリアしたことがあるほどやっていた時期もある。windowsXP時代のものが好きであった。

俺は、日常会話ができるようになる方法は知らないが、英文法を理解する方法は身につけていると思う。何に似ているかと聞かれたら、そう、「マインスイーパー」である。マインスイーパーも英文も「運と実力」のバランスが内在していると思うのだが、ことさら入試問題となるとそこから「運」の要素が削除され、「実力」だけで戦えるのである。

余談だが、かならずクリアできるマインスイーパーの難問100問をつくったら、ファンに喜ばれそうである。いつか作りたいと思う。しかし、まず「エイブンポー」という面白いゲームを紹介したい。

昨日の授業で思うこと

2013年07月04日 12時04分14秒 | 英語の思考力
昨日、高校2年生に英語の授業をしてあまりの出来なさに、自分の授業に問題点があるんだと感じました。

英語の文法がまったく定着していない。さらに、自分でものごとを隙なく考えることができない。常日頃から適当にものごとを対処していることの現れでしょう。

そこで、このブログを一時的に英語の勉強をみにつける場に変えていきます。英語の苦手な友達などにURLを教えてみんなでレベルをあげて、学校の授業のレベルをあげて、よい相乗効果を狙っていきましょう。極力毎日更新していきます。文法を一からやり直すわけではありません。考えることを中心にやっていきます。一遍とおり文法を学習した人むけです。高校2年生~受験生を意識していきます。お楽しみに。閲覧数があがることを願っています。