朝青龍が優勝した。痛快である。これに苦言を呈した横綱審議委員会なるものがあるが何人かは机上の空論者。そもそもどうやって横綱審議委員会なるもののメンバーが選ばれるのであろう。映画監督とか歌舞伎役者や意味がわからない。
調べるだけあほらしいので調べませんが、現場と非現場の温度差や考え方の違いはどうにもならないことが多い。政治しかり、教育しかり、、、である。しかし、それが悪い悪いばかりも言ってられない。
この季節、スキー場にいくとスキーヤーとボーダーの数は半々といってよい。しかし、ゲレンデの中央に座ったり、荷物を乱雑に置いたり、意味不明なくらい大声を出しているのはボーダーが多い。特にへたくそが中心である。
この関係はちょうど、野球と日本のサッカーの関係に置き換えられるような気がする。野球選手は一本筋が通っており、サッカー選手はどこか自由人なようなそぶりをしている。高校野球の選手の顔つきと高校サッカーの選手の顔つきからして明白であろう。それぞれのワールドカップやオリンピックを考えれば、実力にもその違いが現れている。
では相撲は野球?サッカー?どちらであろうか?どちらかというと一本男気の通った野球に近い感じがする。そして、野球界と角界には重鎮が居座っていることも共通点である。
結局、現場は熱く芯がとおっているためには、冷静な非現場がなくてはならない。日本のサッカーのようなナンパは上がしっかり管理できていないからである。横綱審議委員会はではその役目を果たしているのか?角界の重鎮は別におり、そのどちらにも属さない、角界のおまけちゃんであろう。
中身のない委員会は小学校から始まり、日本の政治にまで及んでいる。そりゃ必要なものもあるが、多数は責任転嫁と私服肥やしと選挙の種まきでしかない。こんな日本を変えるべく、戦国時代や、明治維新のころのような「意気に感ず」人間たちが現れることを切に願う。