仮面ライダースタミナ 第28話

2012年12月05日 | 侍道4


鬼怒川:「はーっはっはっは!まったく、想像力の足りない馬鹿ばかり」

スタミナ:「自分で仕込んだ睡眠薬で眠るようなやつに言われたくないわ!」

鬼怒川:「改造人間。それが自分だけだと思っているのですか?」

スタミナ:「なん……だと……?」



鬼怒川:「私もアナタと同じ。普通の人間ではない。
     だから、一度や二度、殺したくらいでは私は死なないのですよ。」

スタミナ:「こいつ、すでに自らの身体も……」



鬼怒川:「もっとおもしろいものを見せてあげますよ」



鬼怒川:「ふははははっ」



スタミナ:「あ、逃げた!」



琴吹:「追うんだ。逃がすな!」



阿弥浜の港まで鬼怒川を追った一同であったが、
そこに鬼怒川の姿はなかった。

茂呂:「鬼怒川、どこだ!?」

そのとき!



爆音が彼らを襲った。

小暮:「な、なんだ!?」

赤城:「これは砲撃!?いったい、どこから……」



琴吹:「あ、あれを見ろ!」



沖に浮かぶ黒船。



そこには舵を握る鬼怒川の姿があった。



琴吹:「黒船を奪われたぞ。さっきの砲撃は黒船からだ」

J・J:「なんてことだ」



スタミナ:(なんだあのロープ。黒船と繋がっている……)



スタミナ:(どこに繋がってるんだ?)



スタミナ:「あの塔の上かっ!」

茂呂:「どうした?」



スタミナ:「ちょっと行って来る!」



茂呂:「あいつ、なにをやらかす気だ?」



琴吹:「茂呂、追っ手だ。蹴散らすぞ」



スタミナ:「塔の上に上ったものの、このままじゃいい的だ」



魔鱗組A;「そのひょうたんを撃ち抜いてやるぜ」

魔鱗組B:「隠れても無駄だ。そら、頭を見せな」



小暮:「そうはさせん!」



スタミナ:「ナイスだ。小暮!今だっ!!」



スタミナは空へと身を乗り出した。



スタミナ:「あーああああー」



琴吹:「ターザン!?ネタ古っ!」

スタミナ:「違うよ。さだまさしだよ」



小暮:「意味わかんねーよ。どっちにせよなんで叫ぶんだよ!」

スタミナ:「こういうときは叫ぶのが決まりだろーが」



J・J:「あのロープは黒船に繋がっている」

ローラ:「ああっ!ひょうたん様!!」


第29話につづく
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