夕夕夕夕夕夕夕

2007年07月08日 | リアルとか映画とか
7月7日。七夕です。
織姫と彦星が天の川にかかるマディソン郡の橋の上で出会って、
「あんな不倫映画が絶賛されているようじゃ、日本はおしまいだ」
などと若干、嫉妬めいた批評も流れたとか流れなかったとか言うアレです。

さてさて、私の住む大阪では星を見るなんて無謀なチャレンジ。
しかも、今日は曇り&雨ですよ。
そこで、ここは近代科学に頼ってみようと思います。



やってきたのは大阪市立科学館。



プラネタリウムを見に来ました!
12時からの開演だと言うのに300席の会場が満員御礼です。

しばらくするとアナウンスが始まり会場が真っ暗に……。
さぁ、星達のダンスの始まりです。

なお、内容はプラネタリウムでのことを書きますが、
プラネタリウムの中は撮影できませんので、代わりに……



プラネットマンでお楽しみください

画面には大阪の町並み。


太陽が西へと沈んでいきます。


空には一番星。そして二番星。
三番、あれは四番?あ、それともこっち?
瞬く星達が次々と顔を出します。

アナウンス:「本日は七夕ということでね。多くの皆様がお越しくださいました。
それでは本日の夜空を映してみましょう」
うん、うん。
七夕効果で今日のプラネタリウムはどの回も満員御礼みたいですよ!

アナウンス:「ですが……」


ですが?

アナウンス:「七夕と言うのは旧暦での7月7日のことを指しており、
今年の暦でいいますと、8月19日になります」


……

気を取り直して


アナウンス:「東の空をご覧ください」

東、東。

アナウンス:「東の空に明るい3つの星が見えますね。この3つを結んで出来る
三角形を夏の大三角といいまして……」

ああ、アレとアレとアレね。
白鳥座のデネブ、琴座のベガ、鷲座のアルタイルだよね。
へへん。余裕だぜ。


アナウンス:「琴座のベガを日本では織姫星、鷲座のアルタイルを彦星と呼びます。
この2つの星は天の川で分けられているわけですが、
1年に一度、7月7日に出会うことが出来ると言うお話ですね」

うん、うん。
子供さんに聞かせてあげたい話だよね。

アナウンス:「ですが……」


ですが?

アナウンス:「ベガとアルタイルは15光年も離れており、
光の速さでも15年かかわるわけです。つまり、織姫と彦星は

会えることはないんですよね



なんというぶち壊しスキル!
この野郎、タダモンじゃねぇ!!

その後、夏の夜空に輝く星座のお話になり、
蛇使い座を12星座に入れるって話はどうなったんだろうとか思ってみていましたが、
まるで飛び出してくるかのような銀河のCGや惑星の動きには驚かされました。
他にも、天の川って銀河の断面図のことなんですねぇ。知らなかったぁ。

プラネタリウムの時間は1時間。
本当にあっという間でした。
太陽が昇り……



朝がやってきました。


いやー、楽しかった。
プラネタリウム。また行きたいですね^^
今回のプラネタリウムで思ったこと……
もうちょっと

子供の夢は大事にしようナ!

あと、アナウンスのお笑いスキルに嫉妬。

P.S.
結局、織姫と彦星は私のお腹の中で再会させましたとさw


七夕団子。
彦星:マスカット味
織姫:ピーチ味

大変、おいしゅうございました。
コメント
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