侍道2P ~その1~

2013年01月02日 | 侍道2P
忍者。



それは時代の影に生きる者達……



悪の影となって暗躍するものもあれば、



悪を断つべく暗躍するものもいた。

そしてここにも、その鍛えた忍びの技を世の正義のために振るわんとする者が一人……



保野:「いやー、今日も悪いことしちゃったなー。もう悪いことやめらんねーなー!」

奈美:「台詞がアバウトすぎー!!」



保野:「しかし、あの浪人め。俺の邪魔ばかりしやがって。
    あいつをギッタンギッタンのグッチャングッチャンにしないと気がすまねぇ」

奈美:「大丈夫よ。旦那。あたし、そのスジの人たちに知り合いがいるの。
    そいつにかわいがってもらいましょ☆」



保野:「ふっ、そいつぁいい。だが、その前に」

奈美:「その前に?」



保野:「お前をかわいがってやらんとなぁ!どぅへへへへへへ」



奈美:「イヤーン、シャッチョサン。スケベニンゲーン!」



忍者:「話は聞かせてもらった!」



保野:「お、お前は!?」

忍者:「保野。奉行所に勤める身でありながら、悪いことばっかりするとは。
    しかも、それをとめようとした浪人に八つ当たりをしようという、その悪企み。
    ここで断たせてもらおう」



保野:「ま、待て!俺を殺せば幕府とかその辺の上のほうの人たちが黙っちゃいないぞ」

忍者:「そんな脅しは私に通用しない」



保野:「くそっ!だったら、貴様を殺してやる」



忍者:「あまいっ!」

保野:「ぐはっ!」



保野:「ちぃ!すばしっこいやつめ!」

忍者:「ライダー宙返り!あ、これ前作のやつだ」



保野:「や、やつはどこだっ!?」

忍者:「忍者に背後を取らせるとは。これでお前はおしまいだ!」



保野:「ぎゃああああああっ!」



忍者:「ちっ!女の方は逃がしたか……。まぁ、いい。忍者に追われる恐怖に震えて眠るがいい」



忍者はさっそうと闇の中に消えていった。

時代の闇に生きようとも悪は許さぬ忍びの道。
悪のはびこる世の影に桜色の風があなたの街に春の訪れをお知らせします。
神出鬼没!
その名は……



ししょー:「まて、まて、まて、まてーーーーー!!」



ピンク影:「え?」

ししょー:「なんで部分的に横文字なんだよ!!」

ピンク影:「いや、だって、桃影はもうエロいVシネにいるじゃないですか。
      かぶっちゃうじゃないですか」

ししょー:「しらねーよ!だったら、色変えろよ。ピンクへのこだわりは何なんだよ!」

ピンク影:「もう忍者も個性の時代ですよ。
      ピンクの忍者服ってドリフでアイドルが着てるのしか見ないじゃないですか?
      この時代だったら、滅多にいないと思うんですよね」

ししょー:「なんでこの時代にドリフなんて単語が出てくるんだよ。お前の時代設定どうなってんだよ」

ピンク影:「そんなことより、お師匠様。私を呼び出したということはなにか事件ですかな?」

ししょー:「この流れで本編いくの!?」




第2話に続く
コメント
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