おかん・ザ・一言

2007年07月20日 | 写真でGO!
母と久々に会ったときの話。
最近は写真を撮ってる出歩いていると言う話から、
美術館に写真を撮りに行ったり見に行ったりすると言う話をした。
すると、一言

「え?あんた美術館なんか行くの!?」

おい、ちょっとそこになおれ。
アンタ、昔から趣味で絵を描くだろうが?
そんなアンタの腹の中から生まれた子供が芸術に興味がないとでも?
それともあれか?やっぱり川から拾ってきた子だったか?
高校生のころからたまに小遣いはたいて、美術館とか行ってましたが?
作るのは苦手だけど見るのは好きなんだYO。

で、またしても天王寺にやってきましたよ。
大阪市立美術館でございます。



前回、来たときはすでに閉館時間だったので入れませんでしたが、
今回はきっちり朝10時に来たので問題ない!
さて、ここにきた目的はと言いますと。



「全関西美術展」

近畿地方の作家さんの作品を見ることが出来る展示会です。
ちなみにスタミナは陶芸とかポスター展、CG展など、
1種類の展示会には行った事がありますが、
この全関西美術展のような
書道、工芸、彫刻、絵画といった様々なジャンルの展示会は初めてです!

さっそく中へ入ってみる。
そして書道のコーナーから見て回る。
スタミナは書道って文字の美しさだけじゃなく、
詩の美しさも重要な要素だと思っています。
今回特に気に入ったのが

「美しい花よりも、かおりのいい花が好き」

というフレーズだ。
書の美しさと書かれている詩の美しさもあいまって、とても印象的に思えた。

つづいて、工芸のコーナーへ。
作品を見るときはまず作品だけを見ます。
じっと作品を見て、うっとりします。
そしてその後、タイトルを見て「おおーっ」という見方が好きです。
工芸は中でもおもしろく、
ぱっと見た感じ、イメージのぼんやりとした工芸品。
タイトルを見る。
すると突然、タイトルと作品のイメージが一致し、
「なるほど!」と思える瞬間が楽しくて仕方がありません。
一度では一致しなくて「なんだこれ?」と思うこともありますが、
ある角度から見たとき「なるほど、こういうことか」とニヤリとしてしまう。
この感覚が堪らない。

工芸のコーナーを満喫した後、洋画のコーナーへ。
抽象画か……さらっと見回して次へ……
(スタミナは抽象画があまり好きではありません^^;)

彫刻のコーナー!
ううむ。木を使って木とは違うものを表現する。
このアイデアには本当に感心させられる。
特に関心を持ったのが風船を持った少女の像だ。
この少女の手に持った風船。
木で作られているのだが、まるでホンモノの風船のように
フワフワとした質感を表現していた。

つづいて日本画のコーナー。
ここで疑問に思ったんだけど、
この美術館の配置だと

日本画=写実派、印象派
洋画=抽象派

という振り分けに見えるんだが……(気のせい?)
というか日本画と洋画の違いってなんなんだぜ?
まぁ、この振り分けで言うと日本画の方が好みなんだけどね。
たっぷりと日本画を堪能。
おみやげとして100円の絵を2枚ほど購入して美術館を出た。
(本当は内装も撮りたかったんだが……)
美術館に2時間ほど滞在していたので、すでに12時まわっとる!
腹が減ったけど、天気がどんどん崩れ始めているぞ。

飯食ってる場合じゃねぇ!


撮って


撮って


撮って


撮って


撮りまくるんやっ!

なんとも慌しい。
というかまともな天気の休日はいつになったら訪れますか?orz
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする