いきいき

自分の人生 いきいき と送りたいという願いを込めたタイトル

あなた日本人でっしょ?

2010-10-23 09:41:48 | Weblog

前回のブログからずいぶん時間がたってしまいました。
あの翌日は、インドネシア 東カリマンタン州 バリックパパン市
の郊外にある第二次世界大戦の戦没者慰霊碑に参拝に行ってきました。

1999年にバリックパパン市に寄付をして、市役所の人たちとの会合が
会った時のコーヒーブレークに市役所の中年女性職員の方に声を
かけられました。

「マンガーという海岸のところに第二次世界大戦の日本人戦没者の
 慰霊碑があるのを知っているか?」

というお話でしたが、自分のインドネシア語の知識にない「慰霊碑」
という意味が理解できなくて何度も聞きなおして状況が何んとなく
理解ができました。

「マンガーという海岸のところに日本人の戦没者の慰霊碑があるが、
 その周りが荒れ果てて、周りから農民が侵入している。
 あなた日本人なら整備して守らないと、ちゃんと整備して公園の
 ようにしたらいいのに」というお話でした。

バリックパパン市は、石油基地があり、第二次世界大戦のときに激戦が
あったことやバリックパパンからサマリンダ市に向かう道路は地獄街道
と呼ばれていたことは、おぼろげながら知っていましたが、

戦没者の慰霊碑があることは、この時初めて知りました。

帰国して、厚生省に問い合わせてもその存在自体が記録されておらず、
何もわかりませんでした。

いろいろと調べて、昔を知る人たちの情報から、日本インドネシア文化交流会の
「矢倉弾正」さんという方が自費で建立されたものであることが分かりました。

現地の情報をたよりに慰霊碑の現場はわかったので、植林体験ツアーの
ときにお参りすることやその前の海岸の清掃や慰霊碑の周りの清掃や花木を
皆さんと植えたりということをやってきました。

マングローブの木が枯れて、海岸の浸食が進んで、慰霊碑にち数いていること
も知り、マングローブの植林もしましたが、枯れてしまって失敗に終わり
そのままになっていること、持続的にできてないことは悔やまれます。

今度もう一度、その地に適した苗を探して植林をしたいと考えています。

バリックパパン訪問の際には極力お参りをさせていただいています。
今回もそのような経緯で慰霊碑にお参りをしてきました。

この事件で人間の命のつながりの大切さを教えられました。
戦死された皆さんがおられて、自分たちの今があるということは、
まぎれもない事実です。

過去のこの英霊に敬意を払わずして、自分たちの人生はあり得ないと
感じるようになりました。

市の職員に指摘されて、日本人だあることを改めて認識し、
戦死された皆さんの
存在のうえに自分たちが生かされている事実に気づかされました。

今年の10月11日は「命の重みとつながり、歴史の重さ」を改めて
感じる日になりました。

おそらく矢倉さんのご尽力だと思いますが、鳥居が建てられて
屋根つきの門が創られて、整備されていました。

私たち今を生きる日本人は、アジアを中心に世界各地にあるこのような
過去の事実に真摯に向き合って、感謝し生きることが大切だと思います。

バリックパパンに行くことがあったら、ぜひ、参拝をしていただきたいと
思います。
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