パンサー・スタミナのスカイリム ～その16～

聖堂の奥へと進んでいきます。
よし、新しいところだし過去のいろんな事は忘れて、
気持ち切り替えていこう。
フレッシュな気持ち。そうフレッシュな気持ちで！



聖堂の奥にはこの領域を守ろうとするゾンビ達が待ち構えていた。



しかし、この世界をドラゴンの脅威から守るため、
引くわけには行かない。
がんばれ、スタミナ。僕らのパンサー。



韋駄天のなんとかってやつから奪った金の爪がなんと聖堂の奥の鍵になっていたなんて。



おお、なんかだだっぴろいところに出た。
なんか神秘的な感じのする場所だね。



立派な棺だ。宝箱もあるな。さっそく開け……



ん？
なんだ、あれ。壁に何か光る文字が……



お！？
おおおおおおっ！
なにか頭の中に流れ込んでくるぞ。



なんだ、このきっかいな文字は。
見たこともないのに、なぜか読める気がする。
これはホワイトランに戻って報告する必要があるな。



あれ？今、なにか物音が？



棺おけからなんか出たぁ！！
こ、こいつ。私とやるつもりか。
よし、こい。やってやろうじゃないか。





む、やつの動きが止まった？



ぐはぁ！！
な、なんだ。今、こいつの声に吹き飛ばされた！？
こいつ声を衝撃波のように飛ばせるのか？
こんなゾンビ、今までいなかったぞ。
他のゾンビとは格が違うようだな。



スタミナとゾンビの白熱の攻防が続きます。



くそっ！また声の衝撃波かっ！
こいつはやっかいだ。



一進一退の戦いもいよいよ大詰め。



これで



トドメじゃあ！！



どうやら目的のドラゴンストーンはこのゾンビが持っていた。
おお、他にも魔法の斧まで持ってやがる。
そこらのザコゾンビとは明らかに異質なヤツだった。
しかし、こいつの声はなんだったんだ。
魔法とは違うような。
目的のものを手に入れたスタミナは聖堂を後にする。



まずはリバーウッドに戻って一休みしたらホワイトランへ出発だ。

つづく……