仮面ライダースタミナ 第26話

2012年12月03日 | 侍道4


戦いは熾烈を極めた。



鬼怒川の魔鱗組は想像以上に阿弥浜に送られており、



次から次へと現われるのだ。



気がつけば、朝チュン……



琴吹:「魔鱗組もそろそろ限界だろう」

魔鱗組A:「鬼怒川様ー。夜明けちゃいましたけど、これ深夜残業手当でますよねー」



小暮:「面倒なやつらだ」

魔鱗組B:「これで手当てが出ないなら、とんだブラック企業に入社しちまったぜ」



茂呂:「だが、この戦いに負けるわけにはいかん」

魔鱗組C:「あー、ちょっとそこの会議室で横になってきますわー」



鬼怒川:「く……、ハエどもが想像以上に強い」



鬼怒川:「なにか逆転の手が……あ……」



ローラ:「あ……」



鬼怒川:「動くなっ!」

ローラ:「ひっ!」



鬼怒川:「反逆者どもに残念なお知らせですよー?」



スタミナ:「しまった!ローラを狙われた!」



鬼怒川:「だから、お前達は愚かだというのです。
     戦いに夢中になって、周りが見えていない」

スタミナ:「そうだ。茂呂、お前のせいだ!」



茂呂:「俺だけじゃねーよ。琴吹のおっさんんもだよ!」

琴吹:「い、いや、拙者は……」



鬼怒川:「形勢逆転。最後まで勝負は分からないものですねぇ」



ターン!

鬼怒川:「ぐあっ!」

茂呂:「馬鹿!スタミナ、なにやってんだ。」

スタミナ:「いや、私じゃねーよ!ライダーリボルバーはもっと色っぽい発射音だよ」

茂呂:「色っ……いや、もういいや。じゃあ、誰が?」



J・J:「ボクだよ。皆、待たせたね」

メリンダ:「公使様に、なんたる無礼。鬼怒川、許さぬぞ」

スタミナ:「J・Jとメリンダ!」



赤城:「おっと、俺もいるぜ」



小暮:「赤城!」

赤城:「待たせたな。」



鬼怒川:「死に損ないもお出ましですか」

スタミナ:「さて、役者は揃った。あとは鬼怒川。貴様を倒すだけだ」

第27話につづく
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