短期決戦の戦いかたについて、野村克也氏は以下の5か条をしめされた(『野村ノート』p.73)。
ライオンズの戦力分析。川上野球を継承する森ライオンズは攻撃よりも「守り」を重視したチームといえる。セカンドの守備力「S」をはじめとして、全員が「A」「B」以上の守備力を持つ。しいていえばショートの守備力「C」が穴といえばいえる。
(田辺の守備力が「C」のわけがないのだが、そこはゲームバランスのためだろうか。逆にいえばライオンズは正当に評価したらゲームバランスをくずしてしまうほど強い。)
打線はクリーンナップの3人に、とにかく打たせないこと。とくに、5番のデストラーデはスイッチのプルヒッターなのでたちが悪い(←褒め言葉)。
幸いなことに、前年の日本シリーズはセ・リーグが制しているので、デストラーデは1、2戦では先発オーダーには入ってこないだろう。代打で出てきたら、100%敬遠する。満塁でも躊躇なく敬遠。もう、とにかく、デストラーデには打たせない。
ちなみに実際のジャイアンツの事前ミーティングは「石毛に打たせない」だったらしい。
しかしこれはコンピュータゲームなので、石毛よりもデストラーデを重視することとなった。
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